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2020年12月26日

大河ドラマを楽しむ方法(25)(『麒麟がくる』第32回)

琵琶湖浮御堂


皆さんこんばんは。
今回は令和2年の大河ドラマ『麒麟がくる』第32回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。

大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!

【『麒麟がくる』の楽しみ方】
・第1~2回 ・第3~4回
・第5~6回 ・第7~8回
・第9~10回 ・第11~12回
・第13~14回 ・第15~16回
・第17~18回 ・第19~20回
・第21回
・『麒麟がくるまでお待ちください』第2~3回
・『麒麟がくるまでお待ちください』第4回
・総集編第1回 ・第22回
・第23回 ・第24回
・第25回・第26回
・第27回 ・第28回
・第29回・第30回
・第31回


まずはあらすじ。

「金ヶ崎の退き口」で殿軍を務めた明智十兵衛光秀(長谷川博己)は、将軍家・足利権大納言義昭(滝藤賢一)の下に報告に訪れていた。

そこで、織田弾正少忠信長(染谷将太)が心配で3日眠れなかった、という摂津掃部頭晴門(片岡鶴太郎)に対して、それほど早く「信長の危機」を知ることができたということは、やはり浅井家の裏切りを知っていたのでは?裏切りでは?と指摘する十兵衛に、晴門は狼狽する。

鉄砲を増やす必要性を感じた信長は、十兵衛と木下藤吉郎秀吉(佐々木蔵之介)に堺にて鉄砲の買い付けを依頼する。

そこで十兵衛は松永弾正久秀(吉田鋼太郎)と対立する筒井順慶(駿河太郎)と会い、信長との会見を約束する。

その後、姉川の戦いで信長は十兵衛の買い付けた鉄砲を利用して浅井・朝倉連合軍に圧勝する。

合戦後、信長は三好三人衆を討つため摂津に出陣するが、そこで本願寺勢の攻撃にさらされ、一緒に出陣していた義昭の手紙で和議に持ち込む。

同時に浅井・朝倉軍が近江・宇佐山城になだれ込み、弟・織田九郎信治と家臣・森三左衛門可成を失う。

信長は、比叡山が浅井・朝倉方としてこの戦いに加担したことを知り、激怒するのであった。

ということで、


<第32回「反撃の二百挺」の感想>


姉川の戦い、野田・福島城攻め、志賀の陣と物語は盛り上がってきたのですが、下記「今日は何の日?徒然日記」さんがおっしゃるように十兵衛の幕臣設定が気になりますね。


関連記事:
ビジネスに活かす戦国合戦術⑨姉川の合戦

関連記事:
ビジネスに活かす戦国合戦術⑭叡山焼き討ち

関連記事:
石山合戦から学ぶ―「理念」のもつパワー

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雑賀・根来合戦から学ぶ―つまらない職場を楽しくする方法


幕臣の身で、信長の命で堺に鉄砲を買いに行くのがよくわからない。
幕府からの出向者的扱いなのであれば、そこはきちんと描くべきかなと思います。

あとは、他の多くの方もおっしゃっていますが駒(門脇麦)の立ち位置もよくわからないですね。
なぜ筒井順慶とも知り合いで、茶会にいるのか?
ちょっとご都合主義が過ぎる気がしますよね。

物語を円滑に運び、登場人物同士のコネクションを簡略化する役割としては必要なのかもしれませんが、ちょっと不自然ですね。

あと、個人的には浅井・朝倉軍の宇佐山侵攻をもうちょっと詳しく描いてほしかったですw

しかし、全体的には面白いですよ!

<第32回の楽しみ方―森可成とは?―>


今回は、浅井・朝倉の宇佐山侵攻で討ち死にした森三左衛門可成について書こうと思います。


関連記事(三左衛門に触れている記事):
大河ドラマを楽しむ方法(12)(『麒麟がくるまでお待ちください』第2~3回)

関連記事(同上):
歴女にクローズアップしてほしい武将

関連記事(同上):
谷口克広『信長と消えた家臣たち』


ドラマ等であまり大きく取り上げられることはほとんどない人物ですが、名前だけは登場することが多い気がします。

出身は清和源氏義隆流の森氏で、八幡太郎源義家の七男・陸奥七郎義隆が森冠者を称したことに始まります。
※足利氏、新田氏も同じ八幡太郎義家の末裔で、新田氏の末裔とされる徳川氏も同族となります。
※尾張毛利氏や幼き徳川家康をさらって織田家に差し出した三河戸田氏も同族です。尾張の戸田武蔵守勝成も同族ではないかという説があります。



関連記事:
これぞ徳川家の柱石・三河武士の死にざまだ!!(山岡荘八『徳川家康』第2巻)

関連記事:
天正伊賀の乱から学ぶ―リーダーがいないと組織はどうなる?


森氏はのちに美濃に移り、土岐氏の家臣となります。

三左衛門自身も元々は土岐美濃守頼芸の家臣でしたが、美濃守が斎藤道三に美濃を追われた際、尾張に逃れて織田備後守信秀の家臣となっています。

ちょうど下記記事の時に当たりますね。


関連記事:
大河ドラマを楽しむ方法(8)(『麒麟がくる』第15~16回)


弘治元年(1555年)には、尾張の下四郡守護代であった織田彦五郎信友を討ち取ったと言われています。
彦五郎を討ったのは三左衛門だったという説があるんです。
※『麒麟がくる』では彦五郎信友は織田孫三郎信光によって暗殺されたという説を採っていました。

関連記事:
大河ドラマを楽しむ方法(8)(『麒麟がくる』第15~16回)


そして翌弘治2年(1556年)、織田勘十郎信勝(信行)が兄・上総介信長に反旗を翻した稲生の戦いにも参陣しています。


関連記事:
大河ドラマを楽しむ方法(9)(『麒麟がくる』第17~18回)


永禄8年(1565年)には美濃金山城主となり、上総介の上洛戦後に近江宇佐山城を与えられました。

元亀元年(1570年)の上記・姉川の戦いでは磯野丹波守員昌と戦いますが、その後上記・浅井・朝倉の宇佐山侵攻に敗れ、討ち死にしてしまいます。

三左衛門は討ち死にしましたが、子孫は活躍します。

次男・武蔵守長可は「鬼武蔵」と恐れられ、織田家の武田領侵攻後は川中島を与えられますが、小牧・長久手の戦いで討ち死に。


関連記事:
天目山の戦いから学ぶ―撤退のベスト・タイミングとは


三男・蘭丸(乱丸)成利、四男・坊丸長隆、五男・力丸長氏は小姓として上総介に仕え、本能寺の変にて上総介と運命を共にします。


関連記事:
本能寺の変に学ぶ―覚悟を決める


六男の左近衛権中将忠政は生き残り、美作津山藩主となります。
その子孫はのち、浅野家の後の播磨赤穂藩主となって幕末を迎えます。

こんな感じで、ドラマの背景にある知識が分かるとドラマをもっと楽しめます!

というわけでまだまだ説明したいことはたくさんありますが、今回は以上です!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

以下もご覧ください!

※トップ画像はイメージです。

○今回登場した人物のフルネーム(参考:「武家や公家の名前について」)
・明智 十兵衛 源 光秀
・征夷大将軍 足利 権大納言(通称不明) 源 朝臣 義昭(義秋、一乗院覚慶)
・織田 弾正少忠(通称は三郎) 平(藤原、忌部) 朝臣 信長
・摂津 掃部頭(中務大輔。通称不明) 藤原(中原) 朝臣 晴門(晴直)
・木下(羽柴) 藤吉郎 (平(豊臣)) 秀吉
・松永 弾正忠(または弾正少弼。通称は不明) 藤原(源?) 朝臣 久秀
・筒井 権少僧都(通称不明) 大神 朝臣 藤勝(藤政。入道順慶)
・織田 九郎 平(藤原、忌部) 信治
・森 三左衛門 源 可成
・鎮守府将軍 陸奥守(通称は八幡太郎) 源 朝臣 義家
・陸奥(森) 信濃守(通称は七郎、森冠者) 源 朝臣 義隆
・戸田 武蔵守(通称は半右衛門) 源 朝臣 勝成
・土岐 美濃守(通称不明。左京大夫) 源 朝臣 頼芸
・斎藤 山城守(通称は新九郎) 藤原 朝臣 利政(道三。他多数)
(長井 新九郎 藤原 規秀)
・織田 備後守(弾正忠。通称は三郎) 藤原(忌部) 朝臣 信秀
・織田 大和守(通称は彦五郎) 藤原(忌部) 朝臣 信友(広信、信豊)
・織田 武蔵守(弾正忠。通称は勘十郎) 藤原(忌部) 信成(達成・信勝・信行)
・磯野 丹波守(通称不明) (氏不明) 朝臣 員昌
・森 武蔵守(通称は勝蔵) 源 朝臣 長可
・森 (通称不明。幼名は乱、もしくは蘭) 源 成利(長定)
・森 (通称不明。幼名は坊) 源 長隆
・森 (通称不明。幼名は力) 源 長氏
・森 左近衛権中将(通称不明) 源 朝臣 忠政
☆武家の「通称」の普及を切に願います!

参考
ゆーくんはどこ?
今日は何の日?徒然日記
韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」

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Posted by Sosuke Washiya at 20:00│Comments(0)テレビ
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