2021年10月26日
250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(5)
皆さんこんばんは。
今回は『250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART』というCDについて、第5弾です。
CDの名前にある通り、有名な作曲家W.A.Mozart(モーツァルト)の生誕250周年記念として作られたCDです。
※モーツァルトの生誕は1761年、このCDがリリースされたのは2005年ですから「250周年を目指して」という意味合いなのだと思います。
まずはCDを買った経緯です。
僕はモーツァルトが大好きなんです(といってもそれほど詳しいわけではありませんが…)。
小学生のときに彼の生涯に魅力を感じ、中学生ときに初めてCDを借りてきて以来ちょこちょこと新しいCDを買って聴いてたりします。
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・モーツァルト
令和元年の5月、そろそろ新しい音源が欲しいと思って仕事の帰りにBook-offに寄って物色していました。
僕は『レクイエム』の音源をもっていなかったのでこの機に手に入れたいと思って探した結果、店にある中で『レクイエム』が収録されているのがこの音源だった訳です。
なるべく全曲について書いていきたいと思っていますので、長い道のりになると思います 笑
↓こちらのCDです。
ベスト・オブ・ベスト・モーツァルト
【これまでの記事】 | |
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・Disc1 1曲目、2曲目 | ・3曲目、4曲目 |
・5曲目、6曲目 | ・7曲目、8曲目 |
交響曲 第41番 ハ長調「ジュピター」K.551~第2楽章 アンダンテ・カンタービレ
この『交響曲第41番』は、上記リンク7~8曲目(39番、40番)とセットで三大交響曲と呼ばれる作品のひとつで、その3作目です。
1788年完成の曲で、今回の音源も下記7~8曲目と同様、
・Libor Pešek(リボル・ペシェック、リボール・ペシェク)指揮
・Český národní symfonický orchestr(チェコ・ナショナル交響楽団)の演奏
となります。
他2作について:
250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(4)
『ジュピター』という愛称で有名なのですが、しかし、日本では『ジュピター』と言えばホルストの『惑星』を基にした平原綾香さんの楽曲が有名ですね。
しかし今回ご紹介しているのはそっちではなく、モーツァルトの交響曲です。
『ジュピター』の愛称はモーツァルト本人が標題として名付けたものではなく、モーツァルトの同時代の作曲家・ヨハン・ペーター・ザーロモンという人が名付けたそうです。
で、今回のペシェック盤の感想ですが、感想云々以前にCDのクレジットが間違ってましたw
CDには「アレグロ・ヴィヴァーチェ」と書いてあるのですが、「アレグロ・ヴィヴァーチェ」は第1楽章であり、第2楽章は上記「アンダンテ・カンタービレ」です。
あとは、交響曲全曲ではなく楽章で切り取るのはこういうベスト盤的な企画ものは仕方ないとは思いますが、なぜ第2楽章なのか?
『ジュピター』と言えば有名なのは第1楽章や第4楽章なのですが、そこで敢えて第2楽章を収録した意図を訊いてみたいものです。
で、聴き比べですが、今回も僕がもっている音源はまず、上記8曲目で取り上げていた
・Karl Böhm(カール・ベーム)指揮
・Berliner Philharmoniker(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)
・1962年の演奏
なのですが、あまり大きな違いは感じられませんでした。
※僕の聴き込み不足だと思います。
↓ジャケットはこちら。
もう1点も同じく前回採り上げた
・Herbert Von Karajan(ヘルベルト・フォン・カラヤン)指揮
・Berliner Philharmoniker(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)
・演奏年代不明
です。
↓ジャケットはこちら
こちらはさすがにカラヤン御大といったところか、録音状況が要因なのか、音の伸びが微妙に違う気がします。
また、冒頭の8秒くらいのところで各楽器が同時に「ジャーン」と音を鳴らすのですが、その微妙なずれも好きです。
これは意図したものではないかもしれませんがw
しかし、今回の音源は前回の40番とは違い、カラヤンの「圧勝」という感じではないですね。
指揮者による違いの出にくい楽章なんでしょうかね。
というわけで、僅差でカラヤン盤の勝利ですw
ディヴェルティメント ニ長調 K.136 第1楽章 アレグロ
Disc2の1曲目です。
この『ディヴェルティメント』とは「喜遊曲」または「嬉遊曲」と訳され、この曲特有の名称ではありません。
形式名というかジャンル名というか、曲の種類を示した言葉です。
ホールでかしこまって聴くような上記41番のような交響曲ではなく、貴族の晩餐や社交場などでBGM的に軽く演奏された室内楽です。
そのためか非常に聴きやすく、こういった曲調の楽曲も踏まえて僕は「モーツァルトはポップだ」と言っていますw
今回のCDに入っている音源は
・Kammerorchester Berlin(ベルリン室内管弦楽団)
の演奏です。
これも交響曲と異なるところですが、このような「室内楽」と呼ばれる音楽は少人数で演奏されるもので、指揮者はいません。
ですから、当然指揮者の特徴は出ないので「聴き比べ」ということもあまりしないのではないかなと勝手に思っています。
(演奏に個性が出にくいので)
ただ、僕のもっている音源はYou Tube等で手軽に聴ける状態にはないので、下記でもご紹介している「気軽にクラシック!」さんに掲載されているフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴いてくださればと思います。
で、具体的にこのK.136の話ですが、なんとこれ、モーツァルトが16歳の時に作曲した曲だそうです。
イタリア旅行から帰ってきた頃に書いた作品で、当時のイタリア音楽の影響を強く受けているそうです。
で、本題とは関係ないのですが、比較のため自分が15歳の時に作った曲を載せておきますw
僕はピアノを習っていたくらいで管弦楽をまともに勉強したわけではないですし、モーツァルトのような天才とはくらぶべくもないのですがw
(ギャグとして受け取ってくださいw)
※15歳の時に作ったメロディとコード進行を活用し、平成23(2011)年、28歳の時に自作RPGのBGMとしてアレンジし直した音源です。
※16歳の時にも大量に曲を作ってはいるのですが、まともな音源がないのでご紹介するのを止めておきますw
参考音源:
Friends Expression (Rearranged)
…すみませんでしたw
とにかく、この『ディヴェルティメント』は僕の好きなモーツァルトの「明るくて軽い」雰囲気なんです。
モーツァルトの曲の生演奏を聴きたいけど、交響曲は気が引ける…という方は、この『ディヴェルティメント』のような室内楽のコンサートに行ってみてはいかがでしょうか?
いや、僕が行きたいですw
というわけで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
以下もご覧ください!
参考
交響曲第41番について
孤独のクラシック ~私のおすすめ~
音楽レガシィ
K.136について
気軽にクラシック!
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今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
Real / Stoning Crows
※筆者は右側でギターを弾いています。
☆音源を聴いていいなと思ったら、下記リンクから是非CDを購入してみてください!
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※上記「REAL」は収録されていません。
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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00│Comments(0)
│音楽
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