2021年01月31日
『麒麟がくる』第35回―細川藤孝について
《令和6年11月12日更新》
皆さんこんばんは。
今回は令和2年の大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』第35回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名をのせています。
まずはあらすじ。
第35回のあらすじ
元亀(げんき)2年(1571年)、比叡山(ひえいざん)焼き討ちの功で織田弾正大弼信長(染谷将太)より近江志賀郡(おうみ・しがぐん)の地を与えられた明智十兵衛光秀(長谷川博己)は、坂本(さかもと)の地に城を建てていた。
織田信長の下で活躍し出世を重ねていた十兵衛は、将軍家・足利権大納言義昭(滝藤賢一)に警戒されていた。
そんな十兵衛は義昭の開く茶会に出席するため本圀寺(ほんこくじ)を訪れた。
そこで細川兵部大輔藤孝(眞島秀和)に、幕臣(ばくしん)・摂津掃部頭晴門(片岡鶴太郎)が十兵衛を斬ろうとしていることを告げられる。
藤孝の助言をきかず、義昭の元に向かう十兵衛は、脚を斬られながらも義昭の下に到着する。
十兵衛の必死の訴えに心を動かされた義昭は、三淵弾正左衛門尉藤英(谷原章介)に命じて藤孝の兵を本圀寺に入れ、摂津を捕縛。
政所執事(まんどころしつじ)の任を解き、摂津は失脚した。
一方で十兵衛は帝(みかど)(坂東玉三郎)に興味をもち、伊呂波太夫(いろはだゆう)(尾野真千子)に相談し、帝に近い位置にいる三条西実澄(石橋蓮司)の下を訪れる。
ということで、
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