2021年01月15日
『麒麟がくる』第33回―延暦寺の歴史
《令和6年7月1日更新》
皆さんこんばんは。
今回は令和2年の大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』第33回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。
まずはあらすじ。
第33回のあらすじ
元亀(げんき)元年(1570年)、浅井(あざい)・朝倉(あさくら)連合軍に近江(おうみ)・宇佐山(うさやま)城を攻められた織田弾正大弼信長(染谷将太)は宇佐山城に舞い戻ったが、浅井・朝倉連合軍が聖域である比叡山(ひえいざん)に立てこもったため、手出しをすることができなかった。
そこで明智十兵衛光秀(長谷川博己)は和睦(わぼく)のため、信長の使者として比叡山に向かった。
かつて越前(えちぜん)にて交流した朝倉左衛門督義景(ユースケサンタマリア)と会談するが、義景は、信長が天台座主(てんだいざす)・覚恕(春風亭小朝)に跪(ひざまづ)かなければ和睦に応じることはできないという。
覚恕は、信長が延暦寺(えんりゃくじ)が支配してきた土地や商売を奪ったことを怒っているという…
ということで、
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