2020年11月20日
『麒麟がくる』第27回―「会合衆」とは何者か?
《令和6年1月3日更新》
皆さんこんばんは。
今回は今年の大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』第27回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。
まずはあらすじ。
第27回のあらすじ
明智十兵衛光秀(長谷川博己)の導きで美濃(みの)に入った足利左馬頭義昭(滝藤賢一)。
織田尾張守信長(染谷将太)は義昭を歓迎し、軍資金1千貫を献上するも、それを見て「どれだけ貧しい民を救えるか」とつぶやく義昭の武家の棟梁(とうりょう)としての資質に不安を抱くのであった。
信長は十兵衛に、京都(きょうと)の様子を見てくるように命じた。
京都についた十兵衛は、先行していた木下藤吉郎秀吉(佐々木蔵之介)と合流する。
京都での義昭の評判を探るべく、十兵衛は駒(こま)(門脇麦)、伊呂波太夫(いろはだゆう)(尾野真千子)を伝って探りを入れ、堺(さかい)の豪商(ごうしょう)・今井宗久(陣内孝則)に会うこととなった。
宗久は、京都と堺の安寧を願っていた。
三好(みよし)一派を援助してはいたが、それは京都と堺の平穏のため。
織田信長ら一党が鎧兜をつけずに上洛(じょうらく)するのなら、三好支持を止めると約束する宗久であった。
岐阜(ぎふ)に戻った十兵衛はこのことを信長と家臣団に話すが、家臣団の反発に遭う。
そこで信長は、義昭に判断をゆだねた。
義昭は、鎧兜をつけずに上洛するという。
こうして織田(おだ)家の面々は南近江(みなみ・おうみ)の六角(ろっかく)氏を打ち破り、三好一派は京都を去り、武装を解いて上洛することで宗久との約束を守ったのであった。
ということで、
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