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2020年10月31日

鳥取城の戦いに学ぶ―長期戦を避けるべし

鳥取城城門
fuku41さんによる写真ACからの写真
《令和5年8月28日更新》

皆さんこんばんは。
今回は「ビジネスに活かす戦国合戦術」第33弾として、「鳥取(とっとり)城の戦い」について、ビジネス的視点で学んでいこうと思います。
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。

【ビジネスに活かす戦国合戦術シリーズの過去記事】
第5回 長良川の合戦        第6回 桶狭間の合戦
第12回 三方ヶ原の合戦      第14回 叡山焼き討ち
第18回 長篠の合戦          第21回 高遠城の合戦
第22回 江古田原沼袋の戦い   第23回 天目山の戦い
第24回 権現山の戦い        第25回 天正伊賀の乱
第26回 石山合戦           第27回 新井城の戦い
第28回 雑賀・根来合戦       第29回 第一次国府台の戦い
第30回 上月城の戦い        第31回 河越城の戦い
第32回 三木合戦


※『歴史と旅』増刊「日本合戦総覧(昭和63年1/10臨時増刊、秋田書店)」の新光江氏の記事をベースに他ブログさんの記事などを参考にさせていただいております(下記)。

近年見直されつつありますが、日本は昭和~平成にいたっても根強く「精神論」が振りかざされていました。


昭和以来の仕事観の変化についての記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
仕事に対する価値観は変わった

関連記事:
スポーツへの偏った礼賛、やめませんか?


令和の今になってようやく「気合いと根性で何とかなる」と大真面目に語られることは少なくなりましたが、僕らの考えの根底の部分にまだまだ精神論は残っています。

その一つが「長時間働いたら『頑張っている』と評価される」という風潮です。

時間を使っていれば、効率が悪くても「頑張っている」と評価する人がまだまだ多数います。

そのため、成果が上がらなくとも残業をして長時間働き、前日の残業のせいで休養が足りず集中力が下がっているため仕事が終わらず、またその日も残業するという悪循環が起きています。

こういった日々の蓄積でさらに仕事の効率が下がり、すぐに終わる仕事も終わらせることができず、どんどん蓄積していきます。


関連記事:
若松義人『トヨタ流「最強の社員」はこう育つ』

関連記事:
山崎の戦いに学ぶ―大事なことをひとつ決める

関連記事:
天正伊賀の乱から学ぶ―リーダーがいないと組織はどうなる?


デスクの中もデスクの上も未処理の書類であふれかえっていきます。

そんな状態を毎日見ていると仕事に対する意欲も下がり、さらにさらに効率が下がっていきます。

今回は、そういった「長期戦」がどんなに悲惨なことなのかを「鳥取城の戦い」から学んでいこうと思います。

また、後半では長期戦を避けるための手立てを説明していきます。
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2020年10月27日

250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(2)

Mozart 250 years of the birth of Mozart


皆さんこんばんは。
今回は『250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART』というCDについて、第2弾です。

CDの名前にある通り、有名な作曲家W.A.Mozart(モーツァルト)の生誕250周年記念として作られたCDです。
※モーツァルトの生誕は1761年、このCDがリリースされたのは2005年ですから「250周年を目指して」という意味合いなのだと思います。

まずはCDを買った経緯です。

僕はモーツァルトが大好きなんです(といってもそれほど詳しいわけではありませんが…)。

小学生のときに彼の生涯に魅力を感じ、中学生ときに初めてCDを借りてきて以来ちょこちょこと新しいCDを買って聴いてたりします。


モーツァルト関連の記事を読みたい方は、下記リンクをクリックしてください:
・モーツァルト『交響曲第40番』第1楽章、打ち込み完成!

関連記事:
・ポケットスコア/モーツァルト「ジュピター」

関連記事:
・ポケットスコア/モーツァルト「ハフナー」

関連記事:
・アマデウス

関連記事:
・黒田恭一『はじめてのクラシック』

関連記事:
・モーツァルト


去年の5月、そろそろ新しい音源が欲しいと思って仕事の帰りにBook-offに寄って物色していました。
僕は『レクイエム』の音源をもっていなかったのでこの機に手に入れたいと思って探した結果、店にある中で『レクイエム』が収録されているのがこの音源だった訳です。

なるべく全曲について書いていきたいと思っていますので、長い道のりになると思います 笑

↓こちらのCDです。
【中古】 モーツァルト:ベスト・オブ・ベスト モーツァルト/(クラシック),モーツァルト(作曲),マルチェロ・ロタ(cond),チェコ・ナショナル交響楽団,リボル・ペシェク(cond),ベルリン室内管弦楽団,東京ゾリステン,ジャック・ラ 【中古】afb



・1曲目、2曲目についてはこちらです。
250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(1)

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2020年10月23日

『麒麟がくる』第25回―朝倉氏の系譜


《令和6年3月29日更新》

皆さんこんばんは。
今回は令和2年の大河ドラマ『麒麟がくる』第25回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。

大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。

【『麒麟がくる』の楽しみ方】
・第1~2回―当時の三傑と明智家/リアルな戦の描写 ・第3~4回―美濃の情勢/織田家の状況
・第5~6回―当時の京都の情勢 ・第7~8回―尾張国内の政治情勢/当時の三河情勢
・第9~10回―土岐一族とは/織田家の血縁関係 ・第11~12回―なぜ朽木谷か?/信長家臣団の萌芽
・第13~14回―戦国最強の傭兵団/村木砦の戦い ・第15~16回―織田一族の関係性/新九郎高政の重臣たち
・第17~18回―斎藤家の血族関係/永禄元年までの織田家 ・第19~20回―足利将軍家の動き/桶狭間の戦い
・第21回―松平蔵人の親族
・『麒麟がくるまでお待ちください』第2~3回―斎藤道三二代説/前田利家の生涯
・『麒麟がくるまでお待ちください』第4回―羽柴藤吉郎の名称
・総集編第1回 ・第22回―三好氏の血縁関係
・第23回―三好氏の血縁関係(2) ・第24回―剣豪の系譜


まずはあらすじ。



第25回のあらすじ


近江・矢島(おうみ・やじま)にて還俗(げんぞく)した僧・覚慶(滝藤賢一)は足利左馬頭義昭と名乗る。
しかし、矢島を領していた六角(ろっかく)家が三好(みよし)家に同調する動きを見せたため、義昭を擁する細川兵部大輔藤孝(眞島秀和)一行は、明智十兵衛光秀(長谷川博己)の手引きで越前・敦賀(えちぜん・つるが)へ移る。

しかし、越前を領する朝倉左衛門督義景(ユースケ・サンタマリア)はあいまいな態度を続け、上洛(じょうらく)する気配を見せぬまま月日が経った。

永禄(えいろく)10年(1567年)、尾張(おわり)織田上総介改め尾張守信長はついに美濃(みの)・斎藤治部大輔龍興を打倒し、美濃一国を手に入れ稲葉山(いなばやま)城へと拠点を移した。

その知らせを受けた十兵衛は、母・牧(まき)(石川さゆり)を連れて故郷である美濃・明智荘(あけちのしょう)を訪れた。

その帰途、稲葉山城の織田信長を訪問した十兵衛は、信長に仕えないかとの誘いを受ける。
やんわりと断った十兵衛は、信長に義昭の上洛を手伝うよう依頼する。
快く引き受け、やる気に満ち溢れる信長であった。

越前に帰った十兵衛は、義昭の訪問を受ける。
義昭は、庭で羽を運ぶ蟻を見て、「皆の力を借りれば大きなことができる」ということを悟り、将軍職(しょうぐんしょく〔本来は「しょくぐんしき」〕)就任への意欲を見せた。

ということで、
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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00Comments(0)テレビ

2020年10月19日

『麒麟がくる』第24回ー剣豪の系譜

雪降る夜明けの京都市東山の二年坂を下る
《令和5年7月3日更新》

皆さんこんばんは。
今回は今年の大河ドラマ『麒麟がくる』第23回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。

大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。

【『麒麟がくる』の楽しみ方】
・第1~2回―当時の三傑と明智家/リアルな戦の描写
・第3~4回―美濃の情勢/織田家の状況
・第5~6回―当時の京都の情勢
・第7~8回―尾張国内の政治情勢/当時の三河情勢
・第9~10回―土岐一族とは/織田家の血縁関係
・第11~12回―なぜ朽木谷か?/信長家臣団の萌芽
・第13~14回―戦国最強の傭兵団/村木砦の戦い
・第15~16回―織田一族の関係性/新九郎高政の重臣たち
・第17~18回―斎藤家の血族関係/永禄元年までの織田家
・第19~20回―足利将軍家の動き/桶狭間の戦い
・第21回―松平蔵人の親族
・『麒麟がくるまでお待ちください』第2~3回―斎藤道三二代説/前田利家の生涯
・『麒麟がくるまでお待ちください』第4回―羽柴藤吉郎の名称
・総集編第1回
・第22回ー三好氏の血縁関係
・第23回ー三好氏の血縁関係(2)

まずはあらすじ。

将軍家足利義輝(向井理)は京・二条御所(きょう・にじょうごしょ)にて三好(みよし)家の凶刃(きょうじん)に倒れた。
越前(えちぜん)でその知らせを聞いた明智十兵衛光秀(長谷川博己)は怒り、朝倉左衛門督義景(ユースケ・サンタマリア)の許しを請うて大和(やまと)へ向かう。

大和で松永弾正久秀(吉田鋼太郎)を糾弾する十兵衛。
久秀は、三好の暴挙は自分の落ち度だという。
十兵衛は怒りの矛先を久秀に向けそうになるも回避し、久秀は十兵衛に近江・甲賀(おうみ・こうか)へ向かえという。
甲賀には前将軍家義輝の弟・一乗院覚慶(滝藤賢一)が匿(かくま)われているという。
そして、越前の朝倉義景から久秀に届いた文によれば、覚慶の器如何によっては義景は越前で引き受けてもよいと言っているとのこと。

甲賀に着いた十兵衛は覚慶に謁見した。
覚慶は「将軍(しょうぐん)」という役職を重圧に感じており、大和から出てきたのも「死にたくない一心で逃げてきた」という。

覚慶の器に疑問を感じた十兵衛は、越前に帰った。
十兵衛は、義景の質問に「(義昭の器は)いかがなものかと思う」と答えるのであった。

ということで、
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2020年10月15日

三木合戦に学ぶ―モチベーションの源を確保する

別所長治公
《令和5年6月11日更新》

皆さんこんばんは。
今回は「実生活に活かす戦国合戦術」第32弾として、「三木合戦(みきがっせん)」について、ビジネス的視点で学んでいこうと思います。
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。

【ビジネスに活かす戦国合戦術シリーズの過去記事(抜粋)】
第5回 長良川の合戦   第6回 桶狭間の合戦
第12回 三方ヶ原の合戦  第14回 叡山焼き討ち
第18回 長篠の合戦   第21回 高遠城の合戦
第22回 江古田原沼袋の戦い   第23回 天目山の戦い
第24回 権現山の戦い   第25回 天正伊賀の乱
第26回 石山合戦   第27回 新井城の戦い
第28回 雑賀・根来合戦   第29回 第一次国府台の戦い
第30回 上月城の戦い   第31回 河越城の戦い


※『歴史と旅』増刊「日本合戦総覧(昭和63年1/10臨時増刊、秋田書店)」の神谷次郎氏の記事をベースに他ブログさんの記事などを参考にさせていただいております(下記)。

ブログをやっていたりtwitterやfacebookなどで情報発信をしていると、時々疲れてきて嫌になることがありますよね。

実際にそれで情報発信を止めてしまう人も多く、しばらくして復活すればいい方ですが、止めて以来永遠にさようならということもありうるわけです。

僕も経験したことがあります。

僕がこの情報発信を始めたのは平成16年(2004年)、今から16年前、21歳のときです。
初めはCGIというシステムを使ったWeb日記でした。

その翌年には今では一般的な「ブログ」というシステムが普及し、僕も「さぽろぐ」さんの前身である「チャンネル北国.tv」さんでブログを始めました。

ブログ初回記事を読みたい方は、下記リンクをクリックしてください:
はじめまして☆

単純計算で15年はブログをもっている訳ですが、その間中断していた時期もありました。

それは平成22年(2010年)から同28年(2016年)にかけての6年間です。

ブログをせっせと更新する意味が見いだせなくなったのです。

参考記事:
ブログ投稿記事数1000件到達!

しかし、平成28年の復活後は4年半続いており、中断前の期間と合わせると10年近く情報発信していることになります。

参考記事:
ブログ再開

それだけ長くやるには上記の「嫌になる」というトラップを潜り抜けなければいけないのですが、その前にまず、今回のヒントとなる「三木合戦」を見ていきましょう。
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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00Comments(2)趣味

2020年10月11日

徳川家康の生涯を貫く思想―山岡荘八『徳川家康』第4巻

徳川家康4巻
《令和5年7月4日更新》

皆さんこんばんは。
今回は山岡荘八氏の大作『徳川家康』(全26巻)の草創期である第4巻「葦(あし)かびの巻」のご紹介です。

個人的にはこの『徳川家康』は祖母が愛読していたということで、愛着のある作品です。

読み始めたのは去る平成24年。今から8年前です。

他の本に浮気しつつも全26巻を最初に読み終えたのが、2年後の平成26年ごろだったと思います。

直後に2回目を読み始め、それが終わったのがまた2年後の平成28年ごろ。
またすぐに3回目を読み始めて今は23巻を読み終わったところです。

徳川家康というと、「織田信長と豊臣秀吉が作り上げた天下統一の功績を、関ヶ原(せきがはら)の戦いと大坂(おおさか)の陣で豊臣(とよとみ)家を滅ぼしてかっさらった」みたいな言われ方をしていますが、僕はそれを払拭(ふっしょく)したい!

この小説は全26巻あるので非常にハードルが高いのですが、この小説さえ読んでいただければ、家康のそういった「古狸(ふるだぬき)」的なイメージは一新できると信じているのです。
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。

【これまでのレビュー】
平和への願いとともに生まれた徳川家康(山岡荘八『徳川家康』第1巻)

これぞ徳川家の柱石・三河武士の死にざまだ!!(山岡荘八『徳川家康』第2巻)

言葉と人間の本質を見極めた「人間学」―山岡荘八『徳川家康』第3巻

では、まずは第4巻のあらすじです。
※説明の都合上、エピソードの登場順は多少前後しています。

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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00Comments(2)

2020年10月07日

『麒麟がくる』第23回―三好氏の血縁関係(2)

晴れの清水寺
《令和5年11月19日更新》

皆さんこんばんは。
今回は今年の大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』第23回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。

大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
※記事下部に人物の読み仮名をのせています。

【『麒麟がくる』の楽しみ方】
・第1~2回―当時の三傑と明智家/リアルな戦の描写 ・第3~4回―美濃の情勢/織田家の状況
・第5~6回―当時の京都の情勢 ・第7~8回―尾張国内の政治情勢/当時の三河情勢
・第9~10回―土岐一族とは/織田家の血縁関係 ・第11~12回―なぜ朽木谷か?/信長家臣団の萌芽
・第13~14回―戦国最強の傭兵団/村木砦の戦い ・第15~16回―織田一族の関係性/新九郎高政の重臣たち
・第17~18回―斎藤家の血族関係/永禄元年までの織田家 ・第19~20回―足利将軍家の動き/桶狭間の戦い
・第21回―松平蔵人の親族
・『麒麟がくるまでお待ちください』第2~3回―斎藤道三二代説/前田利家の生涯
・『麒麟がくるまでお待ちください』第4回―羽柴藤吉郎の名称
・総集編第1回 ・第22回―三好氏の血縁関係


まずはあらすじ。



第23回のあらすじ


将軍家足利義輝(向井理)より、織田上総介信長(染谷将太)を上洛(じょうらく)させるように頼まれた明智十兵衛光秀(長谷川博己)は、尾張(おわり)にいた。
信長に謁見し上洛するよう依頼するも、今は斎藤(さいとう)との戦いで忙しい、と断られてしまう。

早々に立ち去った信長に代わり話相手としてやってきた木下藤吉郎(佐々木蔵之介)から、松永弾正久秀(吉田鋼太郎)が黒幕となり、将軍家義輝襲撃の計画があることを知らされる十兵衛。

急いで大和(やまと)へ行き、松永久秀と会った十兵衛は、久秀の胸中を知らされる。
義輝では将軍(しょうぐん)は務まらない。
殺しはしない、追放するだけだと言われ、義輝の側近であったはずの細川兵部藤孝が現れる。
藤孝までもが義輝を見限っていることを知り、十兵衛は計画を防ぐことが絶望的であることを悟った。
(きょう)に戻って義輝に会い、涙する十兵衛であった。

ということで、
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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00Comments(0)テレビ

2020年10月03日

河越城の戦いから学ぶ―基準を満たすまで手綱を緩めてはいけない

川越城 本丸御殿
《令和5年12月8日更新》

皆さんこんばんは。
今回は「ビジネスに活かす戦国合戦術」第31弾として、「河越(かわごえ)城の戦い」について、ビジネス的視点で見直していこうと思います。

この合戦の動員人数を知りたい方は下記リンクをタップしてください(参考記事に飛びます):
各合戦の動員人数について(5)川越城の合戦
※以前は「川越(かわごえ)城」と表記していましたが、今回より、当時の表記に倣い「河越城」と表記することにしました。

関連記事:
『関八州古戦録』

【ビジネスに活かす戦国合戦術シリーズの過去記事】
第5回 長良川の合戦   第6回 桶狭間の合戦
第12回 三方ヶ原の合戦  第14回 叡山焼き討ち
第18回 長篠の合戦   第21回 高遠城の合戦
第22回 江古田原沼袋の戦い   第23回 天目山の戦い
第24回 権現山の戦い   第25回 天正伊賀の乱
第26回 石山合戦   第27回 新井城の戦い
第28回 雑賀・根来合戦   第29回 第一次国府台の戦い
第30回 上月城の戦い

新型コロナウイルスによる武漢肺炎で外出自粛を余儀なくされて久しいですが、皆さんはどんな風に過ごしていますか?

令和2年4月の緊急事態宣言以来在宅ワークを続ける会社、宣言解除後は在宅ワークをなくした会社、そもそも在宅ワークをさせていない会社。

業種・業態など様々なため、一概に「自粛をしないなんてけしからん」というわけにもいかないようですが、個人はどうでしょうか?

皆さん、自粛されてますか?

大抵の方は「自粛」自体はされていると思うのですが、どのくらい自粛されてますか?

里帰りを控えている方、休日に電車に乗るような距離の外出を控えている方、買い物自体を控えている方、さまざまだと思います。
(お住まいの地域にもよりますね)

緊急事態宣言の頃と比べてどうでしょうか?

流石に、緊急事態宣言の頃よりは動いているのかなと思います。

では、7月末に感染者が再び増え始めたときと比べてどうでしょうか?

自粛が緩くなっている方が多いのかなという印象です、

それって、自粛を「緩めた」のですか?それとも、「緩んじゃった」のですか?

「緩めた」としたらなぜ?

どういう根拠で大丈夫だと思ったのですか?

今回は、戦国時代に似たような状況で敗北した人々の話です。
※記事下部に人物の読み仮名をのせています。

まずは合戦の流れをご覧ください!
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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00Comments(0)趣味