2016年02月01日
司馬遼太郎『関ヶ原』上
《令和6年3月7日更新》
ブックレビューも久方振りですね。
やり方を少しずつ思い出しながら、ブログ更新!
言わずと知れた大歴史小説家、司馬遼太郎氏。
彼が秀吉(ひでよし)死後~関ヶ原(せきがはら)の合戦を描いた作品。
『関ヶ原』下巻のレビューを読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
司馬遼太郎『関ヶ原』下
関連記事:
司馬遼太郎『関ヶ原』中
関連記事:
関ヶ原の戦いに学ぶ―相手に納得感を与える
この作品自体の感想に入る前に、司馬遼太郎氏の作風に関して…
↓こちらの本について書いています。
関ヶ原(上)(新潮文庫)
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2009年12月10日
夏目漱石『文学評論』
皆さん、こんばんは。
今回は夏目漱石が自分の講義原稿から書き起こした作品『文学評論』についてです。
もともと僕は、「文学」自体に興味があるわけではなく(ていうか、むしろ興味がない)、単に夏目漱石のファンであり、彼の小説作品を読みつくしてしまったために、このような非小説の作品にたどり着いたというわけです。
なので、読むのがとてもつらかった(笑
(僕が読んだのは講談社学術文庫版だが、巻末の解説も含めると645ページあるw 興味のある分野だとそれくらいなんのそのだが、興味のない分野だったので、なかなか進まなかった)
しかも、僕はたいてい本は電車の中で読むのだが、ここ一年くらいは疲れ切って電車に乗ることが多くて、車内で寝るのが習慣化してしまって、しばらく本が読めなかった。
(あと、電車に乗る時間自体が少なくなった時期もあった)
しかし、最近になって「これじゃ、いかん」と思い、再び電車内で本を読むようになりました。
実は、この本を読了するのに年単位の時間が経過しています(笑
夏目漱石の名前の登場する記事:
苦難の時代の幕開け―山岡荘八『徳川家康』第5巻
同関連記事:
ビジネスに活かす戦国合戦術⑫三方ヶ原の合戦
夏目漱石関連の記事:
夏目漱石『こころ』におけるKの寿命問題
↓こちらの書籍について書いています。
文学評論 (講談社学術文庫)
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2009年10月11日
中川収『奈良朝政争史』―奈良時代の陰謀と策謀
《令和6年7月22日更新》
皆さん、こんばんは。
今日は教育社歴史新書<日本史>の14、中川収氏の『奈良朝(ならちょう)政争史』についてです。
題名のとおり、奈良時代の政治的な争いについて書かれた本。
奈良に関連した記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
水野祐『大和の政権』
「政治争い」関連の記事:
『麒麟がくる』第22回―三好氏の血縁関係
同関連記事:
『麒麟がくる』第7~8回ー尾張国内の政治情勢/当時の三河情勢
同関連記事:
『麒麟がくる』第5~6回―当時の京都の情勢
↓こちらの本について書いています。
奈良朝政争史―天平文化の光と影 (1979年) (教育社歴史新書―日本史〈14〉)
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2009年08月30日
森田悌『受領』―政治腐敗によるパワーバランスの転換
《令和6年3月19日更新》
皆様、ご無沙汰しておりました。
8月に入って妙にあわただしく、なかなか時間がとれずに、いつの間にか季節の変わり目に突入してしまいました><
そうこうしているうちにこのブログのアクセス数も落ちてきて、ちょっとあせってます(笑
というわけで、今回は教育社歴史新書の10、森田悌氏著の『受領(ずりょう)』についてです。
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2009年07月15日
川副武胤『古事記の世界』
Kai VogelによるPixabayからの画像
《令和6年7月1日更新》
おはようございます。
今回は川副武胤氏著の『古事記(こじき)の世界』についてなんですが、また本の内容を覚えていないという体たらくです。すんませんw
ということで、また本をパラパラっと見返してみました。
『古事記』の登場する記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
『麒麟がくる』第33回―延暦寺の歴史
『古事記』に登場する応神天皇に触れている記事:
鶴岡八幡宮を味わう(2)―大銀杏と本宮
『古事記』の基になった時代の天皇「倭の五王」等に触れている記事:
佐伯有清『古代の東アジアと日本』
↓こちらの本について書いています。
古事記の世界 (教育社歴史新書 日本史 9)
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2009年06月09日
井上辰雄『熊襲と隼人』
《令和6年3月22日更新》
こんにちは。
今回は井上辰雄氏の著書『熊襲(くまそ)と隼人(はやと)』についてです。
教育社歴史新書の8ですね。
とかいって、僕自身がこの本の内容を全然覚えていなくて、ぱぱっと復習しました。
古代史関連の他の記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
林陸朗『古代末期の反乱』
同関連記事:
松本清張『邪馬台国』
同関連記事:
安本美典『卑弥呼の謎』
↓こちらの本について書いています。
熊襲と隼人 (教育社歴史新書 日本史 8)
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2009年05月19日
庄司浩『辺境の争乱』
《令和6年7月15日更新》
こんばんは。
というわけで、今回は庄司浩先生が平安(へいあん)末期の「前九年(ぜんくねん)の役」、「後三年(ごさんねん)の役」について書いた『辺境の争乱』についてです。
1977年初版の本で、教育者歴史新書の5ですね。
前九年の役関連の記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
穴八幡宮
同関連記事:
『青天を衝け』第10回―安藤信正について
同関連記事:
『麒麟がくる』第43回―波多野家について
↓こちらの本について書いています。
辺境の争乱 (教育社歴史新書 日本史 5)
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2009年02月11日
阿部猛『摂関政治』
《令和6年2月19日更新》
またご無沙汰しておりました。
今回は再び、僕の大好きな阿部猛大先生の著書『摂関政治(せっかんせいじ)』についてです。
阿部猛氏の著書が気になった方は、下記リンクをタップしてください:
阿部猛『下剋上の社会』
関連記事:
『麒麟がくる』第26回―摂関家の系譜
関連記事:
「摂政」の歴史
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2009年01月11日
阿部猛『下剋上の社会』
《令和5年12月31日更新》
こんにちは。
今回は、日本中世史を勉強している人にはおなじみの阿部猛さんの著書『下剋上(げこくじょう)の社会』についてです。
「下剋上」といえば北条早雲(ほうじょう そううん)とか斎藤道三(さいとう どうさん)、松永久秀(まつなが ひさひで)などを思い浮かべると思いますが、この本は誰か特定の人物の列伝を書いたものではなく、「下剋上」の時代の社会風俗について書いた本です。学術論文です(笑
阿部猛氏の著書が気になる方は、下記リンクをタップしてください:
阿部猛『摂関政治』
「下剋上」関連の記事:
大航海時代に日本が侵略されなかった理由(7)―1549年時点での統一状態について
同関連記事:
「士農工商」は身分制ではない―歴史の解釈は変わる
↓こちらの本について書いています。
【中古】 下剋上の社会 教養の日本史/阿部猛(著者) 【中古】afb
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2008年12月13日
宮脇俊郎『ギターの構造に強くなる本!』
《令和6年3月21日更新》
こんにちは。
今回は、ギタリストの宮脇俊郎さんの著書『ギターの構造に強くなる本!』について。
僕がこの本を買ったのは高校生のとき。
僕は実はギターの改造とかにはあまり興味がないのですが、エレクトリックギターというものは、調子が悪くなるとどうしても自分で中をあけていじらなくてはいけないことがあるので、そのときのために買いました。
エレクトリックギターのメンテナンス関連の他の記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
ギター弦/ERNIE BALL 2251
同関連記事:
はんだごてを買った
音響機材についての記事:
Tube Rotosphere MKII
↓こちらの本について書いています。
ギターの構造に強くなる本!
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