さぽろぐ

  映画・TV・音楽  |  その他の都道府県・海外

新規登録ログインヘルプ


2009年10月11日

中川収『奈良朝政争史』



皆さん、こんばんは。

今日は教育社歴史新書<日本史>の14、中川収氏の『奈良朝政争史』についてです。

題名のとおり、奈良時代の政治的な争いについて書かれた本。

言及しているのは、長屋王、藤原広嗣、橘奈良麻呂、藤原仲麻呂、道鏡など、おなじみの奈良時代の人物たちです。

この時代も非常に面白い。

また、本に書かれている内容からは多少ずれますが、この時代に関して一種の感慨がある。

奈良時代から平安初期にかけては内容がとても濃い気がする。

教科書に書かれている密度が濃いので大化改新から奈良時代、平安時代初期にかけてはずいぶんと時間が経っている気になりますが、大化改新から平城京遷都までは100年経ってないんですよね。

仮に、今年(2009年)平城京遷都をしたとすると、大化改新(乙巳の変)が起きたのは1944年(※)という計算になります。
(※最初1954年と書きましたが、計算ミス>< 1944年でした)

そう考えるとこの頃はまだ蘇我氏が権勢を誇っていた時代の記憶が新しいんですよね。

当時は今より寿命が短いとしても、大化改新の時代を経験した人が結構生きていたはず。

そういう風に、当時の感覚を想像してみるのもまた面白い。


また全然話がずれますが、「感覚を想像してみる」という観点で文化史を考えるのも面白い。
「今から○○年前は、□□文化、その時代から同じだけ昔を想像すると…」という感じで。

今から200年前の文化は化政文化。
化政文化の200年前は桃山文化後期~寛永文化初期ですよね。

今から考えると化政文化と寛永文化はそれほど劇的な変化はないように感じられるから、もしかしたら今から200年後に平成の文化を振り返ると、化政文化とそれほど変わらない、という感想が出るのかもしれません。
(といっても、この200年の間に開国、産業革命、IT革命などすさまじい変化が起こっているので、そうとも限らないかもしれませんが)

まぁ、200年後に日本が独立国家として残っているのか、日本人が民族として残っているのか不安ですが(笑

/
記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は「ポケットスコア/モーツァルト『ハフナー』」について。

人気ブログランキングへ
あなたの英語発音を100点満点で採点する英会話教材









↓山本紗代さん、峰さやかさん等が参加してます。よろしく~


//
10/1 CANDY MONDAYブログ更新!!→→CANDY MONDAYのマンドレ・カンドレ~we've tried to escape from the realities~

5/31 個人ホームページ休止(大幅改装予定)

1/10 クロックエンド ブログ兼BBS休止→コチラ

1/10 クロックエンド携帯用簡易版サイト休止→コチラ

1/10 クロックエンド ホームページ休止→コチラ

ボーカル、バンドスタッフ募集!!
詳しくはこちら



あなたにおススメの記事


follow us in feedly
同じカテゴリー()の記事画像
乙一『The Book』
澤田秀雄『思う、動く、叶う! 限界を突破するエネルギー』
同じカテゴリー()の記事
 司馬遼太郎『関ヶ原』上 (2016-02-01 14:25)
 夏目漱石『文学評論』 (2009-12-10 23:17)
 森田悌『受領』 (2009-08-30 02:53)
 川副武胤『古事記の世界』 (2009-07-15 09:22)
 井上辰雄『熊襲と隼人』 (2009-06-09 12:41)
 庄司浩『辺境の争乱』 (2009-05-19 20:00)

Posted by Sosuke Washiya at 20:00│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。