2008年09月21日
松本清張『邪馬台国』

《令和5年12月28日更新》
こんにちは。
今回は松本清張の「清張通史」シリーズの1『邪馬台国(やまたいこく)』についてです。
推理小説作家で、史学の造詣も深い松本清張が書いた歴史書です。
僕は古代史学界の事情は知らないので、学界での松本清張の評価は知りませんが(ご在命時には学説としては認知されていなかったようです)、内容は面白かったです。
古代史に興味のある方は、下記リンクをタップしてください:
水野祐『大和の政権』
関連記事:
佐伯有清『古代の東アジアと日本』
関連記事:
安本美典『卑弥呼の謎』
↓こちらの本について書いています。
邪馬台国 (講談社文庫―清張通史)
文献史料に基づいて詳細な検討が加えられて、大胆な説が唱えられていて面白いです。
『魏志(ぎし)』「東夷伝(とういでん)」での「倭(わ)」と「倭人(わじん)」の記述の違いとか(「倭」は地域を示すのか、民族を示すのか、とか)、古代、朝鮮(ちょうせん)半島の南端と北九州(きたきゅうしゅう)は同じ「倭」で、朝鮮半島の「倭」と北九州の「倭」を区別するために、北九州の「倭」を「倭人」と表記したんじゃないかとか(現在半島の方でよく言われている、朝鮮民族と日本民族が同じという説がありますが、それは違うようです。確かに古代朝鮮半島南端にいた民族と古代日本人は同族であったようですが、古代朝鮮半島南端にいた民族は現在の朝鮮民族ではなかったようです。現在の朝鮮民族のルーツは半島北部の高句麗(こうくり)の民族で、南端の民族とは別物だというのが日本での通説らしいです。本の内容とは関係なく、余談ですが)。
日本人のルーツに関する研究についての記事:
樋口隆康『日本人はどこから来たか』
また、古代中国の歴史書に書かれている文字が、果たして通説の通りの読み方だったかどうかは疑問で、「卑弥呼」が「ヒミコ」ではなく「ヒムカ」と読まれていたのではないか、という説など。
(ちなみに「ヒムカ」とは「日向(ヒュウガ。現在の宮崎県)」の本来の読み方と同じです)
そんなことが書かれています。
文庫版だと文字が小さくて、ちと読みづらいかも。
ところで、しばらく古代史の新しい本は読んでいませんが、今はどんな説が通説なんでしょうね?
ちょっと興味が出てきました(笑
※トップ画像はイメージです。
その他古代史についての記事:
森田悌『受領』
同関連記事:
川副武胤『古事記の世界』
参考
邪馬台国 女王 卑弥呼の一生
Independents' Weblog
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次回は『北斗の拳』25~27巻について。
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Posted by 鷲谷 城州 at 16:06│Comments(0)
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