2008年10月21日
卑弥呼と謎の四世紀―古代日本と東アジアの交錯(佐伯有清『古代の東アジアと日本』)

《令和6年10月30日更新》
こんばんは。
今回は教育社歴史新書の第1弾である佐伯有清氏著の『古代の東アジアと日本』という本について。
【歴史関係の本についてのこれまでの記事】 | |
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・安本美典『卑弥呼の謎』 | ・徳川主力軍は不在だった?関ヶ原合戦の意外な真実と豊臣家の行方―笠谷和比古『関ヶ原合戦』 |
・上杉和彦『源頼朝と鎌倉幕府』 |
これも高校時代に読んだ本ですが、僕は昔は歴史全般に興味があって、なんだかんだ言って中世がいちばん好きでしたが、古代史も割りと好きだったんですね。
特にこの本で取り上げている卑弥呼(ひみこ)の問題や、「謎の四世紀」の話(注:卑弥呼が登場した三世紀のあと、「倭(わ)の五王」が登場する五世紀まで、日本についての記録が残っていない)や、「倭の五王」の話なんか好きでした(そのほか古代史の括りでは、古代末期の院政(いんせい)(この時代を「中世(ちゅうせい)」とする人もいる)なんかも好きなんですが、その話は置いときます)。
邪馬台国関連の書籍について知りたい方は、下記リンクをタップしてください:
松本清張『邪馬台国』
関連記事:
安本美典『卑弥呼の謎』
関連記事:
水野祐『大和の政権』
関連記事:
川副武胤『古事記の世界』
↓こちらの本について書いています。
古代の東アジアと日本 (1977年) (教育社歴史新書―日本史〈1〉)
で、この本はその当時の日本と、朝鮮(ちょうせん)半島や中国(ちゅうごく)の諸王朝とのかかわりなどが書いてあります。
古代日本の対朝鮮半島政策に言及している記事:
鶴岡八幡宮を味わう(2)―大銀杏と本宮
有名な話ですが、卑弥呼の時代なんかは中国では三国(さんごく)時代で、まさに魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)が争っていたりして、それ以前の二世紀末に起こった「倭国大乱(わこく・たいらん)」(未だ統一されていなかった倭の諸王が互いに争い始めた)は、後漢(ごかん)の衰退による東アジアへの統率力の低下がひとつの要因なのではないか、とか。
ただ、この文庫本自体が1979年の発行で、内容が書かれたのはもっと古いはずなので、今では覆されたりしている説が書いてあるかも。
古い本にしろ、新しい本にしろ、歴史を学ぶ際には「〇〇は△△だった」と断定して信じるのではなく、「××には□□と書かれている。だが実際はどうだったかわからない」というように一線引いて接するのがよいのではないかと思います。歴史の通説なんて、しょっちゅうひっくり返ってるらしいですから。
歴史関係の本についての次回の記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
水野祐『大和の政権』
参考記事:
「士農工商」は身分制ではない―歴史の解釈は変わる
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今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
【Cover】Nowhere Man / Joshu Washiya
※The Beatlesの楽曲のカバー。ボーカル・コーラスは筆者の声。楽器隊は打ち込みですが、機材が整い次第自分で演奏する予定です。
「大きな欲」と「小さな欲」―山岡荘八『徳川家康』第6巻
苦難の時代の幕開け―山岡荘八『徳川家康』第5巻
山岡荘八『徳川家康』第4巻―徳川家康の生涯を貫く思想
山岡荘八『徳川家康』第3巻―言葉と人間の本質を見極めた「人間学」
山岡荘八『徳川家康』第2巻―これぞ徳川家の柱石・三河武士の死にざまだ!!
平和への願いとともに生まれた徳川家康―山岡荘八『徳川家康』第1巻
苦難の時代の幕開け―山岡荘八『徳川家康』第5巻
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Posted by 鷲谷 城州 at 19:37│Comments(0)
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