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2017年12月22日

大航海時代に日本が侵略されなかった理由(17)―まとめ



素人レベルではほぼ検討しつくしたかなということで、全体のまとめをしてみたいと思います。

まず、ヨーロッパとの距離については似たように遠く離れていたフィリピンやマレーシア〔マラッカ〕も征服されていることを考えると、日本が征服されなかった要因とはいえないようです。

また、征服したフィリピンやマラッカを拠点にしてそこから日本に兵を送り込めば済む話です。
しかし、実際にはフィリピンやマラッカにはそれほどたくさんの兵がいなかったようですし、征服時にもそれほど多くの兵力を割いていないようなので、日本を征服するほどの兵力を運ぶ能力はなかったのかもしれません。

資源に関しては日本では金銀が多量に取れたので、十分に魅力はあったようです。
また、産業に関しては漆器や刀剣などの産業は一定のレベルに達してはいたようですが、果たして植民地として魅力があったかどうかは判断不能です。

戦力に関しては、日本にはヨーロッパもびっくりの大鉄砲隊がいたわけですし、ヨーロッパ勢が簡単に征服できるような戦力ではなかったようです。
これは、植民地化されなかった要因として大きいようです。


当時の日本の鉄砲隊について知りたい方は、下記リンクをタップしてください:
石山合戦から学ぶ―「理念」のもつパワー

関連記事:
雑賀・根来合戦から学ぶ―つまらない職場を楽しくする方法

関連記事:
長篠の合戦―プライドよりも信頼関係を重視せよ


統一状態については、上記記事でも書いていますが、ヨーロッパ勢が日本に兵を繰り出せそうな時期には織田信長(おだ のぶなが)・豊臣秀吉(とよとみ の ひでよし)・徳川家康(とくがわ いえやす)の三人によって統一されてしまっていて、地方政権をたきつけて反乱させ、それに乗じて征服するという手段は取れなかったようです。
(関ヶ原(せきがはら)の戦いや大坂(おおさか)の陣にはその可能性がありましたが、徳川家康によって早々に勝負がついてしまい、天下に大乱も起きませんでした)


関連記事:
関ヶ原の戦いに学ぶ―相手に納得感を与える

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長谷堂城の戦いに学ぶ―算盤勘定をもつ

関連記事:
『真田丸』第49回―伊達政宗の天下取り


大名(だいみょう)たちの領内統治についても見事に国人衆(こくじんしゅう)や農民たちを抑えていたため、ヨーロッパが乗じるほどの隙はなかったようです。
(もちろん農民一揆がなかったわけではありませんし、島原(しまばら)の乱なども起こっていますが)

と考えると、
・ヨーロッパから遠いわりに戦力が高かった
・国内統一が進み、統治システムがしっかりしていた

ということが大きな理由のようです。
ほとんどは、この記事の大元となった「大航海時代に日本が侵略されなかった理由wwwww」ですでに述べられていた内容ですが、こうやって改めて自分で調べてみると実感が違いますね。

本当はもっと文献に当たって根拠もしっかりと明示すべきなのですが、時間的・労力的にこれが限界なので、この辺でこのシリーズは終了とします。

アクセス数が稼げるのでやめたくはないのですが、今の段階でもう調べられることはないので。

という訳で、他のシリーズもぜひよろしくお願いします。

※写真はイメージです。

参考
大航海時代について
しばやんの日々
ナチュラリストの散歩道
るいネット
こん


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Posted by 鷲谷 城州 at 19:00│Comments(0)趣味
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