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2016年11月13日

『真田丸』、三成と清正の描写はいい!(第32回)



皆さん、こんばんは。
ずいぶん前の話ですが、今回は大人気NHK大河ドラマ『真田丸』の第32回「応酬」についての感想。

話としては、豊臣秀吉(小日向文世)の死後、政権運営は老(おとな)衆(=五大老)と五奉行に託され、天下取りを狙って縁組や宴会などで大名たちを篭絡する徳川家康(内野聖陽)。一方、豊臣政権をかたくなに守ろうとするが、情のなさそうな態度でどんどん嫌われる石田三成(山本耕史)…。関ヶ原への布石が着々と打たれていく…

という感じですが、まず、五大老と五奉行について書いておきます。
(これはドラマ批判ではなく、五大老と五奉行ってこんな感じですよ、という単純な説明)

まず、五大老は
・徳川家康
・前田利家(のち前田利長)
・毛利輝元
・上杉景勝
・小早川隆景(のち宇喜多秀家)
という有力大名五人が任命され、役割は、政治の方策決定。つまり、今で言う内閣みたいなものです。

そして、五奉行は
・石田三成
・増田(ました)長盛
・長束(なつか)正家
・浅野長政
・前田玄以
が任命され、五大老が決定したことを実行に移していくリーダー。今で言う、各省庁の官僚のトップみたいな立ち位置です。
ですから、五大老と五奉行が合議で政治を決めていくのではなく、五大老が決定したことを、五奉行が実行していく、という形式だったようです。

ただ、実際に五大老と五奉行の合議制ではなかったのかというと、そうとも言い切れないようで、まだ研究の余地があるようです(参考:五大老)。

そして、肝心のドラマについてですが、真田家の動向は置いておいて、今回は石田三成と加藤清正(新井浩文)の関係の描写が僕は好きでした。久々にほめます 笑

ほとんどの作品ではこの二人は犬猿の仲として描かれますが、実際に憎みあっていたのは、というかいちばん三成を嫌っていたのは福島正則のようですね。

そもそも、石田三成、加藤清正、福島正則、片桐且元などは、尾張生まれ、近江生まれなどの違いはあっても全員幼馴染ですから、嫌いだとしても家族に近い友情はあったのでしょうね(一説によると「友情」という概念そのものが近代ヨーロッパからの輸入概念で、このころには「友情」という感覚が存在しない、ともいいます)。

本当はお互い好きだし、豊臣家のことが第一なんだけど、ギリギリのところですれ違う、嫌いだけど憎み切れない、という感じがよかったです。

実際に加藤清正は東軍方として九州で動きながらも、関ヶ原本戦には出ていませんしね。

気に入らないところもたくさんある『真田丸』ですが、三成の描き方は新鮮で悪くはないと思っています。

この続きもなんだかんだ言って見ているので、続きも書きます!笑
(あと、家康の野心については僕は個人的野心ではないと思っていますが、それは単に解釈の違いであってドラマの話ではないので、今回は避けます!)

参考
真田のよもやま話
ドラマ@見とり八段
渡る世間は愚痴ばかり

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記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は「『天橋立』は京都ではない」。

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Posted by Sosuke Washiya at 22:05│Comments(0)テレビ
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