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2019年10月29日

ビジネスに活かす戦国合戦術⑤長良川の合戦

春日山城


皆さんこんばんは。
今回は「ビジネスに活かす戦国合戦術」第5弾として「長良川の合戦」について書きます。

第1回 今山の合戦
第2回 耳川の合戦
第3回 沖田畷の合戦
第4回 小豆坂の合戦

『歴史と旅』増刊「日本合戦総覧(昭和63年1/10臨時増刊、秋田書店)」の徳永真一郎氏の記事をベースに他ブログさんの記事などを参考にさせていただいております(下記)。

ということで、


今回はどういう戦いかというと、弘治2(1556)年美濃長良川岸(岐阜県岐阜市)にて斎藤道三と嫡子義龍との間に行われた合戦です。

「美濃の蝮」斎藤道三は京都の油売りとして身を起こし、美濃に移って武家の婿養子となって家を乗っ取り、最終的に守護代の斎藤家を乗っ取ったのち守護の土岐氏を追放して美濃を支配しました。

その時に旧主土岐頼芸の妾を側室としており、その時その女性は頼芸の子を宿した状態で道三の下へ行ったため、その子義龍は本当は頼芸の子であるという説があります。

※実は昔の日本の性事情はいい加減なところがあり、「妻が生んだ子供は全部おれの子供」というようなおおらかなノリだった可能性があります(傾向として)。そのためたとえ不義の子がいたとしてもそこには深く言及せず、男性は自分の子供として受け入れていた節があります(もちろん不倫し放題だったわけではないとは思いますが)。だから、この話の背景としては「本当は誰が誰の子供だかよくわからない」という前提があったのかもしれません(斎藤家の場合は不義ではありませんが)

これは当時から言われていたようで、義龍はそれを信じて実の父を追放した道三を討って美濃を土岐氏の下に取り戻そうとしたという説があります。

しかし、一方では耄碌した父を隠退させるためにやむなく挙兵したが、それが配下の兵にうまく伝わっておらず、誤って父を殺してしまったという話もあります。

真相はどうだかわかりませんね。

戦の経過です。
義龍は稲葉山城にて弟たちを殺害したのですが、それを受けて道三は稲葉山城の城下を焼き払って長良川を渡って鶴山に陣を張りました。
道三としては美濃の諸将は自分につくと思っていたのですが、結局、2700人ほどしか集まらず、大半の1万7000人が義龍の下に集まったといわれています。
義龍の方が人望があったのですね。

衆寡敵せず、結局道三が完敗し、首を獲られることとなりました。

この様相は一般企業でもよくあることですよね。
人というのは結局歳を取ると耄碌してしまうのかもしれません。
我執にとらわれる、と言ったらいいのでしょうか。

若くったって我執にとらわれがちな我々人間(特に恋愛で笑)ですが、歳を取って自制心が緩むことで抑えきれなくなるのでしょうね。
端から見ると本質から大きくずれたところに感情的にこだわって若手の反感を買う年寄り経営者が多いような気がしてなりません。

もしかしたら、自分が耄碌したかどうかの客観的な基準を作った方がいいのかもしれません。
引退のタイミングを誤ったことで次世代との確執を生み、本来は平和的な引退となったはずのものが敵対的に引退させられるという現象を生んでしまうのは悲しいです。

道三の場合は果たして耄碌したことによるのか、もともと道三よりも義龍の方が人望があったのかはわかりませんが、息子の器量を見誤って去り際を美しく飾れなかったことがそもそもの敗因なのかもしれません。

というわけで、今回ビジネスに活かせる教訓としては

「去り際を美しく!!」

ということですかね。
自分が耄碌して我執にとらわれていることに気づかず、害悪をまき散らし、「優秀な後継者がいない」といっていつまでも引退しない年寄り経営者諸君は早く引退すべきだということと、自分がそんな歳まで生きられた場合、耄碌したことを自覚する客観的な基準を作っておくべきだなと感じました。

合戦そのものについての教訓ではありませんでしたが、今回は以上です!

※画像はイメージです。

○今回登場した人物のフルネーム(参考:「武家や公家の名前について」)
・斎藤 山城守(通称は新九郎) 藤原 朝臣 利政(道三。他多数)
・斎藤 治部大輔(通称は新九郎) 藤原 朝臣 義竜
☆武家の「通称」の普及を切に願います!



参考
日本百名城の旅

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記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は「『周りに普通の男がいない』という女性の意見はわからなくはない」。

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今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
Her Ghost / Sosuke Washiya










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Posted by Sosuke Washiya at 22:00│Comments(0)趣味
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