2019年10月21日
『いだてん』第35~36回―前畑に感動した
David MarkによるPixabayからの画像
《令和5年8月4日更新》
皆さんこんばんは。
今回は令和元年の大河ドラマ『いだてん』第35~36回の感想です。
まずはあらすじ。
昭和15年(1940年)のオリンピックがついに決定した。開催場所は東京(とうきょう)。嘉納治五郎(役所広司)や田畑政治(阿部サダヲ)らの悲願がかなったのであるが、その裏にはヒトラー(ダニエル・シュースター)の政治的な動きがあった。そしていよいよ始まったベルリンオリンピック。平和の祭典どころかナチス・ドイツのプロパガンダと化した祭典に、政治は辟易するのであった。
ベルリンオリンピックの競技は進んでいき、ついに前畑秀子(上白石萌歌)の出番が近づいてきた。日本から怒涛のように押し寄せる激励の電報にプレッシャーを感じ、うんざりする前畑だったが、直前に亡くなった両親の夢を見て、力を得て本番に臨むこととなった。言いようのないプレッシャーを感じながら、日本中が応援する中、前畑はついに金メダルを獲るのであった。
ということで、
第35回は「民族の祭典」。
戦争の時代のオリンピックということで、ナチス・ドイツの気持ち悪いくらいの宣伝で複雑な気持ちになりながらもマラソンで優勝した日本代表が朝鮮(ちょうせん)人の孫基禎(がんばれゆうすけ)で、3位の選手が同じく朝鮮人の南昇竜であったことでさらに複雑な民族問題を描くことになった今回。
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この辺の問題、つまり日韓併合(にっかんへいごう)問題(日本が韓国(かんこく)を飲み込んだのではなく、日本と韓国が「併合」つまり「合わさった」という意味で「日韓」併合という言葉を敢えてつかっております)を扱うと、大河ドラマの感想という本来の趣旨からずれてしまうのでスルーせざるを得ませんが、なんとも微妙ですね。
現代日本人的感覚で言えば、孫氏はアジア人で初めてマラソンで金メダルを取った訳ですから偉業を成し遂げたといえるのですが、実際にはあまり喜んでいなかったようなので、複雑な心情があったんでしょうな。
ドラマとしてはその辺から目を逸らすことなくきちんと描いたことが素晴らしいと思います。
日韓問題は面倒臭いから公共の電波ではあまり触れたくないというのがほとんどの人の本音だと思うので、素晴らしいと思いました。
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第36回は「前畑がんばれ」。
前畑の頑張りと結果に素直に感動しました。
河西三省(トータス松本)の熱い応援もよかったですし、ラジオの前で熱狂する日本人もよかったですね。
あんまり感動的だったので言葉が出ません笑
文章のテンションが低くてまるで面白くなかったかのような感じですが、面白かったです!笑
次回も楽しみです!
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※画像は記事内容とは関係ありません。
○今回登場した人物のフルネーム(参考:「武家や公家の名前について」)※現代劇ですが、ときどき字や諱をもっている人がいるので。
・嘉納 治五郎 (氏不明) (諱不明)
かのう じごろう (氏不明) (諱不明)
・田畑 政治 (氏不明) (諱不明)
たばた まさじ (氏不明) (諱不明)
・河西 (通称不明) (氏不明) 三省
かわにし (通称不明) (氏不明) みつみ〔さんせい〕
☆武家の「通称」の普及を切に願います!
参考
第35回
ドラマ@見とり八段
韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」
第36回
ドラマ@見とり八段
韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」
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Posted by 鷲谷 城州 at 22:00│Comments(0)
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