2019年10月21日
『いだてん』第35~36回―前畑に感動した
David MarkによるPixabayからの画像
《令和6年7月26日更新》
皆さんこんばんは。
今回は令和元年の大河ドラマ『いだてん』第35~36回の感想です。
【これまでの記事】 | |
---|---|
・第1~3回―異色の現代劇大河 | ・第4~5回―視聴率が伸びなかった名作 |
・第6回―問題なく面白いと思う | ・第7~8回―感動した |
まずはあらすじ。
昭和15年(1940年)のオリンピックがついに決定した。開催場所は東京(とうきょう)。嘉納治五郎(役所広司)や田畑政治(阿部サダヲ)らの悲願がかなったのであるが、その裏にはヒトラー(ダニエル・シュースター)の政治的な動きがあった。そしていよいよ始まったベルリンオリンピック。平和の祭典どころかナチス・ドイツのプロパガンダと化した祭典に、政治は辟易するのであった。
ベルリンオリンピックの競技は進んでいき、ついに前畑秀子(上白石萌歌)の出番が近づいてきた。日本から怒涛のように押し寄せる激励の電報にプレッシャーを感じ、うんざりする前畑だったが、直前に亡くなった両親の夢を見て、力を得て本番に臨むこととなった。言いようのないプレッシャーを感じながら、日本中が応援する中、前畑はついに金メダルを獲るのであった。
ということで、
第35回は「民族の祭典」。
戦争の時代のオリンピックということで、ナチス・ドイツの気持ち悪いくらいの宣伝で複雑な気持ちになりながらもマラソンで優勝した日本代表が朝鮮(ちょうせん)人の孫基禎(がんばれゆうすけ)で、3位の選手が同じく朝鮮人の南昇竜であったことでさらに複雑な民族問題を描くことになった今回。
「戦争」関連の記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
戦場のピアニスト
同関連記事:
硫黄島からの手紙
同関連記事:
『いだてん』第37~38回―やっぱり出征はつらい
この辺の問題、つまり日韓併合(にっかんへいごう)問題(日本が韓国(かんこく)を飲み込んだのではなく、日本と韓国が「併合」つまり「合わさった」という意味で「日韓」併合という言葉を敢えてつかっております)を扱うと、大河ドラマの感想という本来の趣旨からずれてしまうのでスルーせざるを得ませんが、なんとも微妙ですね。
現代日本人的感覚で言えば、孫氏はアジア人で初めてマラソンで金メダルを取った訳ですから偉業を成し遂げたといえるのですが、実際にはあまり喜んでいなかったようなので、複雑な心情があったんでしょうな。
ドラマとしてはその辺から目を逸らすことなくきちんと描いたことが素晴らしいと思います。
日韓問題は面倒臭いから公共の電波ではあまり触れたくないというのがほとんどの人の本音だと思うので、素晴らしいと思いました。
韓国関連の記事:
大久保
第36回は「前畑がんばれ」。
前畑の頑張りと結果に素直に感動しました。
河西三省(トータス松本)の熱い応援もよかったですし、ラジオの前で熱狂する日本人もよかったですね。
あんまり感動的だったので言葉が出ません笑
文章のテンションが低くてまるで面白くなかったかのような感じですが、面白かったです!笑
次回も楽しみです!
次回の記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
『いだてん』第37~38回―やっぱり出征はつらい
関連記事:
舞妓Haaaan!!!
関連記事:
グループ魂/TMC
同関連記事:
『おんな城主直虎』第41~45回―終盤でやっと面白くなってきた
※画像は記事内容とは関係ありません。
○今回登場した人物のフルネーム(参考:「武家や公家の名前について」)※現代劇ですが、ときどき字や諱をもっている人がいるので。
・嘉納 治五郎 (氏不明) (諱不明)
かのう じごろう (氏不明) (諱不明)
・田畑 政治 (氏不明) (諱不明)
たばた まさじ (氏不明) (諱不明)
・河西 (通称不明) (氏不明) 三省
かわにし (通称不明) (氏不明) みつみ〔さんせい〕
☆武家の「通称」の普及を切に願います!
参考
第35回
ドラマ@見とり八段
韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」
第36回
ドラマ@見とり八段
韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」
☆「この人の書いてること、ちょっと面白いかも」と思った方はぜひメルマガ登録してみてください!
歴史を学んで、知識をつけるだけではなく「歴史を活かして自分の生きたい人生を歩む」というテーマで、ブログでは語れない裏話や秘話などをお届けします。
↓こちらの画像をタップしてください↓
また、メルマガに登録してメルマガに記載されているメールアドレス宛にリクエストを送っていただければ、順次お応えします。
・○○(武将、合戦等)について語ってほしい
・大河ドラマ(『軍師官兵衛』以降)について語ってほしい
・今、○○について悩んでいるが、どの武将を参考にしたらいいか
…等々
ブログと違ってほぼリアルタイム配信なので、会話をしているかのようなコミュニケーションが楽しめます!
登録、お待ちしています!
※メルマガが迷惑メールフォルダや「プロモーション」フォルダに入っている可能性があります。
不定期配信なので、ちょこちょこチェックして、迷惑メールフォルダ等に入らないように設定しておいてください。
筆者は、歴史の転換点に立つ英雄たちのように、
人生の自由度を自らの手でコントロールし、
己だけでなく他者をも自由へと導く
『子どもが憧れるような、人生を遊び尽くすカッコいい大人』
が集うコミュニティに参加しています。
このコミュニティには、既にその理想を実現している人々だけでなく、これからその夢を追い求める人々も参加しており、実際に目標を達成した人々の熱気とともに、新たな一歩を踏み出すチャンスがここにあります。
共に成長し、歴史を創る仲間を募集しているので、
もし、あなたも『人生を変えたい!』と思うのであれば、以下のリンクをタップし、説明を聞いてみてください。
(ウェビナー配信です)
→リバタリストBootCampセミナー
このセミナーに参加するだけでも、新たな歴史の一章を開くような大きな影響を受け、自分の人生について深く向き合い、変革のきっかけを得られます。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご参加ください!
→日々の仕事に忙殺され、時間がなくてお悩みの方へ
こちらのリンクを↓タップ↓してください。
☆時間の投資術
※メルマガ登録をされた場合、初回メールが迷惑メールフォルダに自動振り分けされる可能性があるので、お気をつけください。
怪しそうだと感じる方もいるかもしれませんが、僕自身もこれを読んでみて、今までどれだけ無駄なことに時間を浪費していたかがわかりました。
もっと趣味や友人・家族たちとの時間を増やしたいと思う人は、必ず登録してください!
/
記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は映画『君に届け』について。
//
今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
【Cover】Nowhere Man / Joshu Washiya
※The Beatlesの楽曲のカバー。ボーカル・コーラスは筆者の声。楽器隊は打ち込みですが、機材が整い次第自分で演奏する予定です。
『青天を衝け』第31回―井上家について
『青天を衝け』第30回―五代家について
『青天を衝け』第29回―伊藤博文について
『青天を衝け』第28回―大隈重信について
『青天を衝け』第27回―「藩」はどうなったのか?
『青天を衝け』第26回―高松凌雲について
『青天を衝け』第30回―五代家について
『青天を衝け』第29回―伊藤博文について
『青天を衝け』第28回―大隈重信について
『青天を衝け』第27回―「藩」はどうなったのか?
『青天を衝け』第26回―高松凌雲について
Posted by 鷲谷 城州 at 22:00│Comments(0)
│テレビ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。