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2005年10月05日

近代絵画

東京国立近代美術館


先週はバイト先で先輩や後輩が引退して、いろいろな気持ちに触れることができてなんだか感慨深かったです。
忙しい中でいかにお世話になった先輩や後輩をねぎらえるか、喜んでもらえるか、人間性の勝負ですね。

僕のバイト先では先輩の代から引退する人の個性に合わせたプレゼントに寄せ書きをして渡す習慣があるのですが、「何を渡そう?」と考えるのもとても楽しかった。
そして喜んでもらえてさらに嬉しかった。

そして「近代絵画」の話です。


「美術」に興味のある方は、下記リンクをクリックしてください:
記事「学校教育から美術や工作をなくす…」について

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10月2日の最終日に東京近代美術館で開催されていた「アジアのキュビスム展」というのを見てきました。

僕は実際絵自体それほど詳しくないし、近代絵画もあまり詳しいというわけではないのですが、絵を見るのはすごく好きです。

子供時代は近所に川村記念美術館があって、両親にわけもわからず連れて行かれていました。

そして、まるで写真のようなヨーロッパ写実主義の絵も好きなんですが、何より後期ピカソ、シャガール、岡本太郎みたいなわけのわからない絵が非常に好きです。

さらに僕は幾何学模様が大好き。丸とか四角とか、きっちりした模様が並んでるのを見ると心がくすぐられる。そんな丸とか四角がさまざまに交錯し合っていて、そこに色彩が加わればいうことなし。最高です。

なので「キュビスム」の絵画たちは僕にとって最高の癒しでしたw

「キュビスム」はわけのわからない絵の中に、さまざまな幾何学模様が描かれている。そんな素晴らしいもの、他にあるか。

で、今回は「アジアのキュビスム」ということで、わが国日本や韓国(朝鮮)、中国をはじめとしてインド、フィリピン、インドネシア、スリランカ、タイなどのアジア諸国のキュビズム絵画が展示されていたんだけど、全然欧米キュビズムに遜色なくてびっくり。ただ、特徴としては欧米と比べて色彩が地味だったかもしれない。ただしそれは短所ではなくて、一つの味わいだった。

絵画の世界はすさまじい。描いてる本人たちはほとんど食っていけなかったりするのもすさまじい。馬鹿だ。

ただ、「自分のやりたいこと」を切り捨ててまで生きていく価値ってどこにあるのだろう?
価値観は人それぞれだが、少なくとも僕の中に、そんな価値は存在しない。

そして、今のような近代美術に触れられる環境に感謝。

※トップ画像はイメージです。


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ロココからキュビスムへ―18~20世紀における文学・美術の変貌

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Posted by 鷲谷 城州 at 04:25│Comments(0)レジャー
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