2021年01月27日
小牧長久手の戦いに学ぶ―勝ちすぎてはいけない

皆さんこんばんは。
今回は「ビジネスに活かす戦国合戦術」第38弾として、「小牧長久手の戦い」について、ビジネス的視点で学んでいこうと思います。
※『歴史と旅』増刊「日本合戦総覧(昭和63年1/10臨時増刊、秋田書店)」の今野信雄氏の記事をベースに他ブログさんの記事などを参考にさせていただいております(下記)。
仕事や恋愛がうまくいくと、これからもずっとうまくいくのではないかという気持ちになりますよね。
気が大きくなり、普段だったらやらないような大胆な行動に出てしまったりします。
次もイケるんじゃないか?
もうおびえながら慎重に進む必要はないんじゃないか?
もっと大胆に攻めたらもっと大きく勝てるんじゃないか?
そんな気持ちになってしまいます。
今回は、徳川右近衛権少将(以下権右少将)家康が羽柴筑前守秀吉に勝利した小牧長久手の戦いから、「勝ちすぎない」ということを学ぼうと思います。
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2021年01月23日
シンプルなサンダルで十分戦える!―単調なスーツにワンポイント
皆さんこんばんは。
今回は2年半くらい前に買ったサンダルについての記事です。
僕は長らくスーツを着て革靴を履いて仕事をしていますが、革靴を長時間履いていると足が臭くなるんですよねw
革靴なんて通気性は皆無ですから、夏の靴の中は実は汗だくで、どうしても蒸れて臭いが出てきます。
飲み会とかで座敷に上がると自分の足が臭くないか気になってしょうがなかったんです。
この頃僕がいた職場では、男性陣はオフィスでも革靴を履いて仕事をしていたのですが、女性陣は職場用のサンダルを履いていて、ちょっと気になっていました。
そもそも女性陣が職場で着ている服が、オフィスカジュアルなのでサンダルに違和感はなかったんです。
男性陣は誰もサンダルを履いていなかったのですが、足が臭くなるよりはましでしょ!ということで買ってみたのが上掲のサンダルです。
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2021年01月19日
『麒麟がくる』第34回―松永弾正の出自

皆さんこんばんは。
今回は令和2年の大河ドラマ『麒麟がくる』第34回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
まずはあらすじ。
元亀2(1571)年、織田弾正大弼信長(染谷将太)の命で延暦寺を焼き討ちした明智十兵衛光秀(長谷川博己)。
信長の命に背いて女子供を逃がすも、信長に手柄を認められて近江・志賀郡2万石の地を与えられた。
一方、将軍家足利権大納言義昭(滝藤賢一)は仏教の権威である延暦寺を焼き払った信長に恐怖を感じた。
信長と距離を取るために義昭の腹心である摂津掃部頭晴門(片岡鶴太郎)は、大和の筒井順慶(駿河太郎)を幕府に近づけた。
信長が支持するのは松永弾正久秀(吉田鋼太郎)。
久秀と敵対する順慶を幕府が支持すれば、自ずと信長は幕府と対立し、孤立するだろうという目算である。
それを察知した十兵衛は、何とか久秀と順慶の対立を避けるべく、今井宗久(陣内孝則)宅にて2人を引き合わせるのであった。
ということで、
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2021年01月15日
『麒麟がくる』第33回―延暦寺の歴史

皆さんこんばんは。
今回は令和2年の大河ドラマ『麒麟がくる』第33回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
まずはあらすじ。
元亀元(1570)年、浅井・朝倉連合軍に近江・宇佐山城を攻められた織田弾正大弼信長(染谷将太)は宇佐山城に舞い戻ったが、浅井・朝倉連合軍は聖域である比叡山に立てこもったため、信長は手出しをすることができなかった。
そこで明智十兵衛光秀(長谷川博己)は和睦のため、信長の使者として比叡山に向かった。
かつて越前にて交流した朝倉左衛門督義景(ユースケサンタマリア)と会談するが、義景は、信長が天台座主・覚恕(春風亭小朝)に跪かなければ和睦に応じることはできないという。
覚恕は、信長が延暦寺が支配してきた土地や商売を奪ったことを怒っているという…
ということで、
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2021年01月11日
賤ケ岳の戦いに学ぶ―相手の心に寄りそう

皆さんこんばんは。
今回は「ビジネスに活かす戦国合戦術」第37弾として、「賤ケ岳の戦い」について、ビジネス的視点で学んでいこうと思います。
※『歴史と旅』増刊「日本合戦総覧(昭和63年1/10臨時増刊、秋田書店)」の邦光史郎氏の記事をベースに他ブログさんの記事などを参考にさせていただいております(下記)。
他人と何かひとつのことを推し進めるには「信頼関係」が重要です。
この「信頼関係」とは何かというと、「この人は私の利益を尊重してくれる」もしくは「私の権利を侵害しない」と思えることではないでしょうか。
相手にこう思ってもらうにはどうすればいいでしょうか?
世の中には小手先のテクニックがはびこっています。
相手にハードルの低い要求をして「YES」と言わせ続けることで断りにくい状況を作り、最終的な交渉でも「YES」と言わせる「YESセット」。
逆に大きな要求を先にして「NO」と言わせ続けることで軽い罪悪感を与え、その後に本命の要求をして「YES」と言わせる「NOセット」等々。
そういったテクニックの有用性は確かにありますが、それだけでは相手の心からの信頼を得ることはできません。
交渉の場を去ったあと、相手が「あれ?私、なんでYESっていったんだろう?」という疑問にさいなまれることも少なくないはずです。
今回は「賤ケ岳の戦い」に勝利した羽柴筑前守秀吉(以降「(羽柴)筑前守」)の動きから、そういった小手先のテクニックではない、心からの信頼を得る方法を学びたいと思います。
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2021年01月07日
クラシックゲームの恐怖で身震いしよう!(バイオ・ハザード2@プレステ1)(2)
皆さんこんばんは。
今回は平成10(1998)年に発売されたゾンビゲームの金字塔『バイオハザード』シリーズの第2作目『バイオハザード2』についてです。
前回の記事(下記)では20年振りにソフトを引っ張り出してきてプレイしたエピソードを書きました。
関連記事:
クラシックゲームの恐怖で身震いしよう!(バイオ・ハザード2@プレステ1)
大人になって根気もついてきたため、おまけ武器コンプリートとおまけステージ出現を目指して頑張り始めました。
しかし、条件をクリアすることは難しく目標タイムを大幅にオーヴァーしてのクリアとなってしまいました。
いちばん簡単なおまけ武器「無限サブマシンガン」を入手する条件は、裏プレイにて「緊急スプレー」という回復アイテムを一度も使わずにクリアすること(※)でした。
※厳密にいうと他にも条件がありまして①NOMALモードであること②Aランク以上であること、が必要となります。
それは比較的楽にクリアすることができました(前回)。
次に取りやすい武器としては「無限ロケットランチャー」かなと思うのですが、その条件は
①NORMALモード
②クリアタイム 2:30以内
ということで、トップ画像の段階でギリギリ2:30を達成することができず。
1:10オーヴァーという悔しい結果となりました。
関連記事:
『バイオハザード2』(ゲームキューブ盤)を買ってもらった
関連記事:
バイオハザード2
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2021年01月03日
令和3年の抱負

Angela CによるPixabayからの画像
皆さんこんばんは。
今回は今年最初の投稿ということで、令和3年の抱負を書きたいと思います。
前回の記事に書いたように、僕は去年(令和2年)、精神的な大きな変革を迎えました。
それは、「何をやっても楽しい」というステージからさらに一線を超えた段階に到達したこと(前回の記事ではもう少しぼかした表現をしていますが)と、「怒り」の支配から抜け出すことができたことです。
参考記事:
令和2年を振り返って
関連記事:
ブログ開設14周年!
しかし僕の精神は、「精神的高みを目指した探求」の入り口にようやく達した程度であって、その道はまだまだ深く、尊いものです。
というわけで、さらなる精神的探究をすべく、今年の目標について書いていきたいと思います。
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2020年12月30日
令和2年を振り返って

bertvthulによるPixabayからの画像
皆さんこんばんは。
今回は今年最後の記事ということで、令和2年を振り返ってみたいと思います。
社会的には新型コロナウイルスの流行によって、世界的に大きな変化を強いられ、社会構造が変わっていき、予定されていたイヴェントの多くが見直しを余儀なくされるという大変な年でした。
個人的には旅行に行ったりご飯を食べに行ったり、友人たちや同僚の方と飲みに行ったりという予定がほとんど中止になり、家にいる時間の多い年でした。
しかし、僕は家にいるのがいちばん好きなので、精神的にはそれほど苦ではありませんでした。
(もちろん、旅行やご飯や飲み会ができるに越したことはありません)
ただ、そうした中で精神的な大変革を迎えた年でもありました。
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2020年12月26日
大河ドラマを楽しむ方法(25)(『麒麟がくる』第32回)

皆さんこんばんは。
今回は令和2年の大河ドラマ『麒麟がくる』第32回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
まずはあらすじ。
「金ヶ崎の退き口」で殿軍を務めた明智十兵衛光秀(長谷川博己)は、将軍家・足利権大納言義昭(滝藤賢一)の下に報告に訪れていた。
そこで、織田弾正少忠信長(染谷将太)が心配で3日眠れなかった、という摂津掃部頭晴門(片岡鶴太郎)に対して、それほど早く「信長の危機」を知ることができたということは、やはり浅井家の裏切りを知っていたのでは?裏切りでは?と指摘する十兵衛に、晴門は狼狽する。
鉄砲を増やす必要性を感じた信長は、十兵衛と木下藤吉郎秀吉(佐々木蔵之介)に堺にて鉄砲の買い付けを依頼する。
そこで十兵衛は松永弾正久秀(吉田鋼太郎)と対立する筒井順慶(駿河太郎)と会い、信長との会見を約束する。
その後、姉川の戦いで信長は十兵衛の買い付けた鉄砲を利用して浅井・朝倉連合軍に圧勝する。
合戦後、信長は三好三人衆を討つため摂津に出陣するが、そこで本願寺勢の攻撃にさらされ、一緒に出陣していた義昭の手紙で和議に持ち込む。
同時に浅井・朝倉軍が近江・宇佐山城になだれ込み、弟・織田九郎信治と家臣・森三左衛門可成を失う。
信長は、比叡山が浅井・朝倉方としてこの戦いに加担したことを知り、激怒するのであった。
ということで、
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2020年12月22日
『麒麟がくる』第31回―浅井家の来歴

皆さんこんばんは。
今回は今年の大河ドラマ『麒麟がくる』第31回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
まずはあらすじ。
勅許を得た織田弾正少忠信長(染谷将太)は畿内の大名たちを従え、若狭に出陣した。
しかし途中で進路を変え、越前の朝倉左衛門督義景(ユースケ・サンタマリア)の領する敦賀へ向かう。
天筒山城、金ヶ崎城と落城させたところで明智十兵衛光秀(長谷川博己)は従弟の左馬之助秀満からある知らせを受け取る。
北近江の浅井備前守長政(金井浩人)が信長を裏切り、兵を率いて越前へ向かっているという。
十兵衛はその知らせを信長にもたらすが、信長は激怒。
十兵衛は討ち死にするという信長をいさめ、信長らは撤退することに。
十兵衛は木下藤吉郎秀吉(佐々木蔵之介)らとともに殿軍を務め、見事京都に生還する。
ということで、
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