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2019年04月04日

仕事に対する価値観は変わった

靴


皆さんこんばんは。
今回は記事「ゆとり世代の僕が声を大にして言いたいこと」について感じたことを書きます。

記事の概要としては、
いわゆる「ゆとり世代」のインタビュイー(このカタカナ、不自然で嫌いです。interviewee)が、自分たちが「だからゆとり世代は」と悪口を言われることや、上の世代の言うことをなぜ聞かないか、また、上の世代との仕事への価値観が変わったことについて述べています。

賛同できない内容もありますが、概ね彼らの意見はよくわかります。


「仕事」関係の記事を読みたい方は、下記リンクをクリックしてください:
突如会社を辞められるのは会社側の責任である

同関連記事:
社会人はリクルートスーツを着てはいけないとか意味不明

同関連記事:
仕事はすべてまともにやろうとすると絶対に終わらない


前提として僕は現在30代半ばであり、世代としてはいわゆる「体育会系礼賛」とか「年功序列」の世代と上記「ゆとり世代」の中間点に位置しており、価値観の移行を見てきた世代であります。

ですので、両世代の言うことを聞く機会が多いんですよ。
そのため、両世代のいいところ悪いところがよく見えます。

まずは「だからゆとり世代は…」という悪口についてですが、論外ですね笑

そもそも、世代ごとの大きな傾向は確かにありますが、仕事レベルで言ったら世代ではなく個人の資質とか性格に拠るところが大きいので、「ゆとり世代」でくくって個人を評価しようという行為自体が低レベルです笑

ですから、そんな上司に出遭ったらあきらめてその上司を「操縦」することを考えるべきだと思います。
頑張って「操縦」しようとしてもできなかったら異動願いか転職ですね笑

2番目の論点「ゆとり世代は言うことを聞かない」については、両者それぞれよくないですね。

まずは人に言うことを聞かせる言い方がだめですね。
相手への否定から入って、その相手を嫌な気分にさせた状態で言うことを聞かせられるはずがない。
昔は「体育会系」の考え方が礼賛されていたので、嫌な気分だろうがなんだろうが上の言うことには必ず「はい」でしたが、今はそうではないというのが現実です。

上の世代はその現実を受け止められなければうまい立ち回りはできませんよ。

いくら上司に言われたって、理屈が納得できなかったら肯定しませんし、反感をもっているところに「言うことを聞け」と言われてもその反感が増大するだけで、表面的には従っていても、その反感は行動に表出します。

あとは、山本五十六氏の「やってみせ…」の考え方ですかね。
まずは自分でやってみせたら説得力は違いますよね(まぁ、自分でできないから部下にお願いしているところがあるので難しいところではありますが)

そして言われる方、つまり「ゆとり世代」の人に僕がいいたいことは「とりあえずやれよ」ということです笑

僕は結果としての「ゆとり教育」は別に言うほど悪いものではなかったと思っています。

ただ、上記の山本五十六氏の言葉や武道における「守破離」の考え方は普く教えるべきだったと思います。

仕事をする上では結果を出さないと話にならないので、結果を出せないんだったら言われた通りにやらなきゃ笑
言われた通りにやってみて、それでもできなかったら文句、というか相談すればいい話で、まずはやれよって思います。
悪いですが、結果も出せない、言われた通りにやりもしない、のであれば社会人として論外であり、ただの子どもです。

最後の論点、仕事への価値観の変化。
これは僕も大いに感じますし、僕は「ゆとり」側の考えですね。
人生の軸が仕事ではないんですよ。

仕事での自己実現が軸なのではなく、プライベートや家庭生活の充実が軸なんです。

だから、プライベートや家庭のために必要な仕事はやるけれど、それらを犠牲にしなくてはいけないような仕事はやりたくないんです。だったら仕事を辞めます。

ただこの考え方が危険なのは、それで「じゃあ辞めます」と言えるのは次の仕事をほいほい見つけられるような、ある程度の能力の高さをもった人だけだということです。

生活をするため、食べていくために仕事は必要ですから。

上の世代の人々にとって「転職」は容易なことではありませんでしたから、多少家庭を犠牲にしてまで現職の会社にしがみつくという考え方にもなるわけですね。

あとは、記事中にも出てきていますが、かつては「若いときにがむしゃらに会社のために働いて、歳を取ってから高収入を獲得して家族に楽をさせよう」という考え方が蔓延していましたが、いざ彼らが歳を取ってみると、経済は傾いているし、家族(特に奥さん)はお父さんに家にいてほしいときにいてもらえず、高収入を得られるような歳になってみるともう愛想をつかしているということが多くあったわけですね。
(参考:高度成長的ライフスタイルはもうやめてくれ

だから、上の世代の人は会社に「恃」んでいたわけですが、若い世代は会社が宛てにならないから自己に「恃」まなくてはいけないわけです。

そんなこんなで、お互い、相手は人間なのだから性格とか感情とか考え方とか、そういうことを洞察し合っていかないと仕事はうまくいかないわけです。

まぁ、せいぜい頑張りましょうね笑

※写真は記事の内容とは関係ありません。

参考
会社員で幸せか?
沙菜子の本マルシェ
SERENDIPITY

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今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
HPA / Stoning Crows
※筆者の発案による曲で、筆者は右側でギターとコーラスを担当しています。







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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00│Comments(0)ネット
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