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2019年06月11日

男性の育休取得について

赤ちゃんにミルクをあげる父親


皆さんこんばんは。
今回は記事「カネカ、育休(合法)行使の男性社員に遠距離転勤(合法)行使でやり返したと配偶者発の炎上・育休ページ削除」を読んで感じたことを書きます。

この事件で話題になったのでしょうかね?
近頃男性の育休取得が話題になっていますね。

記事の概要としては、
大手メーカーに勤める旦那さんをもつ奥様の投稿で、2人目のお子さんが生まれたため人事からの勧めもあって旦那さんが育休を取ったら、育休明けに関西への異動を命じられて、会社を辞めたという話です。

う~ん、どちらの言い分もわかるのですが、時代の流れからしてその企業のやり方は古いですし、僕は育休賛成派ですかね。


会社員に関する記事に興味のある方は、下記リンクをクリックしてください:
管理職を育てられない経営者は無能だ

同関連記事:
突如会社を辞められるのは会社側の責任である

同関連記事:
当方30代男性だが、男性ゆえの固定観念に悩まされたことはあんまりない


企業側としては男性に育休を取られるとその分欠員が出るため補充要員へ引継ぎをしてもらって、その後、その人が育休から復帰したとしてもその補充要員で仕事が回っちゃってるわけですから、復帰した人は特に優れた能力がなければ要らないわけですよね。

で、あいた部署への異動となったとき、関西の部署しかあいてなかったというような事情に加えて「育休なんぞとりやがって面倒くせぇなこの野郎」というような感情も乗っかったのが今回の事件だと思います。

しかしですねぇ、これはいろいろおかしいんですね。

この件に絡んでくる話題としては
・男女雇用機会均等法
・男女共同参画社会基本法
に加えて少子化対策の問題が絡んできますよね。

そもそもが、日本はまったく男女平等じゃないんですよ。

たとえば、結婚後間もない女性が就職活動や転職活動をするとき何をきかれるかというと「お子さんの予定は?」ってきかれる訳ですね。

なんで今日知り合ったばかりのビジネス上の関係の人にそんなプライベートに立ち入った質問されなきゃいけないんですか笑

まぁ、質問の意図としては入社してまもなく産休育休なんて取られたらたまらない、ということなんですが、それが男女共同参画社会とか少子化対策と矛盾してるんですよね。

だったら少子化対策とかやめちまえよ。
後継者がいなくなって滅びればいいんだよ笑

そこで、何年も前から僕は言っているのですが、いっそ男も育休を当たり前に取ればいいんですよ。

男を雇ったって女を雇ったって子どもが生まれたら育休取るのが当たり前になれば上記のトラブルなんてなくなるわけです。
(というか、そもそもが個人のスキルに頼った経営が下手くそなんですがね。もともと代替・交代可能な要員を何人か作っていて、育休を取った人の業務を分散できれば小規模の異動で済むはず。中小企業はそれが難しいんですがね)

そしたら、子どもが生まれたら一瞬いなくなる前提の経営となるわけですよね。
短期的には損失ですが、少子化対策という意味で長期的には重要な利益になるわけです。
(今の社員の子どもたちが大人になるころにはこの会社ないかもね、なんて言っている経営者は今すぐ会社をたたんでください。永続させる気のない会社なんて、経営者がてめえの利益しか考えていなかったりするので、存在するだけで迷惑です)

というわけで、今話題になっている男性育休の義務化はぜひ進めるべきだと思います。
一方的に義務化すべき!というわけではなく、大いに議論されるべきだと思っていますが、最終的には義務化したほうがいいと思っています。
(規模の小さい企業は免除、とかにはなると思いますが)

いろんな観点がありますが、女性にも優秀な人はたくさんいるのに「どうせ結婚して子ども生んだら休む(辞める)んでしょ?」という目で見られて就職できないとか、能力を発揮させてあげられないのはすごくもったいないです。

今回は以上です!

※画像は記事内容とは関係ありません。

参考
”元”深夜2時帰宅の男の育休日記
いくら図書館のきまりでもね
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今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
Rockin' In The Free World / Stoning Crows
※Neil Youngの楽曲のカヴァーで、筆者は右側でギターを担当しています。





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Posted by 鷲谷 城州 at 22:00│Comments(0)ネット
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