さぽろぐ

映画・TV・音楽  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


2019年08月30日

日本人男性は実は無意識下でまだまだ女性を見下している

セミナーを聞く女性
photo by 写真AC


皆さんこんばんは。
今回は記事「日本の天井を破った「第一号女性」が訴えたこと」を読んで感じたことを書きます。

記事の概要としては、
セクハラを受けた国会議員付きの女性記者の訴えを受けてあらゆる分野での「女性初」の女性を取材した石井妙子さんへの取材です。

これを読んで、というか、実は常日頃から感じていることなのですが、日本人男性は実は心の奥底でまだまだ女性を見下しているなと思いました。


まず前提として、僕は「男性は男性らしく、女性は女性らしく」あった方が楽しいと思っております。
もちろんそうしたくない人もいるので他人に強要してはいけないのですが、男性が男性らしさを、女性が女性らしさを謳歌する人生って楽しいなと思うからです。
(題名に「日本人男性」とあるのは外国人男性が女性を見下していない、という意味ではありません。僕は日本人男性の事情しか分からないから「日本人」とつけました)

そして、どうしても男性は子供を産むことができないし、子供が生まれてからも子供自身がお父さんよりもお母さんを必要とする傾向がある、という部分についてはどうしようもないと思っています。

しかし、男性側の女性観としてはどうしてもどこかに「女性を下に見る」という刷り込みがあるような気がしてならないのです。

特に仕事面では強いような気がします。

上記記事にあるように、仕事上で女性の「性」を求めるですとか女性は重要な意思決定にまだまだ参加できていないですとか、そういうことを言っています。

僕がこの考えを強めたのは下記記事によります。
女性の名前で仕事のメールを送ってみたら......見えない差別に気づいたある男性の話

この記事内容が本当なのかどうかは僕には確かめようがないのですが、記事内容としては、あるアメリカのビジネスマン(男性)がクレームを入れてきた人に対して女性の名前でメールを送ったら逆上され、男性の名前(本名)で同じ内容を送ったらおとなしくなったというような内容だったと思います。

こういうことって多々あって、人は相手が男性なのか女性なのかで態度を変えることがよくあると思います。
これ、嫌なんですよね。

こういう言い方をすると逆に冷たいような気がするかもしれませんが、僕は仕事上では他人のことを(自分のこともそう見られるように訓練中ですが)「能力」としか見ないようにしています。

「この人はこういうことがこのくらいできる」っていう判断です。
そのとき、男性だとか女性だとか年齢は判断基準には入りません。
(役職は入ります。決裁権の判断が必要だからです)

そこに「女性」というフィルターが入るととてももったいないんです。
「女性だからここまでしかできない」とか「女性だから意思決定にはかかわらせない」とかの合理的な根拠が分かりません。

今までいろいろな女性と一緒に仕事をしてきましたが、(オフィスワークにおいては)個人個人の能力差は感じますが、「性」としての能力差を感じたことがないんです。

ですが、多くの男性は(「すべて」ではないので極論で解釈しないようにお願いします)仕事以前に心の奥底で女性を見下しているなと特に感じるのが上記の意思決定についてです。

なぜ意思決定に女性をかかわらせないのか。
女性には重要な意思決定はできないと思っているのか。

いや、多分違います。

女性に自分の意見を否定されると困るんですよ。
自尊心が傷つくんです。
女性に自分の意見よりも正しいことを言われること、しかも公の場でそれをされるのを怖がっているんです。
女性は自分より下だと思ってますから。
(部下に意見されて怒る上司も心理は同じです。怒ってはだめです。新しい視点からの意見を述べたことをほめるべきです。少なくとも僕はそうしています)

その考えはやめた方がいいです。
女性の意見が必要なんですよ。

仕事をする上ではいろいろな立場の人の意見が必要です。

で、このような、心の奥底で女性を見下しているからこそ起こる現象が仕事上の各所で起こっているんですね。

別に仕事上で恋愛をするなという意味ではありません。
ですが、恋愛の仕方一つとっても男性は女性を下に見ている傾向があって、その考え方で職場恋愛をしようとするから反感を買うんです。

自然な形で仲良くなって、お互いの合意のもと、自然な形で恋愛すればいいじゃないですか。
(あくまで「自然な形」を自分自身で作り出すんです)

不自然な形で無理を生じさせるから問題になるんです。
「自然な形」が分からない人は人間の心理を真面目に勉強してください。
(コントロールの利かないくらい好きになって盲目になってしまった場合は別の問題になりますが)

女性は、男性と同じように意思をもっています。
自分のことは自分で意思決定したいですし、能力的に男性よりも劣っているわけでもありません。プライドもあります。
人間なんですよ。

能力の高い女性はたくさんいるので、その能力をフル活用してもらった方がみんな得だと思います。

今回は以上です!


ジェンダー関連の記事:
当方30代男性だが、男性ゆえの固定観念に悩まされたことはあんまりない

男女関係についての記事:
「周りに普通の男がいない」という女性の意見はわからなくはない

同関連記事:
生涯未婚率の向こう側にある根本的な問題


※画像はイメージです。

参考
今回は特になしです。

twitterfacebookでのフォロー、お待ちしてます!


→数年以内にFIRE:経済的自立&早期リタイアメントを実現したい方へ

こちらのリンクを↓クリック↓してください。
(無料教材のダウンロードページに飛びます)
☆『教える』を仕組み化して1年でFIREを実現した方法
※初回メールが迷惑メールフォルダに自動振り分けされる可能性があるので、お気をつけください。






☆「このブログ、もっと読みたいかも」と思った方はぜひ読者登録してみてください!

ブログ更新時にお知らせが届きます。

→【PC版】
画面左のサイドバーに読者登録ボタンがあります。メールアドレスを入力して、「登録」ボタンを押すだけです!

→【スマホ版】
こちらのプロフィール画面のプロフィールの下にある「読者登録 登録・解除」をタップし、メールアドレスを入力して「登録」ボタンをタップするだけです!


/
記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は『いだてん』第29~30回について。

//
今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
TPP Part5 / nobi & hagechin
※筆者の友人のユニットです。
筆者は客席の最前左側(下手(しもて)側)で応援していますw







あなたにおススメの記事


follow us in feedly
同じカテゴリー(ネット)の記事画像
三日坊主を抜け出すには―自分をシステム化する方法
「いらない発明」に癒されよう!
音読みと訓読みの区別―言語センスを鍛える
夏目漱石『こころ』におけるKの寿命問題
個性の確立は強大な自己矛盾を生み出す行為である
転職活動のコツはこれ!―面接をくぐりぬける3つのポイント―
同じカテゴリー(ネット)の記事
 三日坊主を抜け出すには―自分をシステム化する方法 (2020-08-16 20:00)
 「いらない発明」に癒されよう! (2020-04-26 21:00)
 音読みと訓読みの区別―言語センスを鍛える (2020-04-10 21:00)
 夏目漱石『こころ』におけるKの寿命問題 (2020-03-25 21:00)
 個性の確立は強大な自己矛盾を生み出す行為である (2020-03-09 21:00)
 転職活動のコツはこれ!―面接をくぐりぬける3つのポイント― (2020-02-22 22:00)

Posted by 鷲谷 城州 at 22:00│Comments(0)ネット
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。