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2019年01月18日

『西郷どん』第46~47回―不覚にも感動しました

鶴丸城 石垣
《令和6年8月29日更新》

皆さんこんばんは。
今回は平成30年の大河ドラマ『西郷(せご)どん』第46~47回の感想です。
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。


【これまでの記事】
・第1~5回―立ち上がりは上々!・第6~10回―「伊集院」家は貴族ではなく薩摩武士です。
・第11~12回―篤姫と吉之助の運命の交錯・若干減速か?(第13~16回)
・第17回―月照との関係に賛否両論!・第18~20回―奄美編、面白いじゃないか!



まずはあらすじ。
明治政府に今の政体(せいたい)を問いただすために進発した西郷隆盛(鈴木亮平)一行。しかし、これを政府への反逆とみなした大久保利通(瑛太)らは隆盛らを賊軍(ぞくぐん)とみなし、征討(せいとう)を命じた。突然攻撃を仕掛けられた隆盛一行はやむなく抗戦し、弟の小兵衛(上川周作)は討ち死に。子の菊次郎(城桧吏)は脚を負傷した。隆盛軍は次第に政府軍に追い詰められていく…

退却を続け、ついに鹿児島(かごしま)に戻った西郷軍。大久保利通からの降伏勧告を無視し、友人たちと死地に向かっていく。隆盛との友情と政府を率いるリーダーとしての役割の間で苦悩を続け、隆盛の死を悲しんだ利通は、翌年暗殺されてしまう。日本の近代化を支えた両雄は散ったが、その生き様は後世に語り継がれることとなった。

ということで、


第46回は「西南戦争(せいなんせんそう)」。
隆盛の気持ちもよくわかったし、利通の気持ちもわかったし、桐野利秋(大野拓朗)や大山綱良(北村有起哉)の心意気も西郷従道(錦戸亮)の遣(や)る瀬無さもよかったです。


前回の記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
『西郷どん』第45回―決別への序曲

関連記事:
『西郷どん』第43~44回―嵐の前の静けさ

関連記事:
『西郷どん』第1~5回―立ち上がりは上々!


菊次郎の負傷や小兵衛の死も感動的で、涙が出そうになりました。

しかしですね。
(いと)(黒木華)が逃亡中の隆盛軍に会いに行くというのはちょっと現実味がなさ過ぎてげんなりしました。
せっかく感動的でいいストーリー展開なのに、こういうのやめてほしいです。

全体的にはよかったです!


西郷吉之助の登場する他の記事:
『青天を衝け』第31回―井上家について

同関連記事:
『青天を衝け』第30回―五代家について

同関連記事:
『青天を衝け』第29回―伊藤博文について


第47回は最終回で「敬天愛人(けいてんあいじん)」。
泣きました。
最期に明るく突撃していく西郷軍の様子も、涙でぐちゃぐちゃになった川路利良に殺される桐野利秋(泉澤祐希)にも、内国博覧会で言葉に詰まる利通にも、家に帰って泣き崩れる利通にも、清水谷(しみずだに)で暗殺され、最期に吉之助の「大久保一蔵を忘れてきた」というセリフを思い出す利通にも。

そしていちばん泣いたのは、隆盛の死を聞いて息を詰まらせる海江田信義(高橋光臣)の様子ですね。
あの演技はすごすぎる!

脚本とか演出の力もあったかもしれませんが、何よりも鈴木亮平氏、瑛太氏、大野拓朗氏、北村有起哉、高橋光臣氏らの演技の破壊力(いい意味での)がすばらしい作品でした。
もちろん、錦戸亮氏も頑張りました!俳優として実力がついてきているように感じます。

最後に別に一橋慶喜(松田翔太)は登場しなくてもよかったと思いましたし、史実無視はやはりやめた方がいい(やるなら「フィクションです!」と大々的に出せやい)とは思いましたが、全体評価としてはよい作品だったなと思います!

一年間お疲れ様でした!

※写真はイメージです。

今回登場した人物のフルネーム(参考:「武家や公家の名前について」)
・西郷 吉之助〔吉之介〕 藤原 隆盛〔隆永〕
さいごう きちのすけ〔きちのすけ〕 ふじわら の たかもり〔たかなが〕
・大久保 一蔵 藤原 利通〔利済〕
おおくぼ いちぞう ふじわら の としみち〔としずみ〕
・西郷 小兵衛 藤原 隆雄
さいごう こへえ ふじわら の たかかつ
・西郷 菊次郎 藤原 (諱不明)
さいごう きくじろう ふじわら の (諱不明)
・桐野〔中村〕 信作〔半次郎〕 坂上 利秋
きりの〔なかむら〕 しんさく〔はんじろう〕 さかのうえ の としあき
・大山 格之助 源 綱良
おおやま かくのすけ みなもと の つなよし
・西郷 信吾 藤原 従道〔隆道〕
さいごう しんご ふじわら の じゅうどう〔たかみち〕
・川路 正之進 藤原 利良
かわじ まさのしん? ふじわら の としなが/としよし
・海江田〔有村〕 武次 日下部 信義〔俊斎〕
かいえだ〔ありむら〕 たけじ くさかべ の のぶよし〔しゅんさい〕
・(一橋)徳川 内大臣〔通称不明〕 源 朝臣 慶喜
(ひとつばし)とくがわ ないだいじん〔通称不明〕 みなもと の あそん よしのぶ

参考
第46回
雑記帳
真田のよもやま話
みはいる・BのB
第47回
雑記帳
真田のよもやま話
みはいる・BのB


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次回は「定規を買った」。

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※The Beatlesの楽曲のカバー。ボーカル・コーラスは筆者の声。楽器隊は打ち込みですが、機材が整い次第自分で演奏する予定です。










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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00│Comments(0)テレビ
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