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2018年11月23日

合戦における戦術について②戸石城の合戦

安土城


皆さんこんばんは。
今回は「合戦における戦術について」シリーズの第2弾ということで「戸石城の合戦」について書きます。
『歴史と旅』増刊「日本合戦総覧(昭和63年1/10臨時増刊、秋田書店)」の坂本徳一氏の記事を参考にしています。

参考
第1弾 勝弦峠の合戦


戸石城(砥石城)の合戦とは、天文19(1550)年に武田晴信(信玄)と村上義清の間で行われた戦いです。
場所は長野県上田市です。

前回の勝弦峠の合戦のあと林城にて小笠原長時を京都へ追った晴信は、この2年前に上田原の合戦にて苦杯をなめさせられた村上義清を倒すべく、義清の居城葛尾城に兵を進めました。

ところがその情報をキャッチした義清は、堅城で知られる戸石城に移ったため、晴信は戸石城に向かいました。

晴信は最初は直接攻撃を仕掛けて落とそうとするもののなかなかうまくいかず、途中から兵糧攻めや、お得意の水の手を切る作戦を行うもの芳しくなく、次には調略によって義清の孤立化を狙いますが、結局は城の内外から義清軍に挟み撃ちにされ、退却します。

晴信の生涯二度の敗戦のうちのひとつです。

今回は晴信方で戦術を考えるよりも、義清方で考えた方がわかりやすそうなので、義清視点で考えます。

まずは、情報戦ですね。
晴信が葛尾城に向かっているという情報をいち早くキャッチできていなかったら戸石城には移れなかったわけですから、情報収集能力の高さがポイントですよね。

次に、アイディア豊富な発想力ですね。
水の手を切られたとき、武田方から見える位置で馬にお米をかけさせて、遠くから見たら水で洗っているかのように見せたという逸話がありますね。
この様子を見た晴信は、水が豊富にある城に持久戦を仕掛けても無意味と焦り、城に直接攻撃を仕掛けたという話です。

そして、城内に篭城していると見られた義清軍が、実は外に出ていて武田方に裏切った諸将を各個撃破し、最終的には城に向かっている武田軍を攻撃したという話もすばらしいですね。

敵に動きを知られずに動けるのもすばらしいですし、別の城にいる武田方の諸将を隠密で撃破していったことで武田軍を疑心暗鬼にし(裏切り者が出たのではないか、とか、義清軍が実は城にいないのではないか)、士気を下げるというのもすばらしい作戦ですね。

というわけで、村上軍の勝因は
・情報力
・敵の心理を読み意のままに動かし、また敵に原因不明の恐怖感を与え、士気をくじく智謀
といった感じでしょうかね。

参ったとしかいいようがありませんね 笑

今回登場した人物のフルネーム(参考:「武家や公家の名前について」)
・武田 大膳大夫(字は太郎) 源 朝臣 晴信(信玄)
・村上 左近衛少将(字不明) 源 朝臣 義清
・小笠原 信濃守(大膳大夫。字は又二郎) 源 朝臣 長時



参考
戸石城について
城・陶芸・ハイキング・ダイビング・スキー・旅行
今日は何の日?徒然日記
日本の歴史ガイド~日本のお城 城跡 史跡 幕末~
代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

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記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は「電車の出入り口やエスカレーターを降りた瞬間に立ち止まるな」。

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Posted by Sosuke Washiya at 20:00│Comments(0)趣味
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