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2018年05月15日

元号はなくさないでほしいなぁ

松阪城


皆さんこんばんは。
今回は記事「元号の存在感薄れる? 改元まで1年『西暦の方が便利』」を読んで感じたことを書きます。

記事の中身としては、日本で届出を行う際は基本的に元号を使用することが通常ですが、京都で調査したところ日本人の中ではなんとなく元号の支持が多いが明確な支持派はあまりいず、外国人の受け入れの多い市町村などでは外国人向けに公式書類にも西暦を採用し始めている、という内容です。

結局のところ、実用性で言うと圧倒的に西暦の方が高く、元号派にとって理論的に元号の必要性を説くことは難しいのが現実ですが、それでもなくならないでほしいなぁと思います。
(上記記事自体が元号反対的な論調で、調査が恣意的なところ気に入らないところです。世論調査の質問の文言を公開していない時点で情報操作を疑ってしまいます。回答は質問の仕方によって、ときには180度変わりますからね)


織田信長の改元:
『麒麟がくる』第37回―足利家について(2)

関連記事:
元号「令和」について

明治神宮前改元の頃について:
『青天を衝け』第25回―貨幣経済とは?


感情論でしかないのですが、もともとは中国の文化とはいえやはり日本人としてのアイデンティティと化しているというか、645年の大化の昔からやってきたことですし、本場の中国もやめちゃって、同じ中華文化圏のベトナムとか朝鮮(北朝鮮・韓国の総称として)でもやめちゃっているので、歴史的価値もあると思うんですよね。

元号がなくなっちゃうのってさびしいじゃないですか。

さらに、元号があることでなんとなく時代区分をするのにも役に立ちますし(昭和は長すぎて文化としての一時代とはいいづらいですが)、無用な世代間対立のもとになるとはいえ(こんな対立、冗談の範囲内ですし)、昭和生まれは昭和生まれ同士の親近感にもつながるし、きっと平成生まれは平成生まれの親近感があると思うんです。
(僕は昭和生まれなので昭和生まれの視点です)

こんな親近感って、西暦しかなかったら味わえないと思うんですよね。

それに、自分の祖父母が「1920年代生まれ」というと何年前かは計算しやすいのですが、「大正生まれ」というとなんとなく重みが加わる感じがしませんか?

「20世紀を生き抜いた」というよりも「大正・昭和の時代を生き抜いた」という方が重みがあって感慨深い気がするんですよね。

ですから、実用性という意味ではまったく反論のしようがない「元号」ですが、情緒という意味で、日本人としての誇りという意味でずーっと残してほしいと思っています。

(ちなみに、「元号は外国人にとってわかりにくい」という意見に関しては却下すべきだと思います。
日本に適応する気のない人、今の日本の元号すら勉強する気のない人は日本に来るべきではないと思います。
「郷に入りては郷に従え」です。
日本に来たのなら、日本のルールに従うべき)

ともかくも、始まった頃にはなんだか違和感のあった「平成」ですが、終わるとなるとさびしさを感じるとともに、次の元号は何になるんだろう、というわくわく感を感じます。

これも「元号」そのものがなければ味わえない感慨ですよね!

※画像は本文とは関係ありません。

参考
すぐ
光を求める旅
名東日記


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次回は『西郷どん』第6~10回について。

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Posted by 鷲谷 城州 at 19:00│Comments(0)ネット
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