2019年05月06日
スパルタ教育とゆったり教育は果たしてどちらの方が有効なのか?

皆さんこんばんは。
今回は記事「飛行機内で、8歳ぐらいの子どもに厳しく勉強を教える中国人の母親を見て」を読んで感じたことを書きます。
記事概要としては、
飛行機内でたまたま隣に座った中国人の母親が、機内で子供に常軌を逸した厳しさで勉強をさせているのだが、果たしてそういったやり方は正解なのか、
というような内容です。
(いつも通り、正確なところは記事を直接ご覧ください)
テーマとしては上記記事の論題をそのままいただきまして、(題名の通り)「スパルタ教育とゆったり教育はどちらがいいのか」ということになりますね。
「教育」に言及した記事:
『青天を衝け』第16回―池田屋事件について
同関連記事:
文禄・慶長の役に学ぶ―「叱るマネージメント」は下策である
同関連記事:
『青天を衝け』第2回―身分秩序について
まぁ、ぶっちゃけてしまうと価値の置き所によって答えは変わります笑
ただ、それを言ってしまったら何も論じることができないし何でもありなのですが、実は「何でもあり」ではないのですね。
向かう先と社会状況、「幸せ」の定義によりますね。
日本の高度経済成長期のように、まだまだお金を手に入れることが幸せなのかどうかという議論がなく、とにかくお金を多く手に入れることが幸せだと信じられていた時代(社会)とそうでない社会は違いますね。
めちゃめちゃ勉強して高い学歴を手に入れていい会社に就職したら高収入が保証され、それが幸せだと信じられていた時代にはスパルタ教育もありだったと思うのですね。
(しかし当時スパルタ教育を受けてきた世代の人々に、高収入を手に入れたにも拘わらず「子ども時代にあの教育を受けてよかった」という人が少ないのは興味深いです)
今の日本はまず幸せの定義が人それぞれになってきていますし(抽象化すると実はみんな一緒なんですがね)、無理して勉強させることで必ず成功できるとも限らない世の中にスパルタ教育はいらないと思います。
結局のところ本人の意志によるので、何がしたいかの選択肢を与えはしますし頑張って何かを成し遂げる喜びは教えたいですが、何をするかは本人次第で、結局やりたいことはいわれなくても頑張りますから。
極端にスパルタ教育をする必要はないでしょうね。
ただ、人に大事にしてもらえる人にならないと生きていくのがつらくなるので、礼儀と他人に対する敬意と感謝は厳しく教えるべきだと思います。
あと、スパルタにする必要はありませんが知識と教養は武器なので、詰め込む必要はあります。
勉強しなくてよかったと思ったことなんて一度もありません。
要は、厳しくしすぎる必要はないということですね。
(同時に、ゆるくしすぎる必要もありません)
ですから、これはあくまで僕の主観ですが、学歴社会・スパルタ教育社会というのはおそらく自我のレベルでは発展途上なのではないかと思います。
(もちろん、今活躍しているスポーツ選手たちのように本人がやりたいといったのならばスパルタでいいと思います)
平成不況とか就職氷河期とかありましたが、結局この時代の日本に生まれてよかったと思う次第であります。
※画像はイメージです。
参考
Z会ブログ
ラダははブログ ~ラダックで 母 奮闘~
Commutative Weblog 3
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次回は『いだてん』14~15回について。
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Posted by 鷲谷 城州 at 22:00│Comments(0)
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