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2016年07月31日

『真田丸』第25回―ドラマとしての方向性の模索

春の大阪城公園①
《令和6年3月13日更新》

皆さん、こんばんは。

今回は大人気大河ドラマ『真田丸(さなだまる)』の第25回「別離」の感想です。
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名をのせています。

前回で小田原北条攻め(おだわら・ほうじょう・ぜめ)が終わり、今回は、千利休(桂文枝)が死に、豊臣秀長(千葉哲也:思えば20年前の『秀吉』では、今回北条氏政を演じた高嶋政伸氏が秀長を演じていました)が死に、秀吉の第二子(長子に羽柴秀勝がいる)鶴松丸(つるまつまる)が死に、秀吉が落ち込む、という話でした。

面白くなくはなかったのですが、千利休や秀長の死の描き方がさらっとしすぎていた気がします。
(豊臣(とよとみ)家の話ではないから仕方ないのかな)


千利休は、今までの別の作品(山岡荘八『徳川家康』、原哲夫『花の慶次』)ではだいぶアツく活躍していた人物なので、今回の小物感にびっくり。
(もしかしたら、現実に近いのかも知れませんが。誰にも分かりませんが)


大河ドラマ『秀吉』についてもっと知りたい方は、下記リンクをタップしてください:
『麒麟がくるまでお待ちください』第4回―羽柴藤吉郎の名称

同参考記事:
言葉と人間の本質を見極めた「人間学」―山岡荘八『徳川家康』第3巻

『真田丸』関連の記事:
『真田丸』最終回―松代藩の偉人佐久間象山


そして、秀長の活躍っぷりや、秀長の死を経た秀吉の動揺が鶴松の死の陰に隠れてしまってあまり描かれなかったのも残念かな、と思います。

そして、利休の死に茶々(ちゃちゃ)が絡んでいる、という無理やりな感じ…笑

三谷氏の脚本、「奇をてらう」「オリジナリティを出す」ということに重点を置きすぎて、何度も言っていますがいろいろ軽薄になったり、描き方が弱かったりという感じがします。

大河ドラマも「何がしたいのか」が明確ではないのかも知れませんね。
NHKならではの、お金をかけた時代劇がやりたいのか、できるだけ史実に基づいた歴史劇がやりたいのか、「歴史」を題材にしたトレンディドラマをやりたいのか。

僕は「歴史劇」だと思っていましたが、今のままでは何がやりたいのかよく分かりません 笑
民放や他のNHKドラマとは違う「これが大河ドラマだ」という路線をはっきり打ち立てて、何とか文句のない面白さを復活させてほしいです。


その他の『真田丸』関連の記事:
『真田丸』第49回―伊達政宗の天下取り

同関連記事:
『真田丸』第48回―有楽斎を慮る

○今回登場した人物のフルネーム(参考:「武家や公家の名前について」)
・田中〔千〕 与四郎 源 (諱不明)〔号宗易。利休居士〕
たなか〔せん (の)〕 よしろう みなもと の (諱不明)〔号そうえき。りきゅうこじ〕
・羽柴〔木下〕 権大納言〔通称は小一郎〕 豊臣〔平〕 朝臣 秀長〔長秀〕
はしば〔きのした〕 ごんのだいなごん〔通称はこいちろう〕 とよとみ〔たいら〕 の あそん ひでなが〔ながひで〕
・北条 左京大夫〔通称は新九郎〕 平 朝臣 氏政
ほうじょう さきょうのだいぶ〔通称はしんくろう〕 たいら の あそん うじまさ
・関白 羽柴〔木下〕 太政大臣〔通称は藤吉郎〕 豊臣 朝臣 秀吉
かんぱく はしば〔きのした〕 だじょうだいじん〔通称はとうきちろう〕 とよとみ の あそん ひでよし
・羽柴〔木下〕 石松(丸) 平? 秀勝
はしば〔きのした〕 いしまつ(まる) たいら?  の ひでかつ
☆武家の「通称」の普及を切に願います!

参考
いろいろなブログを読みましたが、ポジティブな感想ばかりで、ちょっと残念
雑記帳
渡る世間は愚痴ばかり
アクタの芥


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Posted by 鷲谷 城州 at 22:07│Comments(0)テレビ
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