2017年09月21日
『真田丸』最終回―松代藩の偉人佐久間象山
《令和6年4月19日更新》
皆さんこんばんは。
今回は惰性で続いていた平成28年の大人気NHK大河『真田丸(さなだまる)』の感想ですが、ついに最終回です!
だらだらとやっているうちにいつの間にか9月となり、今年の大河ドラマ『おんな城主直虎』も後半に入ってしまいました 笑
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。
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というわけであらすじ
大坂夏の陣(おおさかなつのじん)で対峙する徳川(とくがわ)家と豊臣(とよとみ)家。緒戦は有利に展開する豊臣方だが、大野治長(今井朋彦)が豊臣家の馬印(うまじるし)を城に持ち帰ったことで雑兵(ぞうひょう)が「秀頼(中川大志)が退却した」と勘違い、一気に崩れ立つ。これで戦の大勢が決定し、豊臣家は敗北する。
という感じです。
↓こちらのドラマについて書いています。
真田丸 完全版 第四集 [DVD]
もう感想はいいや、ということで、今回は最後のナレーションで言及された松代真田藩(まつしろ・さなだ・はん)が輩出した偉人佐久間象山について書きましょう。
どういう人物か簡単にいうと、幕末に江戸で「五月塾(さつきじゅく)」という塾を開き、勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬などの師となった人物で、故郷の松代藩のほか幕政(ばくせい)にも影響を与えた人物です。
この象山の出自ははっきりしないのですが、面白いのが尾張佐久間(おわり・さくま)氏の末裔であるという説。
これは象山自身が唱えていた説のようです。
尾張佐久間氏といえば佐久間盛重、盛次、信盛、盛政、安政を初め、柴田勝家の養子勝政などを輩出した一族ですね。もちろん織田(おだ)家臣です。
このうち盛次の四男勝之は信濃長沼(しなの・ながぬま)藩を治めていましたが、改易となり、その家臣が勝之の兄安政の婿養子となって、紆余曲折を経て象山へとつながるわけです。
婿養子が続く血筋なので胡散臭さ満載ですが、わが家も有名武将の家も含めて武家の血筋なんてみんな胡散臭いものです 笑
今回の大河ドラマは時代的に豊臣家が描かれる時間が長かったので織田家の佐久間氏の様子は描かれませんでしたが、幕末にいたっても真田家と織田家の縁は続くんですね。(参考:Wikipedia)
面白いものです。
↓佐久間右衛門尉信盛が登場する合戦はこちらです。
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佐久間大学允盛重と右衛門尉についての関連記事:
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今回登場した人物のフルネーム
・大野 修理大夫〔通称不明〕 (氏不明) 朝臣? 治長
おおの しゅりのだいぶ〔通称不明〕 (氏不明) あそん? はるなが
・羽柴 右大臣〔通称は藤吉郎〕 豊臣 朝臣 秀頼
はしば うだいじん〔通称はとうきちろう〕 とよとみ の あそん ひでより
(実際は文献上で「羽柴」と記載されたものは見つかっていないそうです)
・佐久間 修理 平 国忠〔象山〕
さくま しゅり たいら の くにただ〔しょうざん〕
・勝 安房守〔通称は麟太郎〕 物部 朝臣 義邦〔のち安芳〕〔海舟〕
かつ あわのかみ〔通称はりんたろう〕 もののべ の あそん よしくに〔のちやすよし〕〔かいしゅう〕
・吉田 寅次郎 平? 矩方〔松陰〕
よしだ とらじろう たいら? の のりかた〔しょういん〕
・坂本 龍馬 紀 直陰〔のち直柔〕
さかもと りょうま き の なおかげ〔のちなおなり〕
・佐久間 大学允 平 朝臣 盛重
さくま だいがくのじょう たいら の あそん もりしげ
・佐久間 久六郎 平 盛次
さくま きゅうろくろう たいら の もりつぐ
・佐久間 玄蕃允 平 朝臣 盛政
さくま げんばのじょう たいら の あそん もりまさ
・佐久間〔保田〕 備前守〔通称は久六郎〕 平 朝臣 安政
さくま〔やすだ〕 びぜんのかみ〔通称はきゅうろくろう〕 たいら の あそん やすまさ
・柴田 三左衛門 源 勝政
しばた さんざえもん みなもと の かつまさ
・佐久間 大膳亮〔通称は源六郎〕 平 朝臣 勝之
さくま だいぜんのすけ〔通称はげんろくろう〕 たいら の あそん かつゆき
参考
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次回は「『初音ミク』をもらった」。
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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00│Comments(0)
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