2007年08月12日
レトロと怪奇の極み!『夢幻紳士 幻想篇』で触れる異次元の美

《令和6年11月14日更》
大正情緒あふれるミステリー漫画の名手、高橋葉介氏の作品。
『夢幻紳士』シリーズは高橋氏のライフワーク的作品で、二十数年に渡って描きつづけられている。
今回の「幻想篇」は「逢魔篇」、「迷宮篇」と続く三部作の第一作。
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↓こちらの漫画について書いています。
夢幻紳士 幻想篇
この物語は謎の黒服男「夢幻魔実也」が、心霊や魑魅魍魎などを相手にさまざまな怪奇物語をつむぎ出すものであるが、今回の三部作は、その次元が神の領域に達したのではないか、と思われるほどの会心作である。
この「幻想篇」では実体のない「影」となった魔実也が、主人公の頭の中で超現実主義的活躍をする。
あまり内容について書くと、僕の力量では陳腐にならざるを得ないので避けるが、その表現手法はまるで異次元世界。
時間、空間を超えて繰り広げられる異次元ミステリー。
通常の漫画は「画」と吹き出しに書かれた「文字」で読むが、この漫画はそれらをも含みこんだ、作品全体の「雰囲気」の世界に没入してしまわないと、まったく意味のわからないちんぷんかんぷんな作品となってしまう。
つまり、理屈で読むのではなく、「なんとなく」の直感的世界で読まないと意味のわからない世界となる。
しかし、ひとたび彼の創りだす世界に足を踏み入れると、瞬く間に虜となってしまう。
登場する女性キャラは妙に色っぽく、古風なタッチはひとたびはまり込むと抜け出せない色気を秘めている。
レトロで艶っぽい、最高の情緒的世界に触れたい方はぜひお読みください。
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夢幻紳士 逢魔篇
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参考
小鳥ピヨピヨ コ
事象の地平線
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【Cover】Nowhere Man / Joshu Washiya
※The Beatlesの楽曲のカバー。ボーカル・コーラスは筆者の声。楽器隊は打ち込みですが、機材が整い次第自分で演奏する予定です。
Posted by 鷲谷 城州 at 22:55│Comments(0)
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