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2017年07月15日

『真田丸』、解釈の違いって面白い(第46回)



皆さんこんばんは。
今回は惰性で続けている去年の大河ドラマ『真田丸』の感想シリーズ、第46回「砲弾」についてです。

あらすじとしては、
真田丸を攻めあぐねてじれる徳川方だが、いたずらに攻めるのをやめ、鬨の声を上げ続けて心理戦に持ち込もうとする。一方、真田丸での勝ちに乗じた豊臣方はここで和議に持ち込もうとするが、真田幸村(堺雅人)が待ったをかける。しかし、織田有楽斎(井上順)や大蔵卿(峯村リエ)の局などに押し切られる形で豊臣秀頼(中川大志)は和議との決定を下す。そこで淀殿(竹内結子)の説得によって和議の決定を覆そうとする幸村だったが、徳川方から天守閣へと一発の砲弾が打ち込まれ、それにおびえた豊臣方の大勢は一気に和議へと流れだす…
という感じです。


この『真田丸』では徳川方は徹底的に悪役ですね(そこが気に入らなくもありますが、幸村が主人公だったらまぁしょうがない)。

というか、徳川家の人が主人公でない物語では大抵徳川家康は卑怯な謀略家として描かれますが。

悪役としての徳川家康ですので、今回は真田丸に苦戦した末の謀略のひとつとしてカルバリン砲(靖国神社の遊就館に現物があります)を打ち込んでいるわけですが、山岡荘八氏の『徳川家康』では、家康がいかに犠牲を少なくして大坂方をあきらめさせるかということに頭を砕いて、その手段として奈良の宮大工を説得して大やぐらを作らせて、そこからカルバリン砲を打ち込むことで、豊臣方の降伏を早めたという感じで、大坂の陣の原因についても野心云々ではなくて、どこまでも人間同士の感情のすれ違いによって起きたという描き方となっております。
(僕なりの解釈ですが)

どうも『真田丸』は軽薄な印象があるので、徳川家康の描き方も単純すぎて軽薄な感じなので、やっぱり不満ですね 笑

家康もいいやつだけどどうしようもないすれ違いで大坂の陣が起きた、という荘八氏風の描き方の方が心が乱されて面白いような気がしますが、一般的にはそうではないんですかね?

周りに明らかに悪い人なんてそうそういませんよね?

世の中の人間同士のトラブルって、どっちかが明らかに悪いのではなく、上記のような微妙な気持ちやタイミングのすれ違いで起こっている気がします。

僕が年を取りすぎたのか?笑

ということで、このシリーズはもうあまりやる気がないのですが、謎の義務感であと4回頑張ります 笑

今回は登場した人物のフルネーム(今回は初登場の人物はいませんが、きっと初めてこのブログを見る人もいると思うので、一応書きます)
・真田 左衛門佐(字は源次郎) 滋野(源) 朝臣 幸村
・織田 侍従(字は源五郎) 平(藤原、忌部) 朝臣 長益(入道有楽斎如庵)
・羽柴 右大臣(字不明) 豊臣 朝臣 秀頼
(実際は文献上で「羽柴」と記載されたものは見つかっていないそうです)
・徳川 前右大臣(字は次郎三郎) 源 朝臣 家康
(この頃の徳川家康はとっくに右大臣になっていて、さらにそれを秀頼に譲っているそうですね)

参考
渡る世間は愚痴ばかり
文献の引用や地図による説明などがあってわかりやすいです。
ドラマ@見とり八段
真田のよもやま話

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記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は「ヘルメットをいただいた」。

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Posted by Sosuke Washiya at 20:00│Comments(0)テレビ
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