2008年10月30日
river

《令和6年2月28日更新》
おはようございます。
今回は監督・脚本鈴井貴之、つまりミスター、出演:TEAM-NACSの映画『river』についての感想です。
鈴井氏が企画を担当したモンスター番組『水曜どうでしょう』についての記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
水曜どうでしょう
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水曜どうでしょう/DVD第2弾
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水曜どうでしょう(12)
僕はミスターと大泉さんが好きなので、敢えて言わせてもらうんですが、正直いまいちでした。
とりあえずあらすじ(Amazon.co.jp)
被害者を見殺しにした警察官。婚約者を殺された男。元ジャンプ競技の選手で今はバーを経営している男。小学校時代の虐めを忘れられない男。それぞれ辛く重い現実を抱えながら小学校の同窓会で再会した4人は、過去を忘れる方法があると聞き…。出演は大泉洋、安田顕、佐藤重幸ほか。監督・脚本は鈴井貴之。
↓こちらの映画について書いています。
river
ミスターの監督作品は面白いという噂を聞いて、見てみました。
確かこれはミスターの2作目で、僕が「面白い」と聞いたのは1作目の方でした(笑
TEMA-NACSの演技は素晴らしかったです。迫真の演技で、いつものコミカルな彼らを忘れました。
ただ、僕がいまいちだと思ったのはストーリー。
TEAM-NACS演じる小学校の同窓生たちが「過去を忘れる」ために、製薬会社が秘密裏に開発した記憶をコントロールする薬を盗みに入るんですが、その動機付けが弱い気がしました。
「忘れたい過去」を背負っているといえども、普通に社会生活を送っている人たちがその生活を壊すリスクを冒してまで、製薬会社に盗みに入るためには、それ以上のリターンや動機が必要だと思うんですよ。
現代の日本人はリスクを敬遠する傾向がある気がしますし、「忘れたい過去」があっても酒を飲んだりしてごまかして、流されてしまう傾向があると思うんですよ。
テーマややっていることは荒唐無稽でいいと思うんです。映画なんですから。
ただ、「必然性」とか「動機」の部分が弱いと、途端に架空の物語だということが強調されてしまう。
主人公たちが盗みに入る必然性というかやはり動機付けが弱くて、見ていて結局覚めてしまいました。
映像自体は素晴らしかったと思います。色使いとか、雰囲気とか。
ということで、ミスターの1作目や新作に期待です(笑
あと、「この人藤村Dかな~?」と思える人が出ていたのですが、エンドロールを見たらやはり「友情出演」に藤村Dの名前が出ていました(笑
嬉野Dも出ていたようですが、わかりませんでした><
参考
BOUNCE。*大泉洋とどうでしょう*
「今日もまだ、ひとりです。」- a 40s' life -
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次回は水野祐『大和の政権』について。
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Posted by 鷲谷 城州 at 11:00│Comments(0)
│映画
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