2020年07月07日
コメディを貫きつつもうまくオチをつけました!(『メン・イン・ブラック3』)
acworksさんによる写真ACからの写真
皆さんこんばんは。
今回は映画『メン・イン・ブラック3』についての感想を書きたいと思います。
まずはあらすじ。
いつものようにエイリアンに関する任務をこなすエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)とエージェントJ(ウィル・スミス)。
しかしこの日、Kは過去に捕まえて刑務所に入れた凶悪エイリアン・ボリス(ジェイマン・クレメント)が脱獄したことを知る。
JがMIB本部に戻ったところ、相棒のKがいつの間にか別人になっていた。
不審に思い、いろいろな人にKのことをきくも、誰も知らない。
エージェントO(エマ・トンプソン)にきいたところやっとKの情報にたどり着くことができたが、Kは40年前に殉職したという。
Jは、ボリスによって改変されてしまった歴史を正すため、そして、40年前に死んだことになってしまったKを死なせないため、タイムトラベルによって過去に向かうのであった。
ということで、
↓こちらの映画について書いています。
メン・イン・ブラック 3 (字幕版)
陳腐化したSFの王道に敢えて挑戦!
「エイリアンを見たら、黒服の男たちに連れ去られて記憶を消される」という都市伝説を映画化した『MIB』シリーズ。
その設定の時点で陳腐なはずなのに面白かった1作目と2作目ですが、3作目では「タイムトラベル」というさらに陳腐化されたテーマに挑戦するという無謀さ。
それだけで笑えました 笑
しかし実際に見てみると、ちゃんと面白いから不思議です。
今までのエージェントJによる軽妙さ、ストーリーのテンポの良さ、難解な謎がなくわかりやすいストーリーなど面白い要素は失われていませんでした!
関連記事:
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グリフィンの言葉
映画の舞台となった1969年の世界にはグリフィン(マイケル・スタールバーグ)という、未来を見通す能力をもったエイリアンが登場するのですが、彼の言葉が示唆的で面白かったです。
たぶん、この映画が作られた2012年ごろには量子論の概要が一般的に認知されるようになっていたので、その影響があるのだと思います。
(量子力学自体は20世紀初めからあります)
「今この瞬間になるまではあらゆる可能性が無限に存在しそれが全て同時に進行している」という考え方は量子論そのものですね。
量子論として有名なのは「シュレーディンガーの猫」という思考実験です。
簡単に言うと、
①箱の中に猫を入れ、そこに、原子がある一定の状態になると猫が死ぬ仕組みを作っておく(電流が流れるなど)
②1時間ほど経ったら箱の中を空けて、猫が生存しているかどうかを確認する
という実験です。
我々が一般的に認知している科学では、原子が「一定の状態」になる確率は〇〇%で、猫は同じ確率で死ぬ、ということまでしか言えません。
もし猫が死んでいれば、その1時間の間のどこかで原子が「一定の状態」になったために猫は死んだ、ととらえますが、量子論はそのようなとらえ方はしません。
箱を開けるまで、猫が生きているか死んでいるかは決まっていない
のです。
訳わかりませんよね?
この映画はそういった流行の理論まで取り入れる、というお遊びがありますが、案外お遊びで終わらない可能性があるのがこの「量子論」です。
「量子論」関連の記事:
新曲完成!(【初音ミク】Nothing Can Be Such Great Pleasure)
あとは、僕はわからなかったのですがティム・バートンがカメオ出演しているそうですね。
もう一度見て確認したいと思います!笑
というわけで、コロナ騒動で心が疲れた方は、こういった頭を使わないで済む映画を見て心を洗ってあげてください!
今回は以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以下もご覧ください!
※トップ画像はイメージです。
参考
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Posted by 鷲谷 城州 at 20:00│Comments(0)
│映画
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