さぽろぐ

映画・TV・音楽  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


2007年02月05日

アガサ・クリスティー『シタフォードの秘密』

山荘
DonnawettaによるPixabayからの画像

今回はアガサ・クリスティーのミステリー『シタフォードの秘密』。
この話にはポアロもマープルも登場しない。

関連記事:
アガサ・クリスティー『ビッグ4』

関連記事:
アガサ・クリスティー『魔術の殺人』

関連記事:
アガサ・クリスティー『スリーピング・マーダー』


↓こちらの本について書いています。

シタフォードの秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-81)


ストーリー
イギリスの山奥、雪に閉ざされたシタフォード荘では「テーブル・ターニング(日本で言う「こっくりさん」)による降霊会が行われていた。冗談半分で行われた降霊会だが、そこで山荘の持ち主であり、現在は山のふもとに残っていたトリヴィアン大佐の死が告げられる。
そして彼の親友であるバーナビ少佐が雪の中、ふもとの大佐の自宅へ向かったところ、降霊会とほぼ同時刻に大佐が殺されていることが発見された…。


この話は、冒頭の降霊会からオカルティックな展開を予想するが、なんてことはない、やはりクリスティーお得意の「恋愛小説」的展開へと発展していく。
大佐殺しの容疑者として疑われた彼の甥のジェイムズ。ジェイムズの婚約者エミリー・トリフューシスが、彼の無実を証明するために、自分の女としての魅力を駆使して真相へと迫っていくのである。
要は彼女の情熱に焦点が当てられている話で、その中でそのほかの登場人物の謎へと言及し、事件解決に至るのである。
結末はやはり予想外。出し抜かれる感じです(それがいいw)。

(あと、トリヴィアン大佐とバーナビ少佐がゲ○なのではないか、という印象をもってしまいましたが、これはネタですw)

婚約者を想う女性の強い情熱に触れたい方は、ぜひご一読を!w


その他のクリスティー作品について:
アガサ・クリスティー『七つの時計』

同関連記事:
アガサ・クリスティー『死への旅』

同関連記事:
アガサ・クリスティー『アクロイド殺し』



☆「このブログ、もっと読みたいかも」と思った方はぜひ読者登録してみてください!

ブログ更新時にお知らせが届きます。

→【PC版】
画面左のサイドバーに読者登録ボタンがあります。メールアドレスを入力して、「登録」ボタンを押すだけです!

→【スマホ版】
こちらのプロフィール画面のプロフィールの下にある「読者登録 登録・解除」をタップし、メールアドレスを入力して「登録」ボタンをタップするだけです!


→数年以内にFIRE:経済的自立&早期リタイアメントを実現したい方へ

こちらのリンクを↓クリック↓してください。
(無料教材のダウンロードページに飛びます)
☆『教える』を仕組み化して1年でFIREを実現した方法
※初回メールが迷惑メールフォルダに自動振り分けされる可能性があるので、お気をつけください。



↓クリスティー作品が気になった方は、下記作品を購入して、ぜひ虜になってください!

シタフォードの謎 (1956年) (世界推理小説全集〈第21〉)

シタフォードの謎 (創元推理文庫 105-22)

シタフォードの秘密 (クリスティー文庫)

シタフォードの謎 (1965年) (創元推理文庫)



twitterfacebook等のフォロー、お待ちしてます!

//
今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
Freedom / Stoning Crows
※筆者は右側でギターを弾いています。


☆音源を聴いていいなと思ったら、下記リンクから是非CDを購入してみてください!

→メルカリで”Stoning Crows / again”を購入












//
1/28クロックエンド ホームページ更新!!

クロックエンド ブログ兼BBS
携帯用簡易版

クロックエンド、ライブ決定!!
2007年2月18日(日)目黒ライブステーション

Ba、Key募集中!!
詳しくは下記ホームページ、INFOにて!!

アマチュア向けに作曲依頼を募集中!!
「自分では作れないけど、(HPや自作映画、アニメなどの)テーマ曲がほしい!」という方、ぜひご依頼下さい。
細かいことは要相談。
(過去の依頼作品等を詳しく聞きたい方は下記にご連絡下さい)

あなたにおススメの記事


follow us in feedly
同じカテゴリー()の記事画像
「大きな欲」と「小さな欲」―山岡荘八『徳川家康』第6巻
苦難の時代の幕開け―山岡荘八『徳川家康』第5巻
徳川家康の生涯を貫く思想―山岡荘八『徳川家康』第4巻
言葉と人間の本質を見極めた「人間学」―山岡荘八『徳川家康』第3巻
これぞ徳川家の柱石・三河武士の死にざまだ!!―山岡荘八『徳川家康』第2巻
平和への願いとともに生まれた徳川家康―山岡荘八『徳川家康』第1巻
同じカテゴリー()の記事
 「大きな欲」と「小さな欲」―山岡荘八『徳川家康』第6巻 (2021-07-22 20:00)
 苦難の時代の幕開け―山岡荘八『徳川家康』第5巻 (2021-02-28 20:00)
 徳川家康の生涯を貫く思想―山岡荘八『徳川家康』第4巻 (2020-10-11 20:00)
 言葉と人間の本質を見極めた「人間学」―山岡荘八『徳川家康』第3巻 (2020-07-23 20:00)
 これぞ徳川家の柱石・三河武士の死にざまだ!!―山岡荘八『徳川家康』第2巻 (2020-05-04 21:00)
 平和への願いとともに生まれた徳川家康―山岡荘八『徳川家康』第1巻 (2020-01-29 22:00)

Posted by 鷲谷 城州 at 12:12│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。