2007年01月13日
アガサ･クリスティー『葬儀を終えて』
carolynaboothによるPixabayからの画像
《令和5年6月19日更新》
この話も去年12月頃NHKでテレビドラマ版がやっていたようですが、またしても見ませんでしたw
ストーリーは…
名探偵ポアロシリーズについての他の記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください：
アガサ・クリスティー『ビッグ4』
関連記事：
アガサ･クリスティー『三幕の殺人』
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アガサ・クリスティー『五匹の子豚』
↓こちらの小説について書いています。
大富豪アバネシー家の当主リチャードが死に、その葬儀に一族が集まった。皆厳かに葬儀を行っていたが、今風に表現すると「空気を読めない」発言をすること有名だった末の妹コーラが爆弾発言をする。
「あら、リチャードは殺されたんじゃなかったの？」(加島祥造氏訳)
その翌日、コーラは自宅で惨殺死体として発見される…
この話は同じポアロものでも『ポアロのクリスマス』のような最終的には温かい感じや、『エッジウェア卿の死』のような情熱的な感じともまた違い、始終不気味な雰囲気の漂う小説です。
参考記事：
アガサ･クリスティー『ポアロのクリスマス』
参考記事：
アガサ･クリスティー『エッジウェア卿の死』
犯人は狂人なんじゃないか、と思えてしまう雰囲気。猟奇的な雰囲気。
真犯人は誰なのか…。やっぱり最後までわかりませんw
恋愛小説的要素の強いクリスティー作品の中でも、ミステリーの要素が濃い作品だと思います。
不気味な雰囲気を味わいたい方、どうぞ♪
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「大きな欲」と「小さな欲」―山岡荘八『徳川家康』第6巻
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Posted by 鷲谷 城州 at 23:31│Comments(0)
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