2006年12月03日
高見広春『バトル・ロワイヤル』
Alexas_FotosによるPixabayからの画像
1999年に原作、映画、漫画の3メディアで公開され、話題になったサバイバル小説。
あらすじは、修学旅行中の中学生をある島に集め、本物の銃器・刃物等を持たせて殺し合いをさせる、という国家プロジェクトにより、殺し合いを始める中学生達の物語。
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↓こちらの作品について書いています。
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小説の根幹となる「中学生に殺し合いをさせる」という発想自体が残酷なもので、「教育上よくない」という理由でかなり話題にもなったが、実際描かれているテーマは暴力・殺人賞賛などでは決してなく、「友情・恋・不条理・命の大切さ」などであって、むしろ読んだあとは「人なんか絶対殺したくない」という気持ちになる。
つまりは少年犯罪などでその原因として挙げられた宮下あきら氏の漫画などと同じように、作品自体は「愛」や「友情」を描いていたとしても、受け取る側の頭のでき、精神の発達の度合いによって「悪の権化」にされてしまう可能性があった(実際にされた)作品なのであるが、この原作とともに漫画・映画の大ヒットで、日本人の大半はこの小説の主旨をきちんと理解し、楽しめる知性をもっていることを証明できた。
現在の教育状況はどうだろう?
果たして現在の小中学生が大人になったとき(「小中学生」と一括りに一般化するのはよくない、ということを承知の上で)、このような小説の主旨を理解するほどの知性と想像力を身につけることが出来るのだろうか?
その如何は学校の教師ではなく、親御さんの腕のみにかかっているということは、これまでの日本の歴史が証明している。
(わかりやすく勉強のできで例えれば、同じ小学校の同じクラス出身で同じ先生に教えてもらっていた子供の中で、東大に行く子供と、学力の問題で大学に行けない子供がでてくるのは、「教育」の比重が学校生活よりも家庭の方が大きいことの証明である)
※補足:わかりやすく「大学」で例えただけで、大学に行った人が偉くて行けなかった人が偉くないとは言っていない。大学に行っていなくても偉い人はたくさんいる。
そんなことを連想させるこの小説「バトル・ロワイヤル」はエンターテインメント作品としても優れた作品である。
読んだことのない人がいたら、ぜひご一読を♪
(映画とは違う面白みがあるよ)
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今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
TPP Part 3/nobi & hagecin
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筆者は客席の最前左側(下手(しもて)側)で応援していますw
↓令和4年9月7日注:以下の内容は記事公開時の告知です。当時の雰囲気を残すため、そのままにしてあります。
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2007年1月7日(日)あさがやドラム
開場18:30頃、開演19:00
チケット代1枚2000円(ドリンク代別)
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詳しくは下記ホームページ、INFOにて!!
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細かいことは要相談。
(過去の依頼作品等を詳しく聞きたい方は下記にご連絡下さい)
つまりは少年犯罪などでその原因として挙げられた宮下あきら氏の漫画などと同じように、作品自体は「愛」や「友情」を描いていたとしても、受け取る側の頭のでき、精神の発達の度合いによって「悪の権化」にされてしまう可能性があった(実際にされた)作品なのであるが、この原作とともに漫画・映画の大ヒットで、日本人の大半はこの小説の主旨をきちんと理解し、楽しめる知性をもっていることを証明できた。
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(わかりやすく勉強のできで例えれば、同じ小学校の同じクラス出身で同じ先生に教えてもらっていた子供の中で、東大に行く子供と、学力の問題で大学に行けない子供がでてくるのは、「教育」の比重が学校生活よりも家庭の方が大きいことの証明である)
※補足:わかりやすく「大学」で例えただけで、大学に行った人が偉くて行けなかった人が偉くないとは言っていない。大学に行っていなくても偉い人はたくさんいる。
そんなことを連想させるこの小説「バトル・ロワイヤル」はエンターテインメント作品としても優れた作品である。
読んだことのない人がいたら、ぜひご一読を♪
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クロックエンド、ライブ決定!!
2007年1月7日(日)あさがやドラム
開場18:30頃、開演19:00
チケット代1枚2000円(ドリンク代別)
詳細
チケットほしい方、下記までご連絡を!!
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詳しくは下記ホームページ、INFOにて!!
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「自分では作れないけど、(HPや自作映画、アニメなどの)テーマ曲がほしい!」という方、ぜひご依頼下さい。
細かいことは要相談。
(過去の依頼作品等を詳しく聞きたい方は下記にご連絡下さい)
「大きな欲」と「小さな欲」―山岡荘八『徳川家康』第6巻
苦難の時代の幕開け―山岡荘八『徳川家康』第5巻
徳川家康の生涯を貫く思想―山岡荘八『徳川家康』第4巻
言葉と人間の本質を見極めた「人間学」―山岡荘八『徳川家康』第3巻
これぞ徳川家の柱石・三河武士の死にざまだ!!―山岡荘八『徳川家康』第2巻
平和への願いとともに生まれた徳川家康―山岡荘八『徳川家康』第1巻
苦難の時代の幕開け―山岡荘八『徳川家康』第5巻
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Posted by 鷲谷 城州 at 18:41│Comments(0)
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