さぽろぐ

映画・TV・音楽  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


2005年09月03日

筋肉少女帯/サボテンとバントライン

サボテンと猫
JanKrokiet95によるPixabayからの画像
《令和6年9月26日》

モテない引きこもりのダメ男、自分が嫌いで消えてしまいそうな少女、いじめにより世界を呪った少年、自殺志願者、快楽犯罪者など、人間のダークサイド(暗黒面)をときには痛烈に、ときにはコミカルに歌った大槻ケンヂ氏は、日本の文学史上に残る偉大な人物である。


【邦楽関連のこれまでの記事】
・中村由利子さん



作詞家、エッセイスト、ボーカリスト大槻ケンヂは1980年代から1998年頃まで「筋肉少女帯」と呼ばれるバンドに参加した。

「筋肉少女帯」はそれほど一般的に深く知られているわけではないが、邦楽史に音楽の一つのありようを示した偉大なバンドであった。

大槻氏の関連記事:
特撮『綿いっぱいの愛を!』


極上のヘヴィメタル・サウンドに、大槻氏の猛烈な歌詞が乗り、彼らの音楽は風変わりな世界観を醸し出した。

僕が「筋肉少女帯」とであったのは小学校低学年のとき。家族で出かける度にカーステレオで流れていた。

小学生の僕にとっては、大槻ケンヂ氏のコミカルな部分が非常に好感がもてた。
社会に対する深刻な批判を展開しつつも、それを笑いに転化する。
これが彼の手法の素晴らしいところである。

そんな彼らが1990年に出したシングルが「サボテンとバントライン」であった。

シングルということもあって、サウンドはヘヴィメタル的というよりも割とシンプルに仕上がっているが、歌詞には大槻節が光っている。

爆弾魔である「少年」が、大好きな飼い猫「バントライン」とともに犯行を繰り返す物語。
彼にとっては「バントライン」と部屋にある「サボテン」と「映画を見ること」だけが安らぎだった。

しかしその「少年」は、ある日ムービーシアターに爆弾を仕掛けたあと、上映中の映画に見とれてしまい、逃げ遅れて自分たちの仕掛けた爆弾に吹っ飛ばされてしまう。
つまり、死んでしまう。

外界に心を開くことを知らず、猫とサボテンと対話することしかできない「少年」。

そしてそれが爆弾魔という犯罪につながる。
そこには僕たちが考えるような明らかな「悪意」や「ポリシー」はない。

この歌が提示した問題は、作詞者大槻ケンヂ氏にしか理解できないものであろうか?
そして、このシングルが発売された1990年当時にしか当てはまらないものだろうか?

大槻ケンヂ氏が、現実に起こったどのような事件を題材にしてこの歌詞を書いたかは不明である。
しかし、彼は当時、この手の犯罪の本質を鋭く洞察していたのではないだろうか。

「筋肉少女帯」は、音楽のもつエンターテイメント性と人間の暗部の描写、そして「笑い」という快楽の提供を同時に行ったバンドであった。
そこには彼らのもつ全エネルギー、そして人間としての愛情がこめられている。

そんな素晴らしいバンドに出会えたことを感謝する。


1990年代の音楽:
泉谷しげる with LOSER/叫ぶひと囁く

同関連記事:
米米クラブ/K2C

同関連記事:
ザ・ブルーハーツ/スーパーベスト


※シングル曲「サボテンとバントライン」…現在入手可能なアルバムでは「筋少の大水銀」、「筋少の大車輪」に収録。僕自身はシングル盤と「筋少の大車輪」盤を所有。


邦楽についての次回の記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
米米クラブ/K2C


↓筋肉少女帯に興味をもったら、下記リンクから購入してぜひ聞いてみてください:


☆「この人の書いてること、ちょっと面白いかも」と思った方はぜひメルマガ登録してみてください!

歴史を学んで、知識をつけるだけではなく「歴史を活かして自分の生きたい人生を歩む」というテーマで、ブログでは語れない裏話や秘話などをお届けします。

↓こちらの画像をタップしてください↓
歴史愛通信

また、メルマガに登録してメルマガに記載されているメールアドレス宛にリクエストを送っていただければ、順次お応えします。


・○○(武将、合戦等)について語ってほしい
・大河ドラマ(『軍師官兵衛』以降)について語ってほしい
・今、○○について悩んでいるが、どの武将を参考にしたらいいか

…等々

ブログと違ってほぼリアルタイム配信なので、会話をしているかのようなコミュニケーションが楽しめます!

登録、お待ちしています!

※メルマガが迷惑メールフォルダや「プロモーション」フォルダに入っている可能性があります。
不定期配信なので、ちょこちょこチェックして、迷惑メールフォルダ等に入らないように設定しておいてください。



自分が何のために生まれてきたのか?
疑問を感じることはありませんか?

このまま会社で仕事をして、会社に利益を吸い取られて、さらに
生命力をも吸い取られて生きていくのか?
と思うとげんなりしませんか?

筆者もこれまで「誰かの決めた人生」を歩んできて、望まない方向に人生が進み、これまで培ってきた能力を無駄遣いし、消耗しきった人生を歩んできました。

しかし、ある方と出会って「自分の人生の歩み方」に触れ、自分が本当は何を求めているのかを知ることができるようになりました。

最初はスピリチュアルな話については(スピリチュアルの分野のすべてがあやしいわけではありませんが)少々距離を置きながらメルマガを読んでいたのですが、
きちんと論理的な説明をされる方だったので、
今ではファンになって結局会いに行ってしまいましたw
(自分で言いますが、上記のようなブログを書いている僕が「論理的」というのだから、信じてくださいw)

とりあえず、他人に振り回されて疲れを感じた方は下記リンクをタップして一読してみてください。

【創造者としての目覚め】

それで、納得した方だけその先に進んでもらえば大丈夫です。

筆者はこのプログラムを作った方の主催するコミュニティに所属しているため、筆者と会ってみたい!という方も、つながりを作るきっかけの一つにはなりますので、ぜひ上のリンクをタップしてみてください!

※メルマガ登録をされた場合、初回メールが迷惑メールフォルダに自動振り分けされる可能性があるので、お気をつけください。


↓筋肉少女帯に興味をもたれた方は、下記リンクをタップして音源を購入して、ぜひ楽しんでください!

筋少の大車輪

サボテンとバントライン (Remix)

サボテンとバントライン

筋少の大水銀

/
記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は「長谷堂城の戦いに学ぶ」。

//
今期イチオシ曲!ぜひ聞いてください!
【Cover】Nowhere Man / Joshu Washiya

※The Beatlesの楽曲のカバー。ボーカル・コーラスは筆者の声。楽器隊は打ち込みですが、機材が整い次第自分で演奏する予定です。









あなたにおススメの記事


follow us in feedly
同じカテゴリー(音楽)の記事画像
250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(5)
250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(4)
250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(3)
250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(2)
250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(1)
「歌詞」とはどうあるべきか
同じカテゴリー(音楽)の記事
 250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(5) (2021-10-26 20:00)
 250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(4) (2021-07-02 20:00)
 250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(3) (2021-02-08 20:00)
 250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(2) (2020-10-27 20:00)
 250 years of the birth of Mozart BEST OF BEST MOZART(1) (2020-09-25 21:36)
 「歌詞」とはどうあるべきか (2018-12-13 20:00)

Posted by 鷲谷 城州 at 14:32│Comments(0)音楽
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。