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2016年10月04日

『真田丸』、俗っぽすぎるということか?(第30回)



皆さんこんばんは。
面白くないと思いながらも見続けています、大人気NHK大河ドラマ『真田丸』第30回「黄昏」について。

今回は、豊臣秀吉(小日向文世)の老衰と醍醐の花見、石田三成(山本耕史)と真田信幸(大泉洋)の間で揺れ動く真田信繁(堺雅人)などを描いていたわけですが、僕が面白くないと思う理由が少しわかった気がします。

このドラマ、俗っぽい人間描写に懲りすぎている。
要するに、社会情勢や政治的バランスの描写や解説がほとんどないということ。

だから、登場人物たちがなぜそのような行動をするのかがまったく腑に落ちない。
「社会情勢」と「個人の損得勘定」と「感情」の3つがないと、人の行動は説明できないと思う。

面白い歴史小説などには基本的に社会情勢の描写があって、政治的パワーバランスが描かれています。
このころの豊臣政権などは、石高という見えやすいパワーと政略、人徳などによって豊臣恩顧の大名たちが次々と徳川家康に取り込まれていきますが、その描写がまったくない。
徳川家康はこのころすでに、ポスト秀吉として動いていたはずである(でなければ、秀吉の死後2年で実質的に天下を握ることなど不可能)

豊臣秀吉がなんとなく老衰していき、みんななんとなく「天下はどうなるのだろう」と心配しているだけで、徳川家康につこうという明確な理由が描かれない。

そして、なぜ信繁は三成に従っているのか、についても感情的な理由が不明確である。
「仕事」に徹するという意味ではいいのだが、心情的に三成や大谷吉継(片岡愛之助)に心服する明確なエピソードがあるべきだったと思う。

そして、吉野太夫(中島亜梨沙)の偽者と真田昌幸(草刈正雄)の謎のエピソード…
別にいらないでしょ?このエピソード…
本多正信(近藤正臣)が忍びを使って情報収集していたことを描きたいのかもしれませんが、なんで直接的に豊臣内部の情報を知りえない真田昌幸に間者がつくの?

信繁のところに直接つけるか、他の豊臣家臣につけた方が手っ取り早いでしょ…

それと、前から言いたかったのだが、片桐且元(小林隆)がじじいすぎ 笑
石田三成より少し年上くらいですよ?

そして、片桐のあの弱腰…
確かに関ヶ原以後の豊臣徳川のパイプ役としては頼りなかったようですが、賤ヶ岳七本槍として勇名を馳せて、豊臣家の内側を支えた人物で、政治手腕はもっとあったはず(参考)。

とにかく、無駄にコメディで脚本の作りこみが甘いと思います!

参考
真田のよもやま話
雑記帳
渡る世間は愚痴ばかり
Cantabileさんの批判、共感できます!笑
Cantabile

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記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は記事「井伊直虎」について。

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Posted by Sosuke Washiya at 22:03│Comments(0)テレビ
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