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2016年09月22日

『真田丸』、秀吉の老衰っぷりは悪くない(第29回)



皆さん、こんばんは。
更新がだいぶ遅いのですが、今回は大人気NHK大河ドラマ『真田丸』の第29回「異変」について。

関白豊臣秀次(新納慎也)が切腹し、老いが目立ってくる豊臣秀吉(小日向文世)。
自分の死後のことを考え、五奉行と五大老を任命するが、石田三成(山本耕史)と徳川家康(内野聖陽)に同じことを言い、なおかつ家康には同じことを二回言い、何もないところでつまづく。
そして、真田家では真田信繁(堺雅人)の母薫(高畑淳子)の出自が疑われ、薫は夫真田昌幸(草刈正雄)の浮気を疑いどうのこうの、という内容でした。

何というか、秀吉の老いに関する騒動と昌幸の浮気に関する騒動のギャップがひどいというか、その浮気エピソードいらなくないですか?

演出的にどんな効果があるのでしょうか。

そして、薫の出自ですが、Wikipediaで調べてみたところ、実際に菊亭晴季の娘という説はあるそうですが、当時、菊亭晴季の娘と言っても真田家と菊亭家では家格としてまったくつりあわなかったそうですね。
(そりゃ、信濃の地方武士であった武藤喜兵衛(真田昌幸)が京都の一流貴族の菊亭の娘をもらえるはずがない。というか、接点がない)

そうなると誰も信用しないわけですから、当時から晴季の娘と言われていたとは考えにくいですよね。
Wikiにもありますが、後世の後付けのような気がしますね。

それと、きり(長澤まさみ)のキリシタンとのつながりもよくわからない。
細川ガラシャ(橋本マナミ)とつなげたいのか?
(細川ガラシャも、バラエティのイメージ上ミスキャストだと思う)

とにかく、オリジナルのエピソードの作りこみが粗い。

しかし、秀吉の老いっぷりは今までにない新鮮なものを感じた。
割とリアルな衰え方な気がする。

こうして、数少ないいいところを無理やり探しながら、『真田丸』を見続けています 笑

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参考
真田のよもやま話
雑記帳
渡る世間は愚痴ばかり

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記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい。
次回は「摂政」について。

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Posted by 鷲谷 城州 at 22:07│Comments(0)テレビ
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