2008年07月18日
田中真澄『人を動かす力』
《令和6年7月17日更新》
みなさん、こんばんわ。
これも、知人の方に勧めていただいた本です。
「社会教育家」である、著者の田中真澄氏は1936年生まれで、1959年に日経新聞社に入社されますが、その後、「積極的に生きる」ということをテーマにした「講演」を生業にしたいと思い立ち、1979年に同社を退社され、「社会教育家」として活動される、という経歴をお持ちの方です。
天下の日経新聞に入社されておりながら、それを退社して「講演」で生活していこうと考えるということが既に大胆ですが、そのような判断をされた方だけに、この本に書かれていることも説得力抜群。
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澤田秀雄『思う、動く、叶う！ 限界を突破するエネルギー』
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鈴村進『中村天風「勝ちぐせ」のセオリー』
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若松義人『トヨタ流「最強の社員」はこう育つ』
↓こちらの本について書いています。
人を動かす力―人生成功の決め手!この30のポイントで「味方」が増える・「自己実現」のチャンスがつかめる (KOU BUSINESS)
また目次を引用してみると、
第1章 人生は行動である、まず動かなければ何事も始まらない
第2章 好きな仕事に生涯打ち込むことができた人は、みな成功者
第3章 協力者にめぐまれるためには「振り」を磨くこと
第4章 人を動かし味方にするとっておきの聴き方・話し方
第5章 迫り来る「生き方革命」にどう挑戦するかで真価が問われる
というわけで、やはりこれだけでは伝わりづらいと思いますが、要は、心の内に情熱をもち、それをうまく人に伝えられる能力を身に着ければ、自然と周りの人々が協力してくれるようになる、ということです。
でも、第2章の「好きな仕事に生涯打ち込むことができた人は、みな成功者」なんかは、それができないからみんな苦労している、というのもあると思いますが、著者が言いたいのは、人はみな自分のやりたいことをやるべき、ということで、その理由としては、やりたいことであればどんなにつらいことでも逆境でも耐え抜くことができる、ということです。
実際そうだと思うんですよ。
本当にやりたいことがある人は、どんな障害があっても、そちらへ向かってしまう。
でも、いろいろ周りの人に迷惑をかけるわけにもいかなくて、そこのところの兼ね合いは非常に難しいと思います。ほんとに。
ある程度めぐまれていなければ、好きなことを仕事にするのは難しい。
ただ、僕がこの本の内容を単純化して書くと、上のような薄っぺらい内容になってしまいますが、実際読んでみると、しっかりとした説得力をもっていて、納得させられます。
これはお勧めです。
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次回は「CANDY MONDAY／活動状況」(5)。
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今期イチオシ曲！ぜひ聞いてください！
【Cover】Nowhere Man / Joshu Washiya
※The Beatlesの楽曲のカバー。ボーカル・コーラスは筆者の声。楽器隊は打ち込みですが、機材が整い次第自分で演奏する予定です。
「大きな欲」と「小さな欲」―山岡荘八『徳川家康』第6巻
苦難の時代の幕開け―山岡荘八『徳川家康』第5巻
山岡荘八『徳川家康』第4巻―徳川家康の生涯を貫く思想
山岡荘八『徳川家康』第3巻―言葉と人間の本質を見極めた「人間学」
山岡荘八『徳川家康』第2巻―これぞ徳川家の柱石・三河武士の死にざまだ！！
平和への願いとともに生まれた徳川家康―山岡荘八『徳川家康』第1巻
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Posted by 鷲谷 城州 at 00:41│Comments(0)
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