2017年03月01日
『真田丸』第38回―真田昌幸の晩年の寂しさ
《令和6年6月2日更新》
皆さんこんばんは。
今回はまた、惰性で続けている去年の大人気NHK大河ドラマ『真田丸(さなだまる)』への苦情シリーズです 笑
もう、今は平成29年大河ドラマ『おんな城主直虎』が始まっていますが、まぁ気にしないで『真田丸』の感想を続けます(そのうち面倒になってやめるかもしれません 笑)
今回は第38回「昌幸」についてです。
あらすじとしては、
真田昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)一行は高野山(こうやさん)の麓の九度山(くどやま)で蟄居(ちっきょ)生活を送るが、その間に徳川家康(内野聖陽)は征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)に任命され、三男秀忠(星野源)に将軍職(しょうぐんしき)を譲る。真田信之(大泉洋)は昌幸と信繁の赦免を請うが受け入れられず、信之の舅の本多忠勝(藤岡弘、)が亡くなる。そして昌幸は病に倒れ、失意のまま天に召される…
という感じです。
※以下は、あくまで個人的感想です。批判的内容が含まれますので、ファンの方は閲覧注意です。
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これは文句というわけではなく、単なる感想なのですが、晩年の昌幸の惨めさは見ていられませんでしたね。
第一次上田合戦(うえだ がっせん)のときの生き生きとしていた昌幸が魅力的だっただけに、夢幻を追い続けて老いていく昌幸は見ていられませんでした。
もう少し昌幸を偉大な人物として描いてもよかったのでは、と思いますが、そうなると主人公信繁を食いかねない人物ですからね。あのような惨めな描き方も致し方ないのでしょうかね。
そして、今回の文句は佐助(藤井隆)の演出について!
佐助が実はきり(長澤まさみ)に想いを寄せていた…とか、いらなくないですか?
のちの伏線になっているわけでもなし、コメディとして面白いわけでもなし、というか全然面白くないんですけど…
そういうところで、今回の大河ドラマは僕の求める大河ドラマとは違うなと感じます。
○今回登場した人物のフルネーム(参考:「武家や公家の名前について」)
・真田〔武藤〕 安房守〔通称は源五郎、喜兵衛〕 滋野〔源〕 朝臣 昌幸
さなだ〔むとう〕 あわのかみ〔通称はげんごろう、きへえ〕 しげの〔みなもと〕 の あそん まさゆき
・真田 左衛門佐〔通称は源次郎〕 滋野〔源〕 朝臣 信繁〔幸村〕
さなだ さえもんのすけ〔通称はげんじろう〕 しげの〔みなもと〕 の あそん のぶしげ〔ゆきむら〕
・徳川 内大臣〔通称は次郎三郎〕 源 朝臣 家康
とくがわ ないだいじん〔通称はじろうさぶろう〕 みなもと の あそん いえやす
・徳川 権大納言〔通称不明、官職は他多数〕 源 朝臣 秀忠
(とくがわ ごんのだいなごん〔通称不明、官職は他多数〕 みなもと の あそん ひでただ)
・真田 伊豆守〔通称は源三郎〕 滋野〔源〕 朝臣 信幸〔信之〕
さなだ いずのかみ〔通称はげんざぶろう〕 しげの〔みなもと〕 の あそん のぶゆき〔のぶゆき〕
・本多 中務大輔〔通称は平八郎〕 藤原 忠勝
(ほんだ なかつかさのたいふ〔通称はへいはちろう〕 ふじわら の ただかつ)
☆武家の「通称」の普及を切に願います!
参考
渡る世間は愚痴ばかり
真田のよもやま話
雑記帳
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次回は「記事『「稀に見るケチ」徳川家康が天下を取れたワケ』がひどい」。
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Posted by 鷲谷 城州 at 21:00│Comments(0)
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