2007年05月16日
フュージョンの原点『SPECTRUM』―ジャズ・ロックの伝説、BILLY COBHAMの衝撃作
《令和6年11月11日更新》
1970年頃、ジャズ・ギターの英雄ジョン・マクラフリンと「マハヴィシュヌ・オーケストラ」を結成したビリー・コブハムですが、のち1973年には自身のソロアルバムを発表。
それがこの『SPECTRUM』。
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John McLaughlinの登場する記事:
イヤホンを買った
↓こちらのCDについて書いています。
スペクトラム
当時「フュージョン」というジャンルは存在しなかったが、彼らがやっていることはまさしくフュージョン。
そして、ジョン・マクラフリンがいないにも拘わらず、このスリルあふれるアグレッシブなサウンドは、「マハヴィシュヌ」がやはりマクラフリン一人の力だけでは実現しえなかったサウンドであることがよくわかる。
さらに、このアルバムは前回紹介したJAMES GANGとは「トミー・ボーリン」つながり。
そう、ここでギターを弾いているのがトミー・ボーリンなのである。
参考記事:
JAMES GANG/GREATEST HITS
彼はJAMES GANG加入前にこのアルバムに参加。激テクギターを披露している。
おそらく、彼のテクニックの真髄はこのアルバムに集約されているのだろう。
そして、ジェフ・ベックはBBAとして活動している時期にこのアルバムをひたすら聞いていたそうで、のちの彼のソロ作品『BLOW BY BLOW』はこの『SPECTRUM』のまんまパクリであるという噂さえある(笑
全曲インストゥルメンタルなので、全く一般向けではないので、やはりジャズ、フュージョンが好きな方や、トミー・ボーリンの真価を聞きたい人にお勧めです。
しかし、このサウンド、それほどマニアックではないと思いますよ。ジャズを聴かない一般のリスナーの方も、買うまではしなくとも、レンタルで聞いたら結構楽しめるんじゃないでしょうか。
かなりお勧めですよ♪
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ジャズに関する記事:
LADY DAY
参考
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Posted by 鷲谷 城州 at 12:03│Comments(0)
│音楽
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