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2005年10月12日

ベーシストという表現者

ベース
《令和5年5月19日更新》

月曜日、僕の友人であるベーシスト荻野目諒氏がボーカリスト津田和恵さんのバックとして出演しているライブを見に行った。


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その日はライブ後であまり話をする余裕がなく、あいさつ程度で、後日本人から話を聞いた。

彼の話は自己評価として(あくまで彼自身の演奏に対して)とにかく「甘い」ということを言っていた(本人は「甘い」という言葉自体「甘い」という感覚をもっているようだが)。

彼の話を聞いて、要は僕自身も、自分自身について「甘い」と感じる次第であった。


彼はベーシストとして「表現者」であるわけだから、彼の話は「表現」全体の話にまで広げられることだと思う。

つまり、「色」が必要だということ。「表現者」には強烈な「色」が必要。
とことん「自分」をつきつめろということだろうか?

表現者として他人の記憶にとどまるためには、よくも悪くも強烈に印象に残る「色」が必要で、それを磨くことは小手先のテクニックを磨くよりも数百倍難しい。

何しろ人は常に他人に影響を受けているから。

他人に影響を受けるのはすごくいいことだ。でも一介の表現者であるならば、「その人色」に染まってはいけないのだ。

核の部分に確固たる「自分」をもった上で、他人のよい部分だけを吸収する、という姿勢が必要だけど、それがうまくいかない。

この話は巷によくある「自分らしさ」や「自分探し」とはレベルが違う。

単に「自分らしさ」というだけであれば、別に薄いきれいなベージュ色とかでもその人らしければよいのだ。

しかし「表現」となると、薄い色では生き残れない。他人を染めてしまうくらいの強い色が必要。

そして、「強い色」であるからこそ、拒否反応や反発心、嫌悪感を抱く人も当然出てくる。それはしょうがない。人間だもの。

しかし、表現する側も人間なので、嫌悪感を抱かれれば当然傷つく。でも、強い色を出さなければ生き残っていけない。そこにジレンマがある。

自分を磨けば磨くほど、傷つく

ということである。

じゃあ、「表現」の道を選んだ人はなぜそんな自殺行為的な道を選んだのか。おそらく選ばずにいられなかった人たちばっかりだろう。

そこに「表現者」の心の闇が潜んでいるような気がする。これはアイロニーだ。

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Posted by 鷲谷 城州 at 23:26│Comments(0)バンド・創作活動
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