2019年11月22日
『いだてん』第39~40回―太平洋戦争の爪痕
photo by 写真AC
《令和5年11月15日更新》
皆さんこんばんは。
今回は今年の大河ドラマ『いだてん』第39~40回の感想です。
まずはあらすじ。
第39~40回のあらすじ
太平洋戦争(たいへいようせんそう)末期、東京(とうきょう)はたびたび空襲にさらされていた。そんな中、古今亭志ん生(森山未來)は兵士たちの慰問団(いもんだん)として満州(まんしゅう)に行くことになった。
そこで五りん(神木隆之介)の父小松勝(仲野太賀)と出会った。勝は志ん生の富久(とみきゅう)に文句をつけたあと、沖縄(おきなわ)へ派遣されるといって出ていった。
のち、志ん生は逃亡兵となったため沖縄へは行かずに済んだ勝と再会し、行動を共にする。大連(だいれん)に着いた一行はそこで敗戦を知る。そんな中、志ん生の富久を再び聞いた勝は走りたい衝動を抑えきれずに外へ飛び出していった。
時代は流れ、昭和34年(1959年)。田畑政治(阿部サダヲ)はオリンピックを再び東京に招致するために動いていた。
しかし、IOCで演説をするはずの北原秀雄(岩井秀人)が骨折をしたため、急遽平沢和重(星野源)に演説を依頼することになった。
戦前、嘉納治五郎(役所広司)を看取った平沢だったが、戦争を経て荒廃した日本を見て、すっかりオリンピック反対派に変わっていた。そんな平沢を説得しようと、田畑は戦後~現在までの話を聞かせるのであった。
ということで、
続きを読む