2019年11月06日
『いだてん』第37~38回―やっぱり出征はつらい
《令和5年8月14日更新》
皆さんこんばんは。
今回は今年の大河ドラマ『いだてん』第37~38回の感想です。
まずはあらすじ。
日中戦争(にっちゅうせんそう)が進んでいく中、河野一郎(桐谷健太)は東京(とうきょう)オリンピック中止論を叫ぶ。かつての弟子の暴論に怒りを覚えた金栗四三(中村勘九郎)は朝日新聞社に乗り込むが、すでにそこに河野はおらず、金栗は田畑政治(阿部サダヲ)に悔しさをぶつけるのであった。一方嘉納治五郎(役所広司)は田畑からオリンピックを中止にするよう言われるも、まったく聞かず、エジプト、カイロのIOC総会で東京でのオリンピック開催に疑問を呈す他国のIOC委員たちを説き伏せることに成功した。
日本国内の空気がどことなく暗くなる中、副島道正(塚本晋也)は東京オリンピック中止を決心した。田畑は悔しがるが、日本は日中戦争ばかりでなく、ついに真珠湾(しんじゅわん)攻撃によってアメリカとも戦争を始めるのであった。そんな中、りく(杉咲花)と祝言を挙げた小松勝(仲野太賀)に子供が生まれる。金治と名付けられたその子はのちに古今亭志ん生に弟子入りする五りん(神木隆之介)であった。幸せいっぱいの小松であったが、戦況は逼迫し、ついに徴兵(ちょうへい)されることが決定した…
ということで、
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