ドラえもん/のび太の創世日記

鷲谷 城州

2008年06月24日 14:24


Vinson Tan ( 楊 祖 武 )によるPixabayからの画像

今日は日本晴れで、かなり暑いですね。梅雨の中休みといったところでしょうか。

今回は、アニメ『ドラえもん』の1995年公開映画「のび太の創世日記」の感想です。

僕が『ドラえもん』の映画をリアルタイムで見ていたのは、「のび太の日本誕生」くらいまででしょうか(1989年作品)。その後、「アニマル惑星」(1990年)、「ドラビアンナイト」(1991年)、「雲の王国」(1992年)あたりまでは、テレビか何かで見た気がします。「アニマル惑星」はかなり好き。

で、今回の「創世日記」は初めて見たんですが、まぁ、たまにはドラえもんの映画でも見てみようということになって、どうせなら、僕が見たことないのにしよう、ということで、DVDをレンタルしてきたわけです。

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ストーリー(アマゾンより引用)
ドラえもんの1995年に公開された劇場用長編作品第15作目。夏休みの自由研究で、のび太は地球の進化を観察しようと“創世セット”で新しい地球を作る。すると、氷河期に自分とそっくりな少年・ノンビを見つけ、各時代のノンビの子孫を追いかけるが…。


ということですが、かなりスケールも大きく、ドラえもんの劇場版らしく、メッセージ性も強くて面白かったです。『ガンダム』のシリーズもそうですが、アニメであるにもかかわらず、大人が見ても耐えうる作りこみ方がしてあって、素晴らしいなと思います。

ですが、みなさんも述べていることですが、この作品は若干尻すぼみ気味。悪いやつらが現れて、全面戦争(今のご時勢、子供向け作品で全面戦争を描写するのは腰が引けると思いますが、戦争を描いた作品は、戦争賛美ではなくて、「反戦」がテーマになっているものが多いですよね)、もしくは、多少話し合いがこじれて解決かと思いきや、すんなり話し合いは解決。もうちょっと二転三転してほしかった。

ただ、この映画が公開されたのは1995年の3月で、この年の1月には阪神淡路大震災があり、映画中で登場する予定だった、大地震の描写をカットしたらしいので(これは、当然でしょう)、その後のストーリーも急遽手直ししたとか、そういうことがあったのかもしれません。

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ともかくも、全体的には面白かったです。
ドラえもんの映画版は、何でこんなに面白いんでしょうね。







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