ファミコンは我が家にぬるっとやってきた

鷲谷 城州

2020年05月12日 21:00


taya27muさんによる写真ACからの写真


皆さんこんばんは。
今回は今回は記事「ファミコンが当時の子供たちの生活を変えた①【出会い編】」についての所感です。

記事内容としては、
40代の筆者の方が新型コロナウイルス対策で外出自粛している際、ゲームに興じている子供たちを見て、自分がファミコンに夢中になったことを思い出した、という内容です。

筆者の方のファミコンとのなれそめや当時のエピソードがいろいろと書かれていて、共感できることも多々あり、僕のファミコン・エピソードも書いてみようかな、と思った次第です。

ということで、

<いつの間にか家にあったファミコン>


僕は上記ブログの筆者さんより少し若い世代でして、ファミコンが発売された昭和58(1983)年生まれなのであります。

物心ついたときにはすでにファミコンは存在していたのですが、まだ普及しきる前で、どの家庭にも必ずあるという時代ではありませんでした。

幼稚園の年中さんくらいのころでしょうかね。
友達や従兄弟の家に行くとファミコンがあって、『スーパー・マリオ・ブラザーズ』をやった記憶があります。

ファミコンそのものも特にほしいと思った記憶はないのですが、きっと「ほしい」と言っていたのでしょうね。

母親がファミコン反対派だったのでしばらく買ってもらえなかったのですが、父が母に黙って買って、隠れてやってたんですよ笑

家に帰ったらいつの間にかファミコンがあって、衝撃を受けました笑

というわけで、初期のソフト(=カセット)については「どれがいい?」なんて選ばせてもらったわけではなく、父親がやりたくて買ったカセットが数本ついてきました笑

それらのご紹介をしようかなと思っています。

<まずはド定番>



言わずもがな、かの名作『スーパー・マリオ・ブラザーズ』ですね。

当時すでに絶大な人気を勝ち取っていました。
「好き」というよりも「当たり前にそこにいる隣人」といった感じで、ファミコンのある家であればどの家に行ってもこのカセットは必ずありました。

当時ゲームソフトのターゲットは子供だったと思いますが、子供がやるにしては非常に難しいゲームです笑
(ゲーム制作側の目線からすると、難易度調整自体が非常に難しいようです)

小中学生ですら難しかったのに、当時幼稚園児だった僕らがうまくできるはずがありません笑

1面、2面など初期の面はもちろんクリアできるのですが、進んでいくと歯が立たなくなります。

しかしそれでも面白かったですね。

「ゲーム」をやれること自体が面白かったんでしょうね。

<高橋名人がテレビアニメになっていた?!>




続いてはかの有名な元ハドソン社員、高橋名人の名前を冠した『高橋名人のBugってハニー』です。

僕らの世代では有名なシリーズなのですが、『高橋名人の冒険島』シリーズの第2作目です。


※クリックで拡大します。

上記画面の①番のピンクの人が主人公の「ハニー」ちゃんです。
ミツバチをモチーフにした女の子のキャラクターなのですが、彼女を操って進んでいく横スクロール・アクションゲームが基本となっています。

画面上②が敵の人ですね。

で、ハニーちゃんはハート型の物体を発射することができ、それで敵を攻撃するのですが、画面上何もないところにそのハート弾が「当たる」ことがあります。

その「何か」に当て続けると、画面③のたまごが落ちてきます。

そのたまごを取ると画面が移行し、ピンボールゲームが始まります。

このピンボールゲームでブロックを壊すといろいろなアルファベットが落下してくるのですが、その中に一つだけ正解の文字があります。

他の文字を取らないで正解の文字だけを取って、ボールをゴールに入れるとそのピンボールの面はクリア。

アクション画面に戻って新たな「たまご」を探してピンボールの別の面をクリアして…

ということを繰り返して、必要なアルファベットがすべてそろうと1面クリアです。

2面ではハニーちゃんに代わって「高橋原人(高橋名人をもじったキャラ)」を操ります。

このゲーム、実はゲーム化の前にテレビアニメとして放送されていました。

上で少し触れた『高橋名人の冒険島』をテレビアニメ化したものがアニメ『Bugってハニー』だったのですが、それをゲーム化したのがこの作品なんです。

<大ヒット映画のゲーム化!>



1985(昭和60)年に大ヒットした映画『グーニーズ』をゲーム化した作品。

実はコナミが初めて映画をゲーム化した作品。

横スクロールアクションです。

※クリックで拡大します。

上掲画像の①番が主人公のマイキーです。

②は敵のネズミさん。

マイキーが「蹴り」でネズミさんを倒すと画面③の爆弾が現れます。

その爆弾を④の倉庫?的なものの前にもって行って爆発させるとその中にあるものが手に入ります。

画面では「」が出てきていますが、場合によっては捕まっていた仲間が出てきたりもします。

マイキーの攻撃は最初は「蹴り」だけなのですが、そのうち「パチンコ(娯楽のパチンコではなく、Y字型の柄にゴムをつけて、それで石などを発射する武器です)」が手に入るので、だいぶ楽になります。

このゲーム、映画をゲーム化したということで「クソゲー」臭がすごいと思うのですが、実は結構面白いです。

小学生のころはまって結構やりこみました笑
(内容は映画とはかけ離れていますが笑)

<昭和の時代に教育ゲーム?!>



最後になります。

今でこそ「脳トレ」とか「クイズ」とか、いわゆる「教育ゲーム」は割と当たり前になっていますが、実はこのジャンル、ファミコン発売当初の昭和58(1983)年から存在していたんですね。

内容は、マリオをさんざん苦しめる悪役として誕生したドンキーコングが、子供たちである「ドンキーコングJR.」に算数のお題を出し、プレイヤーは「JR.」を操って正解を出す、というゲームです。



※クリックで拡大します。

画面①番がパパであるドンキーコングが出したお題。

画面では「+18」と書いてあるので正の数の18を作ればクリアです。

画面は2プレイヤーの対戦モードになっていますので、先に18を作った方が勝ちとなります。
(②が1コン(※)、③が2コンのプレイヤーです)

※ファミコンはコントローラーが2つ付いていて、コントローラー1を略して「1コン(ワンコン/イチコン)」、コントローラー2を「2コン(ツーコン)」と言います。

では、どうやって「18」を作るのかというと、JR.を動かしてまず④番のような数字を取ります。

そして必要に応じて⑤のような四則演算の記号を取り、数字を取り…ということを続けて「18」を作ります。

画面でいうと、1プレイヤー(左側)はすでに「3」を取っていますので、「×」の記号を取って「6」を取れば早いですかね。
(3×6=18)

このゲームも幼稚園児の当初はゲームの操作はかろうじてわかったものの、そもそも「算数」がわからなかったので何をしていいのかわかりませんでした。

小学生になってからやりこんだ感じですね笑

関連記事:
ドンキーコングJr.の算数遊び

こんな感じで、ファミコンのなつかしさについ冗舌になり、長い記事となってしまいました笑
久々にやりだすとはまりそうなので、ほどほどにしておきます笑

今回は以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

関連記事:
『F-ZERO』の音楽の良さを改めて実感した

関連記事:
ロックマン2

参考
きたへふ(Cチーム)のブログ
「クルクルランド」について
レトロゲームの逆襲
「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」について
ようよう日記

↓久々にファミコンをやってみたいなと思った方は下記リンクから情報収集してみてください!







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