Coffee, Cigarettes & Music
北中正和『ロック スーパースターの軌跡』
鷲谷 城州
2008年08月17日 17:32
obBilder
による
Pixabay
からの画像
こんにちは。
今回は音楽評論家の
北中正和
氏の著書『
ロック スーパースターの軌跡
』についての感想です。
この本を読んだのは高校生のときで、確か家の本棚にあったのを引っ張りだしてきたんだと思います。
1950年代から80年代のロック史について書いてある本。
1960年代に活躍したThe Beatlesに興味のある方は、下記リンクをクリックしてください:
きたやまおさむ『ビートルズ』
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LET IT BE
↓こちらの本について書いています。
ロック (講談社現代新書 (776))
網羅しているのは
エルヴィス・プレスリー
、
チャック・ベリー
、
キャロル・キング
、
ニール・セダカ
、
ビートルズ
、
ローリング・ストーンズ
、
ボブ・ディラン
、
セクス・ピストルズ
(単語制限のため、「ッ」を省略)、
マイケル・ジャクソン
、
ブルース・スプリングスティーン
などのそうそうたるロック・スターや、ロックンロールの誕生、ビート族、『アメリカン・グラフィティ』時代、ビートルズ・ブーム、モータウン、ウッドストック、カントリー・ロック、ブリティッシュ・ロック、クロスオーバー、ディスコ・ブーム、パンク、レゲエ、ニューウェイブ、MTVなどのさまざまなムーブメントやジェネレーション。
どれもこれもロック史を語る上で欠かすことができない要素で、30年間の流れがわかりやすく書いてあります。
ロック関連の記事:
歌で泣くことはある
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新アレンジ完成!(Wasted Flight【Hatsune Miku Ver.】)
僕が読んだ当時は基礎知識が全然なかったので、そうそうたるスーパースターのことが書いてあることに心が躍りましたが、「ロック史」という観点からは読めていなかった。
ただ、上にも書いたように「ロック史」に欠かせないアーティストが網羅されているので、「ロック史」の入門編にはかなりお勧めだと思います。
「ロック史」に興味がある方だけでなく、自分の聞いている音楽のルーツを探りたいとか、オールディーズを聞きたいけどどんなバンドを聞いたらいいのかわからない、という方はこの本を参考にするとよいかも。
参考
ロック (講談社現代新書 (776))
人類猫化計画
退屈男と本と街
※
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