あの頃のペニー・レインと

鷲谷 城州

2007年04月01日 17:55


Jill WellingtonによるPixabayからの画像


レンタル屋にある映画を「あいうえお」順に片っ端から見ていた時期があって、その頃に大当たりした映画が、『あの頃のペニー・レインと』。


物語に描かれた時代の代表的ロックバンドについて知りたい方は、下記リンクをクリックしてください:
AEROSMITH × LED ZEPPELIN

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↓こちらの映画について書いています。

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ストーリー
15歳で『ローリング・ストーン』誌の記者に抜擢された主人公は、大物バンドのツアーに同行することとなり、そこでの数多の事件や、グルーピーの少女への恋などをつづった甘酸っぱい青春物語。

この映画の何がすごいかというと、1970年代の大物バンドのツアーの様子を描いた点である。
監督のキャメロン・クロウはジャーナリストとしても活躍していたそうで、この映画は彼の自伝的作品だそうです。
ということは、多少の誇張もあろうが、この映画で描かれている70年代バンドのツアーの様子はかなり現実に近いのではないのだろうか。


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70年代大物バンドのツアーといえば、今や伝説と化している。
グルーピーをはべらせ、ドラッグやアルコールでべろんべろんになり、破壊行為、メンバーとのケンカ、挙句の果てに、自殺未遂など。

今となってはこれらの伝説は「そりゃ嘘だろう」とか、大物に見せるための誇張だろう、と思ってしまうのだが、彼らの大半の伝説は事実に近いようだ。
(ちなみにこの映画には出てこないが、LED ZEPPELINのドラマー、ジョン・ボーナムの伝説として、ホテルの窓からテレビを投げたり、ホテルの廊下をハーレーで暴走したりという話があるが、それも本当らしい。彼らの東京公演のときに目撃者がいたそうだw)

70年代ロックに対する哀愁と、少年時代の甘酸っぱい思い出をブレンドした、ロックファンにはたまらない映画です。
また、バンドのメンバーと少年記者との友情を描いた作品でもあるので、ロックファンじゃない方も結構楽しめると思います♪

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