あの頃のペニー・レインと
ストーリー
15歳で『ローリング・ストーン』誌の記者に抜擢された主人公は、大物バンドのツアーに同行することとなり、そこでの数多の事件や、グルーピーの少女への恋などをつづった甘酸っぱい青春物語。
この映画の何がすごいかというと、1970年代の大物バンドのツアーの様子を描いた点である。
監督のキャメロン・クロウはジャーナリストとしても活躍していたそうで、この映画は彼の自伝的作品だそうです。
ということは、多少の誇張もあろうが、この映画で描かれている70年代バンドのツアーの様子はかなり現実に近いのではないのだろうか。
1970年代の音楽に言及している記事:
ポータブルレコードプレイヤーをもらった
同関連記事:
歌で泣くことはある
同関連記事:
特撮『綿いっぱいの愛を!』
70年代大物バンドのツアーといえば、今や伝説と化している。
グルーピーをはべらせ、ドラッグやアルコールでべろんべろんになり、破壊行為、メンバーとのケンカ、挙句の果てに、自殺未遂など。
今となってはこれらの伝説は「そりゃ嘘だろう」とか、大物に見せるための誇張だろう、と思ってしまうのだが、彼らの大半の伝説は事実に近いようだ。
(ちなみにこの映画には出てこないが、LED ZEPPELINのドラマー、ジョン・ボーナムの伝説として、ホテルの窓からテレビを投げたり、ホテルの廊下をハーレーで暴走したりという話があるが、それも本当らしい。彼らの東京公演のときに目撃者がいたそうだw)
70年代ロックに対する哀愁と、少年時代の甘酸っぱい思い出をブレンドした、ロックファンにはたまらない映画です。
また、バンドのメンバーと少年記者との友情を描いた作品でもあるので、ロックファンじゃない方も結構楽しめると思います♪
※twitterや
関連記事