2021年03月04日
『麒麟がくる』第40回―松永弾正の茶器
《令和5年9月24日更新》
皆さんこんばんは。
今回は令和2年の大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』第40回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。
まずはあらすじ。
第40回のあらすじ
天正(てんしょう)5年(1577年)、明智十兵衛光秀(長谷川博己)、佐久間右衛門尉信盛(金子ノブアキ)らとともに本願寺(ほんがんじ)を攻めていた松永弾正久秀(吉田鋼太郎)が突如戦線から逃亡した。
織田(おだ)家は騒然となった。
京(きょう)に戻った十兵衛は伊呂波太夫(いろはだゆう)(尾野真千子)から文を受け取り、太夫の下を訪れた。
そこにいたのは松永久秀であった。
久秀は名器“平蜘蛛(ひらぐも)”を太夫に預け、「もし自分が死んだらこれを十兵衛に譲る」という。
久秀は前右大将織田信長(染谷将太)に謀反(むほん)を起こす気であった。
十兵衛は結局久秀の謀反を止めることができず、信長の嫡子(ちゃくし)・秋田城介信忠(井上瑞稀)を総大将とした軍に加わり、久秀の居城(きょじょう)・信貴山(しぎさん)城を攻めた。
不本意ながら久秀を討伐した十兵衛は、信長に呼ばれ安土(あづち)城を訪れた。
そこで“平蜘蛛”の行方を訊かれるが、つい「知らない」と答えてしまう。
信長は羽柴筑前守秀吉(佐々木蔵之介)の忍びによる情報で、十兵衛が久秀から“平蜘蛛”を受け取っていたことを知っていたのだ。
「十兵衛が初めて嘘をついた」と不信感を覚える信長であった。
ということで、
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