2020年12月26日
『麒麟がくる』第32回―森可成とは?
《令和5年10月5日更新》
皆さんこんばんは。
今回は令和2年の大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』第32回に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。
まずはあらすじ。
第32回のあらすじ
「金ヶ崎の退き口(かねがさきののきぐち)」で殿軍(しんがり)を務めた明智十兵衛光秀(長谷川博己)は、将軍家(しょうぐんけ)・足利権大納言義昭(滝藤賢一)の下に報告に訪れていた。
そこで、織田弾正少忠信長(染谷将太)が心配で3日眠れなかった、という摂津掃部頭晴門(片岡鶴太郎)に対して、それほど早く「信長の危機」を知ることができたということは、やはり浅井(あざい)家の裏切りを知っていたのでは?裏切りでは?と指摘する十兵衛に、晴門は狼狽(ろうばい)する。
鉄砲を増やす必要性を感じた信長は、十兵衛と木下藤吉郎秀吉(佐々木蔵之介)に堺(さかい)にて鉄砲の買い付けを依頼する。
そこで十兵衛は松永弾正久秀(吉田鋼太郎)と対立する筒井順慶(駿河太郎)と会い、信長との会見を約束する。
その後、姉川(あねがわ)の戦いで信長は十兵衛の買い付けた鉄砲を利用して浅井・朝倉(あさくら)連合軍に圧勝する。
合戦後、信長は三好三人衆(みよし・さんにんしゅう)を討つため摂津(せっつ)に出陣するが、そこで本願寺(ほんがんじ)勢の攻撃にさらされ、一緒に出陣していた義昭の手紙で和議(わぎ)に持ち込む。
同時に浅井・朝倉軍が近江(おうみ)・宇佐山(うさやま)城になだれ込み、弟・織田九郎信治と家臣・森三左衛門可成を失う。
信長は、比叡山が浅井・朝倉方としてこの戦いに加担したことを知り、激怒するのであった。
ということで、
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