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2020年04月30日

『麒麟がくる』第11~12回―なぜ朽木谷か?/信長家臣団の萌芽

高島市 白髭神社
《令和5年11月21日更新》

皆さんこんばんは。
今回は今年の大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』第11~12回)に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
※記事下部に人物の読み仮名をのせています。

【『麒麟がくる』の楽しみ方】
・第1~2回―当時の三傑と明智家/リアルな戦の描写 ・第3~4回―美濃の情勢/織田家の状況
・第5~6回―当時の京都の情勢 ・第7~8回―尾張国内の政治情勢/当時の三河情勢
・第9~10回―土岐一族とは/織田家の血縁関係


大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!

まずはあらすじ。



第11~12回のあらすじ


織田弾正忠信秀(高橋克典)が弱っているという噂の真偽を確かめるべく、知多(ちた)半島を次々と制圧する今川(いまがわ)家。

信秀は斎藤山城守利政(本木雅弘)に援軍を要請するが、山城守は援軍を断る

その断りの使者として信秀の嫡男(ちゃくなん)・三郎信長(染谷将太)を訪れる明智十兵衛光秀(長谷川博己)は、帰蝶(きちょう)(川口春奈)と信長よりある依頼を受ける。

それは、将軍家(しょうぐんけ)足利義輝(向井理)へ和議(わぎ)の調停を依頼することであった。

十兵衛は京(きょう)に向かったが、京は義輝と仲違いした三好筑前守長慶(山路和弘)の警戒により、簡単に入ることができなくなっていた

近江(おうみ)で立往生する十兵衛だったが、そこで偶然細川与一郎藤孝(眞島秀和)と出会い、琵琶湖(びわこ)西岸にある朽木谷(くつきだに)にいる義輝のもとに向かうのであった。

十兵衛の尽力で今川家と和議を結ぶことができた信秀。

しかし、命の炎は今にも燃え尽きようとしていた。
信秀は嫡男・信長とその同母弟・勘十郎信勝〔信行〕(木村了)を呼び出し、末盛(すえもり)城を信勝に譲るという。

その裁定に納得のいかない信長だったが、帰蝶の機転に救われる

一方、十兵衛は同じ土岐(とき)の一族である妻木(つまき)家の娘・煕子(ひろこ)(木村文乃)を正室(せいしつ)に迎えた

稲葉山(いなばやま)城の斎藤山城守は守護(しゅご)・土岐美濃守頼芸(尾美としのり)から自慢の鷹を譲りうけ、上機嫌であった。
しかし、飛び立ったその鷹の爪が近習(きんじゅう)の腕に食い込むや否や、近習は倒れて死んでしまった

爪に毒が塗ってあったのである。

そのことで激怒した山城守は頼芸を討つ、といきり立った。

ということで、
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Posted by 鷲谷 城州 at 21:00Comments(4)テレビ