2020年04月14日
『麒麟がくる』第9~10回―土岐一族とは/織田家の血縁関係
《令和5年10月6日更新》
皆さんこんばんは。
今回は今年の大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』第9~10回)に関しての楽しみ方を解説したいと思います。
大河ドラマを見てみたけれど、歴史もよくわからないし、どう楽しんでいいのかわからない。
歴史には興味あるけど、自分では積極的に勉強する気になれない、という方必見です!
※記事下部に武家や公家の人物名の読み仮名を載せています。
【『麒麟がくる』の楽しみ方】 | |
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・第1~2回―当時の三傑と明智家/リアルな戦の描写 | ・第3~4回―美濃の情勢/織田家の状況 |
・第5~6回―当時の京都の情勢/具体的な京都の勢力模様 | ・第7~8回ー尾張国内の政治情勢/当時の三河情勢 |
まずはあらすじ。
第9~10回のあらすじ
織田信長(染谷将太)との祝言(しゅうげん)のため那古野(なごや)城にて控えていた帰蝶(きちょう)(川口春奈)だが、信長は一向に現れない。
夜が明けて、戻ってきた信長はボロボロの服装で、池にいた化け物退治に行っていたという。
信長と帰蝶は末盛(すえもり)城を訪れ、父信秀(高橋克典)に伺候(しこう)した。
信長は父へ、祝いの品ということである箱を渡した。
その箱の中身は三河岡崎(みかわ・おかざき)城主、松平広忠(浅利陽介)の首であった。
その首を見て、「今は今川(いまがわ)と戦をする時機ではない」と激怒する信秀に、信長は悔し涙を流した。
一方の明智十兵衛(長谷川博己)は米を運ぶため妻木(つまぎ)城を訪れていた。
そこには幼馴染で妻木(つまき)氏の娘である煕子(ひろこ)(木村文乃)がおり、幼いころの美しい思い出を思い出すのであった。
三河安城(あんじょう)城を落とした今川勢は城将(じょうしょう)織田信広(佐野泰臣)を生け捕りにした。信広は信長の異母兄(いぼけい)で、今川勢は信広と、松平(まつだいら)家の御曹司(おんぞうし)竹千代(たけちよ)(岩田琉聖)との交換を要求してきた。
竹千代が今川方の手に渡ったら松平氏が完全に今川方に属することになり、そうなったら一大事。
斎藤山城守利政(本木雅弘)の命で十兵衛は尾張(おわり)に向かった。
那古野城にて信長と将棋を打つ竹千代。
信広と竹千代の人質交換の提案に揺れる織田(おだ)家であったが、竹千代は敵方である今川家に人質に行き、敵の様子を具(つぶさ)に見てきたいと信長に申し出るのであった。
ということで、
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