2019年09月03日
『いだてん』第29~30回―戦前のメダルラッシュ
《令和5年5月10日更新》
皆さんこんばんは。
今回は今年の大河ドラマ『いだてん』第29~30回の感想です。
まずはあらすじ。
昭和7(1932)年、日本が戦争へと突き進んでいく中、日本のオリンピック選手団はアメリカ、ロサンゼルスに到着した。歓迎されつつも差別的な態度をとるアメリカ人がいる中で練習する日本水泳勢。そんな中、田畑政治(阿部サダヲ)はやはり高石勝男(斎藤工)を競技には出さないという。松澤一鶴(皆川猿時)に問い詰められた政治は、日本を明るくするためには絶対に勝たなくてはいけないと言う。高石は結局選手選考で宮崎康二(西山潤)に敗れるが、政治はそんな高石に「ありがとう」と声をかける。
いよいよロサンゼルスオリンピックが始まり、日本水泳勢は次々と競技を制覇し、金メダルを獲得していく。そんな中、800m自由形リレーを目前にして期待の大横田勉(林遣都)は腹痛により出場することができなくなってしまう。弱気の虫に憑りつかれ、高石を競技に出さないと宣言した罪悪感も相まって政治は高石をリレーに出そうと言い出す。しかし、松澤の一言で高石の出場は取りやめになり、切なさの残る中選手たちは800mリレーでも金メダルを取るのであった。
ということで、
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